平成24年4月8日

[流れ星]

     第273回数学的な応募問題

      <解答募集期間:4月8日〜429

[合同式]

平成24年から実施される新学習指導要領(数学)の科目「数学A」は「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」の3つの内容から構成されています。「整数の性質」の中に「合同式」の考えがあります。

これは、a−bが自然数cで割り切れるときに、aとbはcを法として合同であるといい、a≡b(mod c)と表す。すると、次の性質が成り立ちます。

a≡b(mod m)、c≡d(mod m)ならば

(1)加法 a+c≡b+d(mod m)

(2)減法 a−c≡b−d(mod m)

(3)乗法 ac≡bd(mod m) 

<注:4月9日10日 青に訂正 指摘された八木さんに感謝します。>

(4)べき乗 a≡bmod m) nは自然数

問題1:次の合同式を解け。256x≡179(mod 337)

問題2:次の1次不定方程式を解け。

(1)39x+47y=4151   (2)32x+57y−68z=1

問題3:次の連立合同式を解け

(1)2x+7y≡1(mod 13),5x+10y≡2(mod 13)

(2)x≡3(mod 5),x≡4(mod 7),x≡5(mod 9) 

    

皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、

メールで送ってください。待っています。