平成16年1月11日

[流れ星]

        第132回数学的な応募問題

          <解答募集期間:1月11日〜1月31日>

フィボナッチ数

   

1202年、イタリアに住んでいたフィボナッチは当時の代数学と整数論の知識を総合した内容の「算盤の書」という名の本をラテン語で出版しました。これは10進法を用いて学習するヨーローパで最初の本の1冊となりました。
 フィボナッチは当時の風習であった数学競技会(難しい問題を最高・最速で解く公開競技)に参加しました。フィボナッチの問題を解く手法はみんなを驚かせました。フィボナッチの名声は、数学グループを同行してローマ帝国のピザを訪れたフリードリッチU世皇帝にまでとどろきフィボナッチとの公開試合が催されました。試合に出題された問題の一つは次に示す問題です。

「平方に5を加えても、平方から5を引いても完全平方となる数を見つけよ」
ただし、このような数は分数で、整数ではありません。また、フィボナッチは1つ数を見つけましたが、他にもありそうです。

<問題出典:「数学センス」コルディムスキー 著 鈴木敏則 訳 (丸善株式会社)>

皆さん、答えがわかったら、1つでも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。
待っています

    <自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp