平成18年7月30日
[流れ星]
第176回数学的な応募問題
<解答募集期間:7月30日〜8月20日
[ゲームの引き際]
皆さん、賭け事のゲームをしていて、いつやめるかの引き際を考えたことはありませんか。
『A』 ここに、目が自然数の1から6までの正6面体のサイコロがあります。
問題1:正6面体のサイコロを1回または2回振り、最後に出た目の数を得点とするゲームを考える。1回振って出た目を見たうえで2回目を振るか否かを決めるのである。どのように引き際を判断すると良いか。
問題2:上と同様のゲームを3回振ることが可能なら、2回目、3回目を振るか否かの決定は、どのようにするに引き際を判断すると有利か。また、このゲームで得点の100倍のお金がもらえるとき、掛け金400円を払って挑戦するのは得か損か。
さて、『B』今度は目が自然数の1から20までの正二十面体のサイコロに変えます。
問題3:正20面体サイコロを1回または2回振り、最後に出た目の数を得点とするゲームを考える。1回振って出た目を見たうえで2回目を振るか否かを決めるのである。どのように引き際を判断すると良いか。
問題4:上と同様のゲームを3回振ることが可能なら、2回目、3回目を振るか否かの決定は、どのように引き際を判断すると良いか。
問題5:さらに、上と同様のゲームを5回振ることが可能なら、2回目、3回目、4回目、5回目を振るか否かの決定は、どのように引き際を判断すると良いか。
また、このゲームに得点の100倍のお金がもらえるとき、掛け金1500円を払って挑戦するのは得か損か。
皆さん、答えがわかったら、一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。