平成11年7月11日

<美しい数学の話>

第3話 「数のイメージ」

 太郎さんの勤務している学校には、AETがいますので、欧米人の数に対するイメージを聞きましたので、ここに紹介します。

=unlucky number...badthings happen in sets of 3’s

7,12,40=numbers in Old Testament and New Testament,so      very lucky.

13=the number after the lucky number 12 ,so it’s evil and unlucky.

−buildings don’t have a 13th floor.

−airplanes don’t have a 13th row.

−hospitals don’t have a 13th room or floor.

666 is A SYMBOL of THE DEVIL or SATAN.

 以上を頂きました。では、日本ではどのように言われているでしょうか?

:調和、安定の数とも言われる。たとえば、生け花は天地人と、その枝を三つの部に分けて活ける。ランク付けでは上中下、ABC、甲乙丙などがある。絵の具の色は赤青黄を3原色とする。3人寄れば文殊の知恵という。音楽で3拍子はワルツ、ダンスに用いられる。生まれたときから周囲が3はよう数字と教えているのかもしれない。

:七という数字はいろいろな場面ででてきます。まず、「沢山」の意味を表す数として「親の光は七光」「色の白いは七難かくす」「なくて七癖」「七転び八起き」などがある。また、縁起のよい数として七福神、ラッキーセブン、お七夜など使われる。さらに、「七賢人」「七つ道具」「七味唐辛子」「七草」などかなりある。

13:キリストが一四日の夕方、ヤコブの家で一二人の弟子と最後の晩餐をともにしたとき、出席者の一人ユダの裏切りで処刑になった。このことからヨーロッパでは一三という数字は不吉とされるようになった。一方、キリストが復活したの日は主の日として、その日を日曜日と定めたが、キリストは処刑の三日後に復活したというので、逆算すると処刑の日は金曜日になる。だから、不吉な13と金曜日が重なった13日の金曜日はキリスト教徒とっては最悪の日とされている。

666:ところで、ヨハネ黙示録13章18節に「思慮のある者は獣の数字を解くがよい。それは人間の名を指す数字である。その数字とは666である」と不思議なことが書かれている。この666はキリスト教徒の迫害で有名なローマ皇帝ネロの名前の字画だという。獣の数字はその後、いろいろに使われる。有名なノストラダムが、世界が1999年に終わると予言したのも666を逆さにしたのではないかという人がいる。

<参考文献:1「数の世界雑学辞典;片野善一郎(日本実業出版社」、2「日常の数学事典;上野富美夫(東京堂出版>              

    <自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp

 

 


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