平成13年5月26日

[流れ星]

        第75回数学的な応募問題

          <解答募集期間:5月16日〜5月31日>

[無限級数の値]

太郎さんは、WOLFRAM社の数式ソフト「Mathematica Versin4」を持っています分からないままに、時間をみながら、使っていましたところ、次のような無限級数の値を瞬時に求めてくれましたが、
いつも通り、答えに至るまでの過程が全然わかりません。皆さん、教えてください。

問題1:s=1のとき、無限級数Sの値
問題2:s=1+1+1+・・・+1 のとき、無限級数Sの値
問題3:s=1+2+3+・・・+n のとき、無限級数Sの値
問題4:s=1+2+3+・・・+n2 のとき、無限級数Sの値
問題5:s=1+2+3+・・・+n3 のとき、無限級数Sの値
問題6:s=1+2+3+・・・+n4 のとき、無限級数Sの値
・・・・・・

 太郎さんは、早速、過去の大学入試に同じような問題がなかったか調べようと、思っています。

NO1<やぎ>5月17日14時44分受信 更新26日
『こんにちは。ねこです。ちょっとMuPADで検証してみたところ、次のような関係がありそうです。
s(n,k) = 1^n + 2^n + ・・・ + k^n とすると、
Σ_(k=1..∞) {s(n,k)}/{2^k} = 2Σ_(k=1..∞){k^n}/{2^k}
Σ_(k=1..∞){k^n}/{2^k} の値は数列サイトにあり、
Sequence: 1,2,6,26,150,1082,9366,94586,1091670,14174522,204495126,
3245265146,56183135190,1053716696762,21282685940886,
460566381955706,10631309363962710,260741534058271802,
6771069326513690646
Name: Necklaces of sets of labeled beads.
References D. E. Knuth, personal communication.
J. D. E. Konhauser et al., Which Way Did the Bicycle Go?, MAA 1996, p. 174.
Links: INRIA Algorithms Project, Encyclopedia of Combinatorial
Structures 99
E. W. Weisstein, Link to a section of The World of Mathematics.
Formula: Expansion of -ln(2 - e^x); also of exp(x)/(2-exp(x)).
a(n) = Sum {from k=1 to infinity} k^n/(2^k); a(n) = 1 + Sum {from j=0 to  n-1} C(n,j) a(j); number of combinations of a Simplex lock having n buttons.
a(n) = round[n!/ln(2)^(n+1)] (at least for n <= 15) - Henry Bottomley (se16@btinternet.com), Jul 04 2000 
Maple: spec:=[ B, {B=Cycle(Set(Z,card>=1))}, labelled ];
[seq(combstruct[count](spec, size=n), n=0..20)];
Mma: a[ 0 ] = 1; a[ n_ ]: = (a[ n ] = 1+Sum[ Binomial[ n,k ] a[ n-k ],{k,1,n} ]) とのことです。』
<<水の流れ:コメント>s(n,k) = 1^n + 2^n + ・・・ + k^n への拡張を意識していましたが、こんな数列になっているとは思っていませんでした。また、明日、Mathematica に行ってみます。ありがとうございました。

<こんにちは。ねこです。>5月18日8時28分受信 

失礼しました。
分母の2の指数が一つ間違えていました。
したがって、
Σ_(k=1..∞) {s(n,k)}/{2^(k-1)} = 4Σ_(k=1..∞){k^n}/{2^k}
となり、結果があっているようですね。

この関係式の証明は大変でしょうか・・・

NO2<やぎ>5月22日0時55分受信 更新26日
寄せられた「八木」さんんの解答です。
 第75回 問題の解答を送ります。

 
添付のプログラムとUBASICがあればkが100でも500でも求まります。
問題を題意の通りにプログラム化して、計算を有限の項数で打ち切っても収束が良いのでK=100ぐらいまでは楽にもとまります。
 
