令和元年10月27日
[流れ星]
第379回数学的な応募問題
<解答募集期間:10月27日〜11月24日>
[素数の和]
初めのn個の素数の和をSnとおく。
例えば、S1=2、S2=2+3=5、S3=2+3+5=10 である。
任意の自然数nに対して、SnとSn+1の間に平方数が存在することを証明せよ。
素数列は、2、3、5、7、11、13、17、・・・について、そのn番目の数がnのどういう関数となるか分かっていません。上の問題を証明することは困難になります。
そこで、「一般化」した次の問題を証明してください。
問題 自然数列{an}は次の条件をみたしている。
a1=2、a2=3、an+1―an≧2(n≧2)
Sn=a1+a2+・・・+an
とおくとき、任意の自然数nに対して、SnとSn+1の間に平方数が存在することを証明せよ。
ヒント:背理法を利用してください。
<出典:「数学的思考の構造」塚原成夫 著 (現代数学社)>
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