令和4年10月16日
[流れ星]
第419回数学的な連続応募問題
<解答募集期間:10月16日〜11月13日>
[大垣八幡宮奉納算額12]
岐阜県大垣市にある八幡神社
江戸時代末期、谷松茂(幽斎)は大垣藩士で致道館講官であった水野民興に学び、自ら塾を開いて和算を教えていました。彼の門人達が大垣市の八幡神社に天保年間に算額(絵馬)を奉納しています。この算額は残念ながら先の戦争で神社ごと焼失したことを知り、幽斎算約四編である奉納された算額の解法を後世に残すために、これから32問順に出題していきます。
今回は第28問題から第30問題です。
第28問題
互いに中心を通る2等円(黄)に3個の等円(青)をつくり、
それに赤円2個、黒円4個を容れる。青円径を知って黒円径を求めよ。
出題者 小寺源之助玄庵 謹考
第29問題
直交する二直線に接し互いに外接する3個の等円(赤)をつくり、
その間に青円と黒円を容れる。青円の直径を知って黒円径を求めよ。
出題者 田辺亀助直 謹考
第30問題
楕円の短軸の端に接する2個の等円(黄)をつくり、
この楕円と黄円に接する4個の等円(赤)を描く。
楕円の長軸と短軸との長さを知って黄円径を求めよ。
出題者 岩村藩 加藤延之近信貞 謹考
追加問題1(ジョーカーさん提供)問題番号は前回から続きです。
追加問題2(ジョーカーさん提供)
皆さん、問題や質問に答えてください。一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。