添付のプログラムは後者のプログラムに対して高々20倍程度しか早くありません。
        第 75回 問題の解答

     r=1/2                              
=1+(1+2)r+(1+2+3)r+(1+2+3+4)r3 +   ---- (1)
rS=    r+(1+2)r + (1+2+3)r3  + ----------  (2)
(1)−(2)  (1−r)S=1+2r+3+43 +-----      (3) 
(3)の両辺にrをかけると
        r(1−r)S=r+22+33+44 +----      (4)
∴        S=(r+22+33+44 +----)/(r(1−r))  (5)
(5)式にr=1/2 を代入すると(6)式となる
=4(r+22+33+44 +----)  (6) 
=(r+22+33+44 +----) とすると (ただし r=1/2)
は次のような法則で計算できそうです。
F2=2^2+1*2=6
F3=2^3+4*2^2+2=26
F4=2^4+11*2^3+11*2^2+2=150
− − −
2のべき乗の係数は次のようになる。

    k=2             1    1

k=3           1    4    1

k=4           1   11   11   1

k=5         1   26    66    26     1

k=6          1      57  302   302     57     1

k=7     1    120  1191   2416    1191    120  1

 

パスカルの三角形に似たこの数列の作成法則は次のようである。
k=5からk=6を作る場合について説明する。

 

k=5         1       26        66       26       1

 


     1          5    2          4   3          3    4          2    5          1 

 


k=6    1          57       302        302         57         1

 

例えば k=6の左から3番目の 302 は 26*4+66*3 と計算する。
同様にすればkを順次大きくした場合の係数が求まる。
次に、例えばK=5の場合の各係数は次のような法則によっても計算できそうである。
左より順に

1^k  = 1

2^k−1^k*6 = 26

3^k−2^k*6+1^k*15 = 66

4^k−3^k*6+2^k*15−1^k*20 = 26

5^k−4^k*6+3^k*15−2^k*20+1^k*15  = 1

 

1  6  15  20   等の係数は2項係数です。
最後の方法をプログラムにすると次のようになる。
REM MUGENSUURETU
20  FOR N=1  TO  20 S2 = 0

40    FOR  R=0  TO  N−1 S=0
60    FOR  T=0 TO  R 
     F=(−1)^T * (R+1−T)^N * !(n+1)/!(T)/!(N+1−T)
     S=S+F

90     NEXT T
100    F2 = 2^(R+1)* S :S2=S2+F2:s2=INT(S2+0.1)
110    NEXT  R
120   PRINT  N,s2
130   NEXT  N
140   END
問題の解答はこの計算で得られたs2を4倍する。
!(n+1)は(n+1)!であり階乗関数がシステムにない場合はサブルーチンで作成してください。

 

NO3<浜田>5月24日9時24分受信 更新26日
最初に,

 補題1

  f()=Σ(1kn)はnの(i+1)次式である(iは非負整数).

を証明する.

 i).i=0のとき,

  f()=Σ(1kn)1=n

はnの1次式なので,成立する.

 ii).i≦j(j≧0)のとき,f()=Σ(1kn)はnの(i+1)次式であると仮定する.

  (k−1)j+2=Σ(0rj+2)j+2j+2−r(−1)

         =kj+2+Σ(1rj+2)j+2j+2−r(−1)

から,

  kj+2(k−1)j+2=−Σ(1rj+2)j+2j+2−r(−1)

 k=1,2,3,……,nを代入し,辺々を加えると,

  nj+2=−Σ(1rj+2)j+2(−1)Σ(1kn)j+2−r

      =−Σ(1rj+2)j+2(−1)j+2−r()

      =(j+2)j+1()−Σ(2rj+2)j+2(−1)j+2−r()

  ∴fj+1(){j+2+Σ(2rj+2)j+2(−1)j+2−r()}(j+2)

 故にfj+1()はnの(j+2)次式である.

 i).ii).から,補題1は証明された.

 

 

 次に,

 補題2

  lim(n→∞)(nの高々[(n+1)/2]次式)/2=0

を証明する.

 a,b,cを実数とする.nは十分大きい自然数と考えてよいので,

  0≦|an+b|/2

   =|an+b|/Σ(1kn)

   ≦|an+b|/()

   =|an+b|/{1+n+n(n−1)/2}

   =|a+b/n|/{1/n+1+(n−1)/2}

   →0(n→∞)

  ∴lim(n→∞)(an+b)/2=0

 同様に,

  0≦|an+bn+c|/2

   ≦|an+bn+c|/()

   =|an+bn+c|/{1+n+n(n−1)/2+n(n−1)(n−2)/6}

   =|a+b/n+c/n|/{1/n+1/n+(1−1/n)/2+(1−1/n)(n−2)/6}

   →0(n→∞)

  ∴lim(n→∞)(an+bn+c)/2=0

 他の場合も同様に証明できる.

 

 

 次に,

  Ti,n=1+2(1/2)+3(1/2)+……+n(1/2)n−1(iは非負整数)……(1)

において,

  Tlim(n→∞)i,n

を求める.

 (1)から,

  (1/2)i,n=0+1(1/2)+2(1/2)+……+(n−1)(1/2)n−1+n(1/2) ……(2)

 (1)(2)を計算すると,

  (1/2)i,n(−0)(−1)(1/2)(−2)(1/2)+……+{(n−1)}(1/2)n−1−n(1/2)

  ∴Ti,n=2[Σ(1kn){(k−1)}(1/2)k−1−n(1/2)]

      =2[Σ(1kn){−Σ(1ri)i−r(−1)}(1/2)k−1−n(1/2)]

      =2{−Σ(1ri)(−1)Σ(1kn)i−r(1/2)k−1−n(1/2)}

      =2{−Σ(1ri)(−1)i−r,n−n/2}

 つまりTi,nは,帰納的にT0,n〜Ti−1,nから求めることができる.

  T0,n=1+1/2+(1/2)+……+(1/2)n−1

     {1−(1/2)}(1−1/2)

     =2{1−(1/2)}

  ∴Tlim(n→∞)0,n

     =2

  T1,n=1+2(1/2)+3(1/2)+……+n(1/2)n−1

     =2(0,n−n/2)

  ∴Tlim(n→∞)1,n

     lim(n→∞)(0,n−n/2)

     =2(−0)

     =2・2

     =4

  T2,n=1+2(1/2)+3(1/2)+……+n(1/2)n−1

     =2{−Σ(1r2)(−1)2−r,n−n/2}

     =2(2T1,n−T0,n−n/2)

  ∴Tlim(n→∞)2,n

     lim(n→∞)(2T1,n−T0,n−n/2)

     =2(2T−T−0)

     =2(2・4−2)

     =12

  T3,n=1+2(1/2)+3(1/2)+……+n(1/2)n−1

     =2{−Σ(1r3)(−1)3−r,n−n/2}

     =2(3T2,n−3T1,n+T0,n−n/2)

  ∴Tlim(n→∞)3,n

     lim(n→∞)(3T2,n−3T1,n+T0,n−n/2)

     =2(3T−3T+T−0)

     =2(3・12−3・4+2)

     =52

  T4,n=1+2(1/2)+3(1/2)+……+n(1/2)n−1

     =2{−Σ(1r4)(−1)4−r,n−n/2}

     =2(4T3,n−6T2,n+4T1,n−T0,n−n/2)

  ∴Tlim(n→∞)4,n

     lim(n→∞)(4T3,n−6T2,n+4T1,n−T0,n−n/2)

     =2(4T−6T+4T−T−0)

     =2(4・52−6・12+4・4−2)

     =300

  T5,n=1+2(1/2)+3(1/2)+……+n(1/2)n−1

     =2{−Σ(1r5)(−1)5−r,n−n/2}

     =2(5T4,n−10T3,n+10T2,n−5T1,n+T0,n−n/2)

  ∴Tlim(n→∞)5,n

     lim(n→∞){5T4,n−10T3,n+10T2,n−5T1,n+T0,n−n/2}

     =2{5T−10T+10T−5T+T−0}

     =2(5・300−10・52+10・12−5・4+2)

     =2164

 

 

 問題mの答をMとする.

 また問題2において,

  1+1+1+……+1=n

と解釈する.

