平成17年12月24日

[流れ星]

     第165回数学的な応募問題

      <解答募集期間:12月24日〜1月9日

[西暦2006年]

皆さんから、この1年間ご愛顧賜り誠にありがとうございます。感謝申しあげます。来年は西暦2006年です。
因数分解をすると、2×17×59になります。そこで、2006に関する問題を考えました。

問題1:1,2,3,4,5,6,7,8,9という数字に間に四則演算記号の+、−、×、÷、さらに(  )、
または数字に間に演算記号を入れなくても良い。すなわち二桁とか、三桁として使用して、
計算式を作り結果が2006になるようにつくってください。<いわゆる『小町算』と呼ばれるもの>

問題2:4という数字を4つ使って、2006になるようにつくってください。<いわるる Four Fourth 問題>
可能な記号としては、平方根の√ 、階乗の! 、小数点の「 .」例えば0.4=.4 、0..4=..4、
循環小数記号の「′」0.444・・・=.4′ があります。

問題3:連続する幾つかの自然数の和が2006になるようにつくってください。

問題4:数列1,3,6,10 ,・・・,n(n+1)/2 を三角数といいます。
そこで、3個の三角数の和で2006になるようにつくってください。

問題5:数列0,1,4,9,16 ,・・・,n×n(nは整数) を四角数といいます。
そこで、4個の四角数の和(同じ四角数を何度用いても良い)で2006になるようにつくってください。

問題6:西暦2006年は平成18年にあたります。分数18/2006を2つの単位分数の和に分解してください。

注1:フランス人ピエール・ド・フェルマーはディファントスが書いた『算術』の余白に問題4,問題5に関しての記述をしている。

注2:太郎さんには、未だ解決していない問いもあり、不可能なこともありえます。

皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。