平成17年1月3日

[流れ星]

     第149回数学的な応募問題

      <解答募集期間:1月3日〜1月23日>
[外接する3円]

最近、中央新書から出版された秋山仁著の「知性の織りなす数学美」という本を読んでいます。その中に、
江戸時代の和算家『関孝和』のこぼれ話が出ていました。次の問題が出ていて、生徒と一緒に解き始めましたが、
未だに解けていません。では、その問題です。

図の青の部分の面積が120、中円と小円の直径の差が5であるとき、大、中、小の3種類の直径を求めよ。
だだし、中円と小円は互いに外接、中円と大円は内接、2つの小円と大円は内接している。 

 

   【追記】1月3日の夜記入
実は、問題文は「知性の織りなす数学美」にある通りですが、生徒と考えていたとき気がついたのですが、図の青の部分の面積が120は誤記のような気がします。そこで、面積を120π(πは円周率)としても考えてください。

さらに、類題として、図の通りの4つの円で、大円、中円、小円の半径をそれぞれ、R,r ,t としたとき、tをR,rで表してください。(この類題が和算の本にあるものです)
皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。
待っています。