 問題1において,

  M=Σ(1n≦∞)1/2n−1

    =Σ(1n≦∞)(1/2)n−1

    =1/(1−1/2)

    =2 ……()

 

 

 次に問題m(m≧2)において,

  M=Σ(1n≦∞)Σ(1kn)m−2/2n−1

 部分和を

      Mm,n=1m−2(m−2+2m−2)(1/2)(m−2+2m−2+3m−2)(1/2)+……+   (m−2+2m−2+3m−2+……+nm−2)(1/2)n−1 ……(3)

とすると,

  (1/2)m,n=           1m−2(1/2)+     (m−2+2m−2)(1/2)+……+{m−2+2m−2+3m−2+……+(n−1)m−2}(1/2)n−1(m−2+2m−2+3m−2+……+nm−2)(1/2) ……(4)

 (3)(4)を計算すると,

  (1/2)m,n=1m−2+2m−2(1/2)+3m−2(1/2)+……+nm−2(1/2)n−1−fm−2()(1/2)(fm−2()はnの(m−1)次式)

  ∴Mm,n=2{m−2,n−fm−2()/2}

  ∴Mlim(n→∞){m−2,n−fm−2()/2}

     =2Tm−2

 m=2のとき,

  M=2T

    =2・2

    =4

 m=3のとき,

  M=2T

    =2・4

    =8

 m=4のとき,

  M=2T

    =2・12

    =24

 m=5のとき,

  M=2T

    =2・52

    =104

 m=6のとき,

  M=2T

    =2・300

    =600

 m=7のとき,

  M=2T

    =2・2164

    =4328

 ・・・

NO4<清川(kiyo)>5月26日3時49分受信 更新28日

1回目『いつもお世話になっています。kiyoです。係数がパスカルの三角形になっているのですね。
         ×2      ×2
ΣN^1     2      4       8      1 1
ΣN^2      6      12     24      1 2 1
ΣN^3     26     52     104      1 3 3 1
ΣN^4     150     300     600   1 4 6 4 1
ΣN^5    1082    2164    4328   1 5 10 10 5 1
ΣN^6    9366    18732   37464  1 6 15 20 15 6 1
2
2*4-2=6
3*12-3*4+2=26
4*52-6*12+4*4-2=150
5*300-10*52+10*12-5*4+2=1082
6*2164-15*300+20*52-15*12+6*4+2=9366
プログラムを組んで点検してみました。
 REM 無限級数の値
 DIM S(1000)
 REM 問題1
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=1
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題2
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=I
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題3
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=I*(I+1)/2
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題4
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=I*(I+1)*(2*I+1)/6
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題5
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=((I^2)*(I+1)^2)/4
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題6
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=I*(I+1)*(2*I+1)*(3*I^2+3*I-1)/30
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題7
 FOR I=1 TO 1000
  LET S(I)=(I^2)*((I+1)^2)*(2*I^2+2*I-1)/12
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 REM 問題8
 FOR I=1 TO 1000   LET S(I)=I*(I+1)*(2*I+1)*(3*I^4+6*I^3-3*I+1)/42
 NEXT I
 LET SS=0
 FOR I=1 TO 1000
  LET SS=SS+S(I)/(2^(I-1))
 NEXT I
 PRINT ROUND(SS)
 END
出力
2
4
8
24
104
600
4328
37464』

