平成15年4月1日

[流れ星]

        第117回数学的な応募問題

          <解答募集期間:4月1日〜4月15日>

[人生模様]

   

太郎さんの学校では、離任式が今年から3月の下旬に行われる終業式の中でありました。特に、担任のある場合は
生徒の驚きは大変なものがあります。19年間在職されて、今年退職される先生の話の中で、「人生には、3つの坂があります。
登り坂、下り坂、あと1つ皆さん、分かりますか?」生徒からは返事のないのを見計らって、「それは まさか の さか です。皆さん、この まさか に出会ったときに 動じることなく、人生を生き抜いてください。」大変ユニークな話でした。

ここで、問題です。

人生の中で、n個の登り坂とn個の下り坂に出会ったとします。
そうすると、どんなライフライン(人生模様)ができるでしょうか。
ただし、人生の始まりの地点から、決して下がらないとしてください。
例えば、n=1場合は、(登り、下り)は良いですが、(下り、登り)は起こらないとします。したがって、1通り。
    n=2場合は、(登り、登り、下り、下り)、(登り、下り、登り、下り)は良いが、
           (登り、下り、下り、登り)、(下り、下り、登り、登り)などは起こらないとします。
    したがって、2通りのライフライン(人生模様)があることになります。

問題1:n=3の場合は、何通りのライフライン(人生模様)になるか。

問題2:n=4の場合は、何通りのライフライン(人生模様)になるか。

問題3:一般に、何通りのライフライン(人生模様)になるか。nで示してください。

皆さん、考え方がわかったら、全部でなくていいですから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。
待っています

    <自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp