<水の流れ> (私の一日NO54)

震え上がるような数の神秘を知るためにあなたは青春をかけてみないか!

N022:2002年12月27日(金)昨日、数学教育専門委員会に出席してきました。委員の一人が岐阜新聞12月16日(月)の「編集余記」というトップページのコラムに研究成果が書いてありました。驚きです。この委員は過去にも幾度か、研究されている業績が掲載されています。
「古墳時代の数学」です。 このHPをご覧ください。成果の一端が分かります。
 さて、昨夜、委員会の原稿を修正しようと、数学編集ソフト「スタディエイド」を使用しようとしたら、困ったことに、立ち上がってこないのです。最初、再びCDーROMからインソールを試みたのですが、無理でした。今日、電話で製造元に連絡し、アクシデントの内容を説明したところ、セーフモードにして、あるフャイルを削除すれば、可能だと言われた。帰宅後、PCを前にしてトライするも、セーフモードにならない。で、困って 友人に電話をし、通話をしながら、セーフモード画面になることができました。
 で、その方法とは、電源を入れてすぐに「Ctrl]キーを押しつづけるのです。または、「F8」キーを同じく押しつづけるのです。どちらかでなります。画面が白っぽく小さくなります。で、試行錯誤して、指示されたファイルを削除することができました。再起動をして、正常に動くことを確かめました。「ほっとしました」。もし、日本にいないときだったら、どうなったことでしょう。製造元は1月6日からの、営業なんです。。感謝します。ありがとう。アメリカ帰りの友人様。

N021:2002年12月26日(木)第1110回の応募問題「条件つき自然数」の解答を「KASHIWAGI」さんから寄せられました。ありがとうございました。2つの位の数字で和が9になるペアで考えてくださればと思います。
 午後から、数学教育専門委員会に、岐阜市まででかけます。窓を見ていると、「小雪」がちらついています。ちょっと気になる天候になりつつある。車で普段は40分程度の距離でせすが。原稿を持って行かなければなりません。先日から入力すていた、「第2種スターリングとベル数と源氏香」と「2つの自然数をとるとき、互いに素になる確率とオイラーが発見したζ(2)の関係」です。これは、6月末に発行される数学の機関誌で発表されます。

N020:2002年12月22日(日)昨夜、第1110回の応募問題「条件つき自然数」の解答を「A.O 」さんから寄せられました。ありがとうございました。解答はすべて正解です。
この「A.O 」さんから、次のようなご指摘がありましたから、報告します。いつもこのような親切に感謝しています。
『はじめまして、ペンネーム(?)は、とりあえず A.O でお願いします。数学の Web Page を探して、彷徨う(さまよう)うちに漂着しました。
連続"応募"問題 といわれたからには解かねばならないと思い、解いてみました。よろしくお願いします。
追伸:
2002.12.19.付の『私の一日』の更新で、C のソースがありましたが、掲載されているプログラムソースがCの文法上明らかに間違っています。
………正確に言えば、プログラムソースがCの文法上明らかに"間違っているかのように"表示されます。
HTML ソースの段階では、Cプログラムソースには異常はありません。BR タグを取り除いてコンパイルすると正常に動作します。
おそらく Web ブラウザが Cプログラムソースを表示するときに、Cプログラムソースの不等号 "<" をタグの一部であると解釈し、そのため表示時にCプログラムソースの欠落が起こっていると思います。そもそも"<"のような記号を HTML で記述するためには "<" のように書かなければなりません。
対策として、ソースの内容をそのまま表示するためのタグ(記憶が不確かですが xmp タグだと思います)で Cプログラムソース部分をそっくり囲むという手段があります。
[自分で Web Page を公開したことがないため、あまり自信がありませんが……。]』

N019:2002年12月21日(土)昨日終業式を行いました。これから冬季休業に入ります。身体に気を付けながら、勉強に励んでください。「合格という栄冠」を勝ち取るために。
 太郎さんは、年賀状の宛名印刷をしたり、学校の仕事をして、雨の一日を過ごしました。また、「岐阜の数学8号」の原稿にも着手しました。題は「第2種スターリング数とベル数と源氏香」についてです。26日が締め切りですから、可能なら、「2個の自然数について、互いに素である確率とゼーター関数」についてを予定しています。

