令和4年5月29日
[流れ星]
第414回数学的な連続応募問題
<解答募集期間:5月29日〜6月26日>
[大垣八幡宮奉納算額7]
岐阜県大垣市にある八幡神社
江戸時代末期、谷松茂(幽斎)は大垣藩士で致道館講官であった水野民興に学び、自ら塾を開いて和算を教えていました。彼の門人達が大垣市の八幡神社に天保年間に算額(絵馬)を奉納しています。この算額は残念ながら先の戦争で神社ごと焼失したことを知り、幽斎算約四編である奉納された算額の解法を後世に残すために、これから32問順に出題していきます。
今回は第13問題から第15問題です。
第13問題
長方形内に正三角形と青円2個と赤円を容れる。青円の直径を知って赤円の直径を求めよ。
出題者 清水何某政高 謹考
第14問題
2個の紫円を黄円に容れ、その間に4個の赤円を容れる。紫円の直径を知って黄円の直径を求めよ。
出題者 清水何某義忠 謹考
第15問題
二等辺三角形に内接する黄円を描き、その間に黒円1個と赤円2個を容れる。赤円と黒円との直径を知って黄円の直径を求めよ。
出題者 中西何某忠充 謹考
追加問題(ジョーカーさん提供)
4次方程式x4―x3+ax2+x+1=0は虚数解αをもち、
(α+1/α)16>0のとき、実数aの値を求めよ。
皆さん、問題や質問に答えてください。一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。