NO5<清川(kiyo)>5月26日6時42分受信 更新28日

2回目『いつもお世話になっています。kiyoです。漸化式をプログラムしてみました。今後とも宜しくお願いします。
  REM 無限級数の値Sを求める。Ver.2
  OPTION BASE 0
 DIM T(30)
 LET T(0)=1
 LET T(1)=2
 FOR I=2 TO 30
  LET Z=0
 FOR J=I-1 TO 0 STEP -1
  LET Z=Z+1
 IF MOD( Z , 2) =1 THEN
  LET F=1
 ELSE
  LET F=-1
 END IF
 LET T(I)=T(I)+2*T(J)*COMB(I,J)*F
 NEXT J
 NEXT I
 FOR N=1 TO 30
  LET T(N)=T(N)*4
  PRINT " ΣN";"^";N
 PRINT " S=";T(N)
 PRINT
 NEXT N
 END
 出力
ΣN^ 1
S= 8
ΣN^ 2
S= 24
ΣN^ 3
S= 104
ΣN^ 4
S= 600
ΣN^ 5
S= 4328
ΣN^ 6
S= 37464
ΣN^ 7
S= 378344
ΣN^ 8
S= 4366680
ΣN^ 9
S= 56698088
ΣN^ 10
S= 817980504
ΣN^ 11
S= 12981060584
ΣN^ 12
S= 224732540760
ΣN^ 13
S= 4214866787048
ΣN^ 14
S= 85130743763544
ΣN^ 15
S= 1842265527822824
ΣN^ 16
S= 42525237455850840
ΣN^ 17
S= 1042966136233087208
ΣN^ 18
S= 27084277306054762584
ΣN^ 19
S= 742412698554627289064
ΣN^ 20
S= 21421502369955073624920
ΣN^ 21
S= 648998599988032591054568
ΣN^ 22
S= 20598755358425523076353624
ΣN^ 23
S= 683507610693965674356643304
ΣN^ 24
S= 23666232968593163781205191000
ΣN^ 25
S= 853578923507806206604667985128
ΣN^ 26
S= 32017806078753347939889020312664
ΣN^ 27
S= 1247182111348972985994209810029544
ΣN^ 28
S= 50380496519600528268146991482677080
ΣN^ 29
S= 2107827082104189520167146632356614888
ΣN^ 30
S= 91228550352095043869939713569479215704 』
NO6<清川(kiyo)>5月26日15時57分受信 更新28日