N018:2002年12月19日(木)帰宅後、「浜田」さんから 次のような指摘がありました。小生の無知をお許しください。報告文を載せます。
『掲載されたプログラムが違っているので、再度送ります。これからはこのようにcompactにした方がいいのですね。それから言語はエクセルではなくC言語です。
#include #include #define KETA 6
static int KOTAE0=0; static int KOTAE; static int KOTAE6;
void check(int m,int n,int a[]); int dame(int n,int a[]);
void main(){int m,a[KETA+1];
for(m=1;m<=KETA;m++){KOTAE=0; check(m,1,a); printf("%d桁:%d個\n",m,KOTAE);}
printf("2003番目:%d\n",KOTAE6); getch();}
void check(int m,int n,int a[]){int j; a[n]=(n==1);
while(a[n]<=9){if(dame(n,a)==0){
if(m>n){check(m,n+1,a);}
else{KOTAE++; KOTAE0++; if(KOTAE0==2003){KOTAE6=a[1]; for(j=2;j<=m;j++){KOTAE6=KOTAE6*10+a[j];}
}}}a[n]++;}}
int dame(int n,int a[]){int damedame=0,j=1;
while(damedame==0&&j return damedame;}』

N017:2002年12月18日(水)帰宅後、第1110回の応募問題「条件つき自然数」の解答を「浜田」さんから寄せられました。内容はエクセルで調べてありまして、正解です。これからもよろしくお願いします。以下原文です。
/* 110.c */
#include
#include
#define KETA 6
static int KOTAE0=0;
static int KOTAE;
static int KOTAE6;
void check(int m,int n,int a[]);
int dame(int n,int a[]);
void main(){int m,a[KETA+1];
for(m=1;m<=KETA;m++){KOTAE=0;check(m,1,a);
printf("%d桁:%d個\n",m,KOTAE);}
printf("2003番目:%d\n",KOTAE6);getch();}
void check(int m,int n,int a[]){int j;a[n]=(n==1);
while(a[n]<=9){if(dame(n,a)==0){if(m>n){ check(m,n+1,a);}
else{KOTAE++;KOTAE0++;if(KOTAE0==2003){KOTAE6=a[1];
for(j=2;j<=m;j++){KOTAE6=KOTAE6*10+a[j];}}}}
a[n]++;}}
int dame(int n,int a[]){int damedame=0,j=1;
while(damedame==0&&j return damedame;}

N016:2002年12月17日(火)午後からの懇談で、疲れはてての帰宅です。でも、メールが届いていると、なぜか嬉しく思えてきます。ありがとうございす。
 で、第1110回の応募問題
「条件つき自然数」の解答を「H7K」さんと、「toru」さんから頂きました。感謝しています。お二人とも正解です。これからもよろしくお願いします。皆さんの応募をお待ちしています。

N015:2002年12月16日(月)先日掲載した 96年・東大後期に出題された問題の答えを載せます。ご覧ください。


 太郎さんは、金曜日から「保護者懇談」を行っています。生徒の希望を叶えられるようにしてあげたいです。センター試験に向けて、残された時間を惜しむように勉学に励んでください。「生徒の皆さん!やれば、できます」センター試験まで約1ヶ月です。

N014:2002年12月15日(日)先日、浜松医科大学や信州大学の入試問題の中に、y軸の周りに1回転してできる立体の体積を求める問題がありました。もちろん!太郎さんは「バームクーヘン積分」で求める方法を生徒に紹介しました。この話を職員室でしていたところ、年輩先生が次のように証明されました。
★★★バームクーヘン積分の証明
ここをクリックください。

N013:2002年12月14日(土)午後、第109回の応募問題で寄せられた「自然数の分割」の解答を更新しました。ご覧ください。
 さらに第1110回の応募問題
「条件つき自然数」を作成しました。皆さんの応募をお待ちしています。

N012:2002年12月10日(火)大変寒い一日でした。職員室で、次のような算数の問題が話題になっていました。未知数を用いて方程式を解くのではなく、当時考えで答えて欲しいという注文が入っています。
『『九章算術』巻八(四部叢刊)に、「今、五雀六燕有り。集めて之を衡に称る。雀倶に重く、燕倶に軽し。一雀一燕、交わりて処れば、衡適平なり。燕雀を并すれば重さ一斤。問ふ、燕雀一枚、各重さ幾何ぞや」とある。』考えてください。出題者は古典の先生です。

