平成17年12月3日

[流れ星]

     第164回数学的な応募問題

      <解答募集期間:12月3日〜12月25日

[遺言書]

皆さん、2005年慶応義塾大学総合政策学部の入試問題に昔からある有名な問題が出題されていました。考えてください。
 

P氏はN頭のらくだを3人の息子に分けるように遺言して亡くなった。その遺言書によればNのx分の1,y分の1、z分の1
(x、y、zは自然数で、x>y>zとする)が息子たちの相続するらくだの数である。ただし、Nはx、y、zのいずれの倍数でもない。
1/x+1/y+1/z=1 でないので3人は悩んでいると、通りがかりの旅人が良い工夫を思い付いた。
 旅人のらくだを1頭を加えてN+1を遺言の率に従って分割すれば、うまく分割でき、1頭余る。

したがって、旅人はなんの損得を受けないとう案である。3人は喜んでこの提案を受け入れた。ここで問題です。(質問を改題)

 

問題1:一番小さい自然数Nとx、y、zを求めよ。

問題2:2番目に小さい自然数Nとx、y、zを求めよ。

問題3:100以下の自然数で題意を満たすNとx、y、zを求めよ。

問題4:何か考察できたら教えてください。

皆さん、答えがわかったら、一部でも構いまf(2),せんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。