平成16年1月11日
<美しい数学の話>
第50話 「ガウス・グリーンの定理」
媒介変数tで表された関数で、t=αからt=βまで動くとき、その線分OPの通過してできる領域の面積を求めるのに役立ちます。
ここで、次の問題に従来の方法とガウス・グリーンの定理の両方で解いてみてください。
「媒介変数tを用いて、x=cost+tsint , y=sint−tcost で定まる点P(x,y)について、
tが 0≦t≦π で動くとき線分OPが通過してできる領域の面積Sを求めよ。」
<参考文献>「大学への数学H15年9月・11月号」(東京出版)