N011:2002年12月9日(月)昨夜、第109回の応募問題「自然数の分割」の解答が「三角定規」さんからお忙しい中、寄せられました。感謝しています。

N010:2002年12月8日(日)先週は実にあわただしく過ぎていきました。2日3日と後期中間考査でして、生徒の進路検討会や採点に勤しみ、4日から特別時間割になり、午前中の授業が多くなりました。
午後、数学の入試問題を解かねばなりませんし、来年の新指導要録にあった年間授業計画(シラバス)を数学T(90時間)、数学A(60時間)を1月末までに作成するように指示がありまして、これには膨大な時間が必要です。作成しなくても、年間を通して、生徒には分かりやすい授業をしているのですが。
 先日、「中川」さんから、『駿台予備校で11月23・24日に実施された、平成14年度 第2回 東大入試実践模試の理系 数学の第3問の問題です。Stirling Numberがらみの問題だと思うので』と紹介されました。
 問題:x についての多項式の列 f1(x), f2(x), ……を
f1(x) = x, f2(x) = x2 - 1,
fn+2(x) = x fn+1(x) - fn(x) (n=1, 2, ……)
によって定め, また, g1(z), g2(z), ……を
gn(z) = fn(z + 1/z) (n=1, 2, ……)によって定める。
(1) g3(z), g4(z) を求めよ。
(2) 方程式 fn(x)=0 の解を, 三角関数を用いて表せ。
 また、毎日新聞に、<円周率>小数点以下1兆2411億ケタまで求めるとい記事がありました。以下、引用します。
『東京大情報基盤センターの金田康正教授や日立製作所の共同研究グループは6日、「3・14……」の円周率を小数点以下1兆2411億ケタまで求めることに成功したと発表した。これまでの世界記録は、金田教授らが99年9月に求めた2061億ケタで、この記録の約6倍となる。
計算に使用した超並列スーパーコンピューターは、コンピューター144台を高速の通信回線で結んだもので、計算能力は世界第26位(11月現在)。このうち、約45%の能力を使って計算を実行した。
1兆2411億ケタは、9月3日から同25日までの400時間をかけて成功した。1秒で1ケタを読むと、全部読み終えるのに約4万年かかるという。
今回は計算プログラムなどの大幅な改良で、計算の高速化に成功。前回約37時間かかった2061億ケタの円周率の計算時間を、約25時間に短縮できた。
コンピューターによる円周率の計算競争は、米国の初期の電子計算機「ENIAC」が70時間かけて2037ケタを出した1949年に始まった。半世紀で約6億倍も伸びた。

N09:2002年11月29日(金)帰宅後、第109回の応募問題「自然数の分割」の解答が「kashiwagi」さんからお忙しい中、寄せられました。感謝しています。
 さて、太郎さんは、ようやく体調も回復し、遅くまで仕事に専念しています。今日は生徒の私立大学検討会を行っていました。生徒の希望と学力が見極めならの研究会です。最近、外部模試の受験データーがソフト化になっていて、大変便利になっています。ありがたいことです。多いに参考になります月曜日は国公立大学の検討会があります。。

N08:2002年11月26日(火)帰宅後、第109回の応募問題「自然数の分割」の解答が「中川」さんto[Toru]さんから寄せられました。感謝しています。
 さらに、★(4) 区別のつかない6n個のボールを, 区別のつかない3個の箱に入れる場合の数と同じで, 96年・東大後期に本問とは別の誘導つきで出ています.★ という参考事例の知らせもありました。ご覧ください。

 さて、★掲示板に、数列の生成法の解説をどなたか分かりやすく解説していただけないでしょうか。 ご存じの方、お知らせください。

N07:2002年11月25日(月)第109回の応募問題「自然数の分割」の解答が早くも「H7K」さんから寄せられました。感謝しています。で、解答は正解でした。
先日、中川さんからの問題ですが、『でたらめに選んだ2個の正の整数が互いに素となる確率Pを求めよ。』が、本人から解答が寄せられました。
★2つの整数がともに整数kで割り切れる確率は 1/k2 である。したがって、2つの整数が2でも3でも割り切れない確率は、
1 - 1/22 - 1/32 + 1/62 = (1 - 1/22)(1 - 1/32)
このように考えると、2つの整数が互いに素になる確率、すなわち、どの素数でも割り切れない確率は、
P = (1 - 1/22)(1 - 1/32)(1 - 1/52)(1 - 1/72)(1 - 1/112)…
になることが分かります。無限等比級数の和の公式
1/(1-x) = 1 + x + x2 + x3 +…  を用いて計算すると、
1/P = (1 + 1/22 + 1/24 + 1/26 +…)(1 + 1/32 + 1/34 + 1/36 +…)(1 + 1/52 + 1/54 + 1/56 +…)…
=1 + 1/22 + 1/32 + 1/42 + 1/52 +…
=ζ(2)
したがって、P = 1/ζ(2) = 6/π2 である。
この問題はロシアの数学者 P.L.Chebyshev (1821-1894) が考えた ζ(2) に関する面白い問題です。★

N06:2002年11月24日(日)午前中に、第108回の応募問題で寄せられた「最大・最小となる点」の解答を更新しました。ご覧ください。
 さらに第109回の応募問題
「自然数の分割」を作成しました。皆さんの応募をお待ちしています。
で、参考に、
「オイラーの「無限解析入門(1)」(22) 」をご覧ください。
午後、車で30分位にある紅葉を見に、岐阜県養老郡上石津町の方へドライブを兼ねて行って来ました。水嶺湖にある
「日本昭和音楽村」に寄っていきました。
ちょうど、「フォークピクニックin記念館2002」が行われていまして、出演者の中に
「ariko」さんというシンガーソングライターでギターリストにお会いできました。心が休まるような演奏でした。

