平成18年1月9日

[流れ星]

     第166回数学的な応募問題

      <解答募集期間:1月9日〜1月29日

[平面幾何]

皆さん、今月の21日22日大学入試センター試験が全国各地で行われ、新課程の最初の生徒が受験生します。
その中で数学T・Aの科目に「平面幾何」があります。
前日、次のような問題を「上様」から受け取りました。解いてみてください。

問1:三角形ABCの内心をDとしてできる三角形ABD、三角形DBCの内心をそれぞれP,Qとし、
AB=4 BC=8 角B=90としたときPQの長さを 解き方を添えて答えよ。

 

問2:三角形ABCの内心をIとし、角A=60゜、直線CIの延長とABの交点をE、直線BIの延長とACの交点をDとした時
EI=IDを証明せよ。

 

問3(難):三角形ABCの内心をI 外心をO 外接円の半径をR 内接円の半径をrとした時

      2Rr=R2乗―OI2乗  になることを証明せよ。

 

問4(有名:円に内接する正三角形ABCがあり弧BC(とりあえず短いほうと設定します)上に勝手な点Pを取るとき

      PA=PB+PC であることを二通りの証明をせよ。

 

問5:半径2の円周上に4点ABCDを弧AB:弧BC:弧CD:弧DA=4:4:3:1となるようにとるとき

   ADの長さを答えよ。

 

  以上、1問20点で100点満点。

<訂正:1月26日夜に「上様」からありました。問1の問題で、内心を重心にという訂正です。締め切りが間近ということですが、修正前の問題も有効としておきます。この点については、深くお詫びします。>

問1:三角形ABCの重心Dとしてできる三角形ABD、三角形DBCの重心(ここは1月29日訂正)をそれぞれP,Qとし、
AB=4 BC=8 角B=90としたときPQの長さを 解き方を添えて答えよ。

<問題に関しては、問題3は有名な定理でして、平面図形のオイラーの定理と言われています。2002年のセンター試験にありました。問題2は鹿児島大学の入試問題(何年かは分かっていないけど)

 
皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。