平成11年3月25日
☆☆「流れ星」☆☆
第12回
数学的な応募問題<解答募集期間:3月25日〜4月17日>
[折り曲げた台形の面積]
ここに、正方形の折り紙ABCDがあります。下の図のように、
この折り紙のD点をAB上のどこかに重ねるように折り曲げます。
このとき、折れ曲がった部分の面積を(赤い部分)をなるべく
少なくするには、AB上のどこにD点を重ねればよいでしょうか?
太郎さんも童心にかえって、いろいろと折り曲げて考えることにしました。
皆さんも、考えてください。
<参考文献:BLLUE BACKS 数学パズル・20の解法(講談社)>
皆さん、答えがわかったら、その答えになる考え方とペンネームを添えて、
メールで送ってください。待っています。
<学校>
mizuno@kaizukita-hs.hirata.gifu.jp<自宅>
mizuryu@aqua.ocn.ne.jp<Asami さんの解答>
∠EDG=θ
AD=1
GD=χ
FC=y
とおくとき、χ+yの最小値がそのまま求める図形の最小値に対応する。
χ=1/2cos^2θ
y=(1/2cos^2θ)−tanθ
χ+y=1+tan^2θ-tanθ………★なので、
あとは0≦tanθ≦1の下での
★の最小値を求めればよい。これはtanθ=1/2の時に最小値3/4をとる。
つまり、EをABの中点に取ればよい。
図形的解法があるような気がしますが、分かったらまたメールします。
Asamiでした。
asamijoh@mb.infoweb.ne.jp<コメント:水の流れから> いつもありがとうございます。三角関数の導入で綺麗に
解けています。後は、二次関数の定義域を考えた最小値の問題になります。