N05:2002年11月23日(土)何と1週間も「私の一日」を更新せずにいました。お許しください。ちょっと体調を崩していまして、木曜日には、病院に行って来ました。微熱と喉がいたくて咳が出てきます。薬を飲んで授業はしていました。
 さて、*過去の数学の資料を探っていたら面白い問題を見つけたので紹介します。『でたらめに選んだ2個の正の整数が互いに素となる確率Pを求めよ。』*と「中川」さんから頂きました。実はこの問題は太郎さんにとって、大変興味深い問題なんです。
次のサイトをご覧ください。
「ゼーター関数物語」のNO.423   Junko   ゼーター関数物語(47)にあります。ご参考まで。
 次に、「はじめまして。聞きたいことがあるんですが、ゴールドバッハの予想は解決してしまったんですか?していなかったら証明が完成したので良かったら見ていただけませんか?当方高校在学の者です。」と、メールが入ってきました。これは、偉大なことです。凄いです。
でも、現在 、ゴールドバッハの予想が解決されたとは聞いていませんが、中国の数学者 陳景潤 氏 が研究され、発表されたと聞いています。でも、まだ、誰のこの証明が正しいとは確証していませんし、間違っているという反例も聞いていません。*私のささやかな情報にしか過ぎませんが。で、お返事をお待ちしています。

N04:2002年11月17日(日)12日に頂いた応募者のペンネイムは、「三角定規」さんに決定しました。ありがとうございます。
 昨日から、発熱があり、風邪気味でして、喉が痛いです。2日間ゆっくり休養を摂りました。昨日、谷汲で開かれた「第9回の冨士の回想の会」を急遽 欠席しまして お許しください。
さて、今までに来た解答者を
「応募者一覧」に載せておきました。

N03:2002年11月14日(木)今日は、県教委の学校支援訪問です。太郎さんは、「ヘロンの公式」の証明を行いました。教室でインターネットを開いて、、ノートパソコンからプロジュクターに接続して、スクリーンに投影しました。生徒は、興味津々でした。
明日は、午後、文化講演会です。地元出身で日本画を書いておられる人です。
   さて、12日に頂いたペンネイムをもらっていない方「? 」さん、ペンネイムを知らせてください。

N03:2002年11月13日(水)帰宅後、メールを開いたら、第108回の応募問題「最大・最小となる点」の解答が「ニースケンス」さんから届いていました。この方も初めてで、大変嬉しく思います。これからもよろしくお願いします。
 さて、昨日の質問でしたが、「BossF(^o^)さんから岩波の数学辞典に載っているとの情報を得ました。」したがって、解明されているのでしょう。太郎さんは、まだ、完全には証明されてはいないと考えてはいますが。
次に、8月20日の「国際数学家大会」の開会式のとき、フィールズ賞の発表がありました。それによると、フランスの数学者 ロラン・ラフォルグ氏 と ロシアの数学者 ウラジミル・ボェボツキー氏の2名が選ばれました。普通は4名ですが、なぜか2名です。おめでとうございます。明日、県教委の学校支援訪問です。太郎さんは、
「ヘロンの公式」の証明を行い予定です。

N02:2002年11月12日(火)帰宅後、メールを開いたら、第108回の応募問題「最大・最小となる点」の解答が「toru」さんと現在ペンネイムをもらっていない方「? 」さんから届いていました。お二人とも 初めてで、大変嬉しく思います。これからもよろしくお願いします。
 さて、もう1件。こんなメールです。ご存じの方教えてください。
「素数定理がすでに証明されているということをことを聞いたのですが、いつ頃誰によって証明されたのか分かりますか?また、証明するのに用いた数学の背景はどういうものですか?(証明方法の大まかな手順でも構いません。)」よろしくお願いします

N01:2002年11月11日(月)昨日の問題「ピッチャーが投げるボールのうち、キャッチャーまで届く一番遅いボールの時速を求めよ。ただし、重力加速度gは毎秒毎秒9.8km、ピッチャーからキャッチャーまでの距離は18.44m、投げた位置と受け取った位置のボールの高低は便宜的に同じとし、空気抵抗は無視するもととする。」を教室で話しましたところ、解きにかかった生徒もいました。こちらの予定していた解答になり、学力の高さを感じました。
 さて、14日に県教委の学校支援課訪問があります。授業参観になり、見られる時は、瞬間ですが、ちょっとよそいきの授業展開になりそうです。

N053:過去の「私の1日No53」平成14年9月24日〜平成14年11月11日のはここをクリック下さい。
NO1〜NO53までは過去の日記

<自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp

 最初のページへもどる