平成10年3月20日

数の不思議 「春休みの宿題 」

数 学 科 :水 野



『1』 1から9までの数字をこの順に書き並べ、数字の前後に、+、−の計算記号 を入れて、100になる式を作ろう。
    この答えは12通りしかありません。2通り示しますので、残りの10通りを考えてください。

   @ 123−45−67+89=100



   A 123+4−5+67−89=100




『2』 1から9までの数字をこの順に書き並べ、数字の前後に、+、−、×、÷ の計算記号を入れて、100になる式を
    作ろう。この場合は今までに141通り発見されています。皆さんも例にならって考えてみましょう。
   (例) 1+23−4+56÷7+8×9=100 <可能な限り>


『3』 4個の4と計算記号を使って、0から順に数を表す式を作ってみましょう。
   (例) 0=44−44、 1=44÷44、 2=(4÷4)+(4÷4)



    3=(4+4+4)÷4 後は挑戦してください。<可能な限り>

    <できる限り簡単な計算記号ですが、平方根√、階乗!、累乗、小数点.>

これは0.4=.4 ,0.04=..4 と使います。
                          .
さらに、循環小数0.4444・・・=.4=4÷9 としても使います 。
ガウス記号[ ]も当然いいです。
* 参考 この問題は、W.W.R.ボール氏が1913年に提案した。

『4』 4個の9と+、−、×、÷、√ などの計算記号を使って、0から順に数を

表す式を作ってみましょう。 <できる限りで良い>
(例) 0=99−99, 1=99÷99、 2=99÷9−9
後は皆さんが作りましょう。



『5』 一般に、aを1から9までの任意の数字としたとき、「4個のa」の問題とし て考えられます。
Four ones, Four twos, Four threes, Four fives, Four sixs, Four sevens, Four eights, と同じ数字を4回使って、+、−、×、÷、
( )、平方根√、階乗!、累乗、ガウス記号[ ]、小数点.循環小数等の 数学的記号を用いて可能な限りの自然数を作りましょう。



『6』 下の●のところに1から9までの数字を一つ入れて、式が成り立つように
しましょう。 答えは例も入れて6通りあります。考えてください。
●●●●●   (例)15987
−●●●●      −3642
     −−−−−−−    −−−−−−−
12345      12345



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