平成28年10月2日
[流れ星]
第339回数学的な応募問題
<解答募集期間:10月2日〜10月30日>
[最小値の期待値]
2n+1枚のカードがあり、各カードにはそれぞれ異なる数字(1から2n+1まで)が書いてある。ここから任意に3枚を取り出し、各カードの数の差の最小値kを考えます。例えば3枚が「1、4,9」なら、最小値は3です。ここから問題です。
問1:k=1、2、3のとき、起こりうる場合はそれぞれ何通りかnで用いて表せ。
問2:最小値がkのとき、起こりうる場合は何通りかnとkで用いて表せ。
問3:最小値kの最小は1で、最大はnです。では、k=1からnまで起こりうるすべての場合の数を足した総和をnで用いて表せ。
また、この総和について何か気が付いたことがあれば書いてください。
問4:最小値kの期待値をnで用いて表せ。
注:一般に2つの数字の差とはその差の絶対値をいいます。
皆さん、問題や質問に答えてください。一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。