令和4年6月26日
[流れ星]
第415回数学的な連続応募問題
<解答募集期間:6月26日〜7月24日>
[大垣八幡宮奉納算額8]
岐阜県大垣市にある八幡神社
江戸時代末期、谷松茂(幽斎)は大垣藩士で致道館講官であった水野民興に学び、自ら塾を開いて和算を教えていました。彼の門人達が大垣市の八幡神社に天保年間に算額(絵馬)を奉納しています。この算額は残念ながら先の戦争で神社ごと焼失したことを知り、幽斎算約四編である奉納された算額の解法を後世に残すために、これから32問順に出題していきます。
今回は第16問題から第18問題です。
第16問題
黄円内に紫正方形と青円赤円4個ずつを入れる。赤円径を知って黄円径を求めよ。
出題者 中津何某秀彦 謹考
第17問題
長方形内に半円(萌黄)と円弧を描き、その円に赤円と黒円とを容れる。
極大な赤円と黒円の直径を知って長方形の長い方の一辺を求めよ。
出題者 山川何某信安 謹考
第18問題
外接する等円(黄)の共通接線と円の間に青正方形と2個の黒正方形を容れる。黄円の直径を知って黒正方形の一辺を求めよ。
出題者 廣P何某忠昭 謹考
追加問題(ジョーカーさん提供)
x、y、zは実数で、x+y+z=x2+y2+z2=2のとき、
次の式の最大値、最小値をそれぞれ求めよ。
(1)max(x,y,z)−min(x,y,z)
(2)x3+y3+z3
皆さん、問題や質問に答えてください。一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。