平成12年1月30日

[流れ星]

    第44回数学的な応募問題

 <解答募集期間:1月30日〜2月13日>

[正2n角形]

1月31日に、「sambaGREEN」さんから、『「正n角形」となっていますが,例をみると,「正2n角形ですね」正2n角形として,解答します。』とご指摘がありましたので、修正しました。

 太郎さんは、円に内接している正2n角形を描いています。この図形の頂点をn組のペアに分ける方法の中で、

それぞれのペアを結ぶn本の線分が互いに交わらないように分ける方法を考えてみました。

この分け方の方法をf(n)としたとき、次の問題に答えてください。

 ただし、f(0)=1, f(1)=1と便宜上します。

また、n=2ときは参考に図に書いておきます。ここから、f(2)=2になっています。

問題1:n=3,4のとき、f(n)を求めてください。

問題2:f(n)の漸化式を作って、一般項f(n)をnで表してください。

 太郎さんは、早速、正6角形や。正8角形を描いて考えてみようと思っています。

NO1 <sambaGREEN>さんからの解答 1/31 0時47分受信、 2/4 更新   

「正n角形」となっていますが,例をみると,「正2n角形ですね」

正2n角形として,解答します。

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【問題1】

n=3のとき,6個の頂点に1〜6の番号をふると,1と結べるのは,2,4,6。

 2,6と結ぶとき,2通り。 4と結ぶとき,1通り。

 f(3)=2+1+2=5

n=4のとき,8個の頂点に1〜8の番号をふると,1と結べるのは,2,4,6,8

 2,8と結ぶとき,f(3)通り。 4,6と結ぶとき,f(1)*f(2)通り。

 f(4)=f(3)*2+f(2)*f(1)*2=5*2+2*1*2=14

【問題2】

2n個の点に1から2nまで番号をつけます。1と結べるのは2i(i=1〜n)

1と2iを結んだとき,残りの頂点は,2(i-1)個と2(n-i)個に分けられるので,

f(n)=f(0)*f(n-1)+f(1)*f(n-2)+・・・+f(i-1)*f(n-i)+・・・+f(n-2)*f(1)+f(n-1)*f(0)

f(n)はカタラン数。よって,f(n)=2nCn/(n+1)

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【追伸】

ヒントが大き過ぎました(私にとっては)。

私が,「水の流さん」を知ったのは,青木先生の「数学の部屋」です。

恥ずかしながら,それまで,「カタラン数」についてあまり知らなかったのです。

「カタラン数についての研究レポート」を読ませていただいたのが,

HPにお邪魔させていただくきっかけでした。というわけで,

私の脳の中では,「水の流れさん」≡「有名な数列」≡「カタラン数」です。ハイ。

<水の流れ> 2月4日記入

光栄なお言葉ばかりでして、嬉しいかぎりです。読者の皆さんはありがたいです。感謝します。

これからの、張り切って応募問題を連載していきます。次回は、大統領選挙を考えています。

NO2<ch3cooh>さんからの解答 2/3 16時53分受信、 2/4 更新

極めて短い解答ですが、答えは 第36回の応募問題「"大縄跳び"」の問題と同じ値となります。

考え方として、正2n角形のある一点に注目し、その隣の点で円上から

直線に展開すると、"線が交わらない"という条件が一致するからです。

一般項は・・・ 以前の問題で苦労した後に(漸化式は憶えてますが)忘れました       

    <自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp

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