令和2年11月8日
南宮神社奉納算額の新聞各社の記事
NHK名古屋放送で10月10日夜18時45分からのニュースで放映された文章です。
江戸時代に発展した日本独自の数学、「和算」の問題を描いた「算額」を岐阜県の元高校教諭の男性が復元し、地元の神社に奉納した。
算額を復元したのは、孤高で数学を教えていた岐阜県垂井町の水野隆生さんで江戸時代に算額があったという記録が残る、地元の南宮大社に奉納しました。
算額は、縦68センチ 横1メートル88センチで、研究書を参考に、円や長方形などを組み合わせて辺の長さの比を求めるといった12の図形が漢文で書かれています。
水野さんによりますと三平方の定理など中学や高校で学ぶ数学の公式で解ける問題が多いものの、公式が伝わっていなかった江戸時代に、どのように解いたかわからない問題もあるということです。
水野さんは「当時の人たちがこんなに難しい問題を解いて楽しんでいたことに驚いた。
算額を見て子供たちが数学に興味を持つきっかけになれば嬉しいです」と話していました。
この算額は南宮大社で見学でき、解き方や解説は垂井町の観光案内所で販売しています。
11月17日に2つ目の算額を大垣八幡神社に奉納しました。
地方紙である岐阜新聞に8月18日付で県博物館・県図書館・岐阜市立中央図書館に算額の解説書を寄贈した記事が掲載されました。
令和6年 5月21日 岐阜新聞に岐阜県不破郡垂井町栗原にある師匠寺西法寺に現代版の算題12問を描いた算額を奉納した記事が掲載されました。
令和6年 10月24日に中日新聞にも掲載されました。