3回目『いつもお世話になっています。kiyoです。数列サイトで検索してみました。またプログラムを一部修正しました。いつもお世話になっています。kiyoです。
数列サイトで検索してみました。またプログラムを一部修正しました。
 REM 無限級数の値S求める。Ver.2
  OPTION BASE 0
 DIM T(30)
 LET T(0)=1
 FOR I=1 TO 30
  LET Z=0
  FOR J=I-1 TO 0 STEP -1
  LET Z=Z+1
  IF MOD( Z , 2) =1 THEN
  LET F=1
 ELSE
  LET F=-1
 END IF
 LET T(I)=T(I)+2*T(J)*COMB(I,J)*F
 NEXT J
 NEXT I
 FOR N=1 TO 30
  LET T(N)=T(N)*4
  PRINT " ΣN";"^";N
  PRINT " S=";T(N);" ";T(N)/8
 PRINT
 NEXT N
 END
出力
ΣN^ 1
S= 8 1
ΣN^ 2
S= 24 3
ΣN^ 3
S= 104 13
ΣN^ 4
S= 600 75
ΣN^ 5
S= 4328 541
ΣN^ 6
S= 37464 4683
ΣN^ 7
S= 378344 47293
ΣN^ 8
S= 4366680 545835
ΣN^ 9
S= 56698088 7087261
ΣN^ 10
S= 817980504 102247563
ΣN^ 11
S= 12981060584 1622632573
ΣN^ 12
S= 224732540760 28091567595
ΣN^ 13
S= 4214866787048 526858348381
ΣN^ 14
S= 85130743763544 10641342970443
ΣN^ 15
S= 1842265527822824 230283190977853
ΣN^ 16
S= 42525237455850840 5315654681981355
ΣN^ 17
S= 1042966136233087208 130370767029135901 ΣN^ 18
S= 27084277306054762584 3385534663256845323
ΣN^ 19
S= 742412698554627289064 92801587319328411133
ΣN^ 20
S= 21421502369955073624920 2677687796244384203115
ΣN^ 21
S= 648998599988032591054568 81124824998504073881821
ΣN^ 22
S= 20598755358425523076353624 2574844419803190384544203
ΣN^ 23
S= 683507610693965674356643304 85438451336745709294580413
ΣN^ 24
S= 23666232968593163781205191000 2958279121074145472650648875
ΣN^ 25
S= 853578923507806206604667985128 106697365438475775825583498141
ΣN^ 26
S= 32017806078753347939889020312664 4002225759844168492486127539083
ΣN^ 27
S= 1247182111348972985994209810029544 155897763918621623249276226253693
ΣN^ 28
S= 50380496519600528268146991482677080 6297562064950066033518373935334635
ΣN^ 29
S= 2107827082104189520167146632356614888 263478385263023690020893329044576861
ΣN^ 30
S= 91228550352095043869939713569479215704 11403568794011880483742464196184901963
ID Number: A000670 (Formerly M2952 and N1191)
Sequence: 1,1,3,13,75,541,4683,47293,545835,7087261,102247563,
   1622632573,28091567595,526858348381,10641342970443,
230283190977853,5315654681981355,130370767029135901,
3385534663256845323
Name: Preferential arrangements of n elements.
Comments: Also asymmetric generalized weak orders on n points.
References N. L. Biggs et al., Graph Theory 1736-1936, Oxford, 1976, p. 44 (P(x)).
A. Cayley, On the theory of the analytical forms called trees II, Phil.
Mag. 18 (1859), 374-378 = Math. Papers Vol. 4, pp. 112-115.
J. L. Chandon, J. LeMaire and J. Pouget, Denombrement des quasi-ordres
sur un ensemble fini, Math. Sci. Humaines, No. 62 (1978), 61-80.
S. Getu et al., How to guess a generating function, SIAM J. Discrete
Math., 5 (1992), 497-499.
M. Goebel, On the number of special permutation-invariant orbits and
terms, in Applicable Algebra in Engin., Comm. Comp. (AAECC 8), Lect.
Notes Comp. Sci., 1997.
I. P. Goulden and D. M. Jackson, Combinatorial Enumeration, John Wiley
and Sons, N.Y., 1983.
O. A. Gross, Preferential arrangements, Amer. Math. Monthly, 69(1962), 4-8.
P. A. MacMahon, Yoke-trains and multipartite compositions in
connexion with the analytical forms called "trees", Proc. London
Math. Soc. 22 (1891), 330-346; reprinted in Coll. Papers I, pp.600-616.
E. Mendelsohn, Races with ties, Math. Mag. 55 (1982), 170-175.
M. Mor and A. S. Fraenkel, Cayley permutations, Discrete Math., 48
(1984), 101-112.
T. S. Motzkin, Sorting numbers for cylinders and other classification
numbers, in Combinatorics, Proc. Symp. Pure Math. 19, AMS, 1971, pp.167-176.
R. P. Stanley, Enumerative Combinatorics, Wadsworth, Vol. 1, 1986;
see Example 3.15.10, p. 146.
D. J. Velleman and G. S. Call, Permutations and combination locks,
Math. Mag., 68 (1944), 243-253.
C. G. Wagner, Enumeration of generalized weak orders. Arch. Math.
(Basel) 39 (1982), no. 2, 147-152.
H. S. Wilf, Generatingfunctionology, Academic Press, NY, 1990, p.147.
Links: P. J. Cameron, Sequences realized by oligomorphic permutation groups,
J. Integ. Seqs. Vol. 3(2000), #00.1.5.
INRIA Algorithms Project, Encyclopedia of Combinatorial Structures 41
E. W. Weisstein, Link to a section of The World of Mathematics.
Index entries for "core" sequences
Formula: a(0) = 1, a(n) = Sum from k=1 to n of C(n,k)*a(n-k); e.g.f.: 1/(2-e^x).
For n>=1, a(n) = n!/2 * Sum from k=-infinity to infinity of (log(2) + 2
pi i k)^(-n-1) - from Dean Hickerson (dean@math.ucdavis.edu)
Maple: A000670:=proc(n) option remember; local k; if n <=1 then 1 else
add(binomial(n,k)*A000670(n-k),k=1..n); fi; end;
spec:=[ B, {B=Sequence(Set(Z,card>=1))}, labelled ];
[seq(combstruct[count](spec, size=n), n=0..30)];
Mma: Table[ PolyLog[ -z,1/2 ] /2,{z,1,11} ] (from Wouter Meeussen,
eu000949@pophost.eunet.be)
See also: Binomial transform of A052841.
Inverse binomial transform of A000629 - Joe Keane (jgk@jgk.org).
Asymptotic to A034172. Cf. A053525, A002869, A004121, A004122.
Keywords: easy,huge,core,nonn,nice
Offset: 0
Author(s): njas

 

 

 

    <自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp