平成12年5月21日
[流れ星]第52回
数学的な応募問題<解答募集期間:5月21日〜6月6日>
[ルース=アーロン・ペア]
太郎さんは、今日の朝日新聞の読書欄を読んでいて、興味ある数学本の紹介がありました。ここの記事からの問題です。
皆さんは、1974年、ハンク・アーロンは715本のホームランを飛ばし、35年にベーブ・ルースが作った通産714本の
記録を破った。この714と715という数字には不思議な性質がある。714の素因数の和は715の素因数の和に等しい。
このように、連続する整数で、双方の素因数の和が等しい数のペアを「ルース=アーロン・ペア」と呼ぶ。
ここで、太郎さんは、他にもこのようなペアがあるように思えてきました。ここで、問題です。
問題1:714の素因数の和は715の素因数の和に等しいことを示してください。
問題2:「ルース=アーロン・ペア」を小さい自然数順に、数個発見してください。
問題3:「ルース=アーロン・ペア」に何か規則性があるか、ないか調べてください。
問題4:「ルース=アーロン・ペア」は無数にあると、ポール・エルデシュは本に書いています。
無数に存在する証明はできるのでしょうか。
<出典:5月21日朝日新聞の記事にある「放浪の天才数学者エルデシュ」(草思社)から>
皆さん、答えがわかったら、その答えになる考え方とペンネームを添えて、
メールで送ってください。待っています。
<自宅>
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