平成18年2月19日
[流れ星]
第168回数学的な応募問題
<解答募集期間:2月19日〜3月12日
[平方数の和と差]
皆さん、次のような自然数Nに関する定理を知っていますか。
定理1:自然数N=2k(k=0,1,2,・・・)は連続する自然数の和で表されない。これを証明せよ。
定理2:自然数Nを連続する自然数の和で表す方法の数は、その自然数の奇数の約数の個数である。これを証明せよ。
問題1:例えば、1=1−4+9−16−25+36
2=−1−4−9+16
3=−1+4
4=−1−4+9・・・
ようにある自然数は連続する平方数の和と差で表すことができます。
では、5から10までの自然数を連続する平方数の和と差で表すことができるかどうか調べてください。
問題2:すべての自然数は連続する平方数の和と差で表すことができるかどうか。正しければ証明を、正しくなければ反例を挙げてください。
問題3:特に、自然数2006は平方数の和と差で表すことができるかどうか。教えてください。
皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。