平成28年2月14日

[流れ星]

     第331数学的な応募問題

      <解答募集期間:2月14日〜313日>

部屋割り論法

 「・・・の中には少なくともひとつの・・・が存在する」という形の命題を証明するのに有効なのが部屋割り論法と呼ばれる証明方法です。

その論法は「n+1人をn室の部屋に入れたとき、少なくとも一つの部屋は2人以上の人が入ることになる」という当たり前の事実である。

 ここで、

問題1:2n個の整数がある。それらの数をn個ずつの2組に分けるとき、どう分けても、各組の数の和S、Sの差はnより小さいとする。

このとき、これらの2n個の数のうち、少なくともn+1個は相等しいことを証明せよ。

 

問題2:nを自然数とする。1から2nまでの自然数の中からどのように(n+1)個の自然数を選んでも、その中に一方が他方を割り切るような2つの数の組が存在することを示せ。(1993 大阪教育大学入試問題)

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