数の不思議 「連休問題」 NO2 平成10年4月30日
ヨーロッパ第一の数学者ガウス(1777〜1855)は1777年4月30日、ドイツのブランシュバイクの貧しい煉瓦工
の家に生まれました。少年時代の天才ガウスが発見した等差数列の和の公式
Sn =a1+a2+a3+・・・+an=n(a1+an)/2 はよく知られています。そこで、こ
の公式を使って解ける問題を3つ出題します。
『1』 1から1998までの自然数のなかで、1998と互いに素であるものは全部でいくつあるでしょう。
また、その数の総和も求めてください。
注:1998との公約数が1である数を1998と互いに素と言います。
『2』 百円硬貨4枚、十円硬貨5枚、1円硬貨6枚の全部または一部で支払うことのできる金額の種類は
全部で何種類でしょうか。また、その金額の合計額はいくらでしょうか。
『3』 ここに、1,2,3,4,5,6の6個の数字があります。異なる3つの数字で3桁の整数を作り
ます。このとき、3桁の3の倍数のは全部で何個作れるでしょうか。また、その3桁の3の倍数
の総和はいくらでしょうか。
<自家用車のナンバーから>
『4』 今朝、前の車の4桁ナンバーが「30-25」でした。
中央で分けると30と25で和が55となり、その平方が3025となります。このような性質を
持つ4桁の数は他にあるかどうか気になりました。
※皆さん、見つけてください。
こんな具合に ■◆▲●=(■◆+▲●)の平方となっていたのです。
『5』 今朝、対向車の4桁ナンバーにある1桁の数字を掛けると、数字の順が逆になっていました。この
4桁のナンバーは一体どんな数でしょうか。
※こんな具合に □△○◎×◇=◎○△□ となっていたのです。
皆さん!! どしどし解答を送ってください。
読者からの解答です。
「読者からの解答」
自宅:mizuryu@aqua.ocn.ne.jp
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