平成12年8月13日

[流れ星]

    第57回数学的な応募問題

 <解答募集期間:8月13日〜8月27日>

[第2回算数・数学甲子園]

 太郎さんは、先月28日の午後、岐阜県本巣郡糸貫町教育委員会を訪れて、偉大な世界的数学者である県人の「高木貞治博士」

の展示室を拝見してきました。糸貫町では、高木貞治博士の誕生の地にちなんで、算数・数学甲子園を毎年開催しています。

 算数・数学は、物事を深く、広く考えるのにとても役立ちます。一人一人の幸せ、人類の幸せにつながる大切なものです。

算数・数学が得手・不得手に関係なく、考える楽しさを味わえる、そして考える力を伸ばす問題を作りました。楽しい問題に

挑戦して心によい汗をかいてみませんか。(以上、算数・数学甲子園開催のお知らせから引用)

対象者は糸貫町内の小学校5,6年生と中学校希望者。全8問で時間は90分。

なお、問題文を掲載する許諾を、委員会の方から得てあります。

 さらに、参考として、「第1回算数・数学甲子園」の問題はここをクリックください。

問題1:次の問に答えましょう。

@ 次の図の中には三角形がいくつあるでしょう。      

A 次の図の中には四角形がいくつあるでしょう。

問題2:次の式の□中に、1〜9までの数字を入れ、正しい計算になるようにしましょう。ただし、同じ数字は入りません。

         □×□+□×□=80

問題3:4を4つと、+、―、×、÷ 、(  )の記号を使って、答えになる式を作りましょう。

『例』 答えが4になる式: 4+4×(4−4)=4

                   4 4 4 4 =1

             4 4 4 4 =2

             4 4 4 4 =3

問題4:次の図を、同じ形、同じ大きさの図形4個に分けたいと思います。

どうように分けたらよいか考えて解答用紙に線を書きこみましょう。

問題5:(1/a)+(1/b)+(1/c)=1 となるような整数a,b.cを求めましょう。

ただし、a,b.cは1より大きくて全部ちがう整数です。

 

問題6:算数・数学甲子園の参加者を募集しました。ところが、受付番号1〜3の分の申込書をなくしてしまいました。

名前はひろ子さん、ゆき子さん、花子さんで、住所は三橋(みつはし)、早野(はやの)、見述(みのべ)です。

次の(ア)〜(ウ)のヒントから、受付番号1,2,3の人のそれぞれの名前と住所を当ててください。

(ア)受付番号1の人は花子さんの友だちです。

(イ)花子さんは早野に住んでいます。

(ウ)受付番号2の人は、三橋に住んでいて、ゆき子さんを知りません。

 

問題7:1500円持って遊園地へ行き、Aの乗り物とBの乗り物に乗ることにしました。

Aは1回15分で300円、Bは1回5分で400円です。A,Bの乗り物をそれぞれ1回以上は乗り、

乗っている時間を45分以内にしたいと思います。どんな乗り方があるか、すべて書きましょう。

 

問題8:図のような、たて4cm、横9cmの長方形があります。この長方形を直線で3つに切り分け、

それを組み合わせて正方形を作りたいと思います。切り方と組み合わせ方を図に示してください(定規で正確に)。

なお、答えは2通りありますので、がんばって考えてください。

(4×9=36cu なので、1辺6cmの正方形を考える)

 解けた問題だけでも良いから、皆さん、答えがわかったら、その答えになる考え方とペンネームを添えて、

  メールで送ってください。待っています。

    <自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp

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