令和3年5月2日

[流れ星]

  第400数学的な連続応募問題

    <解答募集期間:5月2日〜5月30日>

        明星輪寺の算額(3)

第359の応募問題は元治2年(1865)に大垣市の明星輪寺に奉納された算額で、初ノ段、四ノ段、八ノ段の問題を出題しました。

第399では、二ノ段、五ノ段の問題を出題しました。

続いて、今回は六ノ段、七ノ段、九の段の問題です。

 

 問題1(六ノ段) 円の中に同じ半径で円弧を2個、その中心を通るように作り、その間に緑、赤、黄、浅青、黒円の合計22個の円を入れる。外側の円の直径を与えたとき、赤円の直径を求めよ。    出題者  奥田津 女

 

術文(答)

赤円の直径は外側の円の直径÷6

<水の流れ:文中や図の中での黄円、浅青円、黒円は不要です。さらに、

赤円ですが、同じ大きさであることを確認ください。>

 

問題2(七ノ段)円内にひし形(そのひし形の対角線は、互いに垂直な直径上にあるように)を入れる。そのひし形内に3個の等しい楕円を入れる。円の直径が与えられたとき、楕円の短軸の長さの最大値を求めよ。   

出題者 足立権左衛門孝定

 

 

術文(答) 短軸の長さは円の直径÷7

 

問題3(九ノ段)等脚台形内に2個の等楕円と、2個の等赤円を入れる。その中へ5個の等青円と2個の浅青円とを入れる。台形の高さが与えられたとき、青円の直径の最大値を求めよ。       主題者 臼井孫兵衛義信

 

 

 

術文(答) 青円の直径は台形の高さ÷9

 

追加問題(提供者 ジョーカーさん) 

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お詫び:最初はf(a,b,c)=a2+b3+c3-3abc でしたが

f(a,b,c)=a3+b3+c3-3abcに訂正をしました。3日夜22時に

ご指摘を頂いた「よふかしのおじさん」に感謝します。

皆さん、問題や質問に答えてください一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。