平成19年3月18日

[流れ星]

     第188回数学的な応募問題

      <解答募集期間:3月18日〜4月8日

[線分のn等分点]

皆さん、線分ABについて,2等分点にマーク,3等分点にマーク,4等分点にマーク,・・・,
n等分点にそれぞれ新しい分点のみにマークをつけていきます。ここで問題です。

問題1:n=2,3,4,5,6のとき、新しいマークはそれぞれ何個増えますか。

 問題2:2007等分点をマークしたとき、新しいマークは何個増えますか。

 問題3:19等分点をマークしたとき、今までのマーク数を答えなさい。

 問題4:点Aの座標を(0),点Bの座標を(1)として数直線上で線分ABを考えます。

     n等分点のときに、今までのマークされた座標を小さい順に並べた数列{F}を作ります。

     この数列は名前がついています。何という名でしょう。

問題5:この数列{F}の任意の隣り合う2項をb/a,d/c (ただし、b/a<d/c)とするとき、次の問いに答えよ。

(1)不等式 b/a<(b+d/(a+c)<d/cが成り立つことを注意して、a+c≧n+1であることを示してください。

(2)等式 ad−bc=1という性質があります。これを証明してください。

(3)不等式 b/a<q/p<d/cを満たすFn+1の項q/p(既約分数)が存在するならば、
a+c=n+1であることを示してください。

皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。