令和2年5月10日
[流れ星]
第386回数学的な応募問題
<解答募集期間:5月10日〜6月7日>
[南宮大社奉納算額3]
第384回から続いています
第385回から続いています
第9問題
球内に赤球、青球を入れ、その隙間に5個の球を環列に入れる(相互に接するように)。赤球径、青球径を知って外球径を求めよ。
<水の流れ:解法は求めませんが、しかし・・・>
第10問題
球面に白正方形を書き、その内へ赤円柱を入れる(円柱の軸は青球の中心を通る)。球径と赤円径をそれぞれ知って正方曲面積を求めよ。
以下は原文です。
第十問題
今有如圖球面畫白方内容赤圓象(方象畫筆心向球心)
只云球徑若干圓徑弦若干問方象面術如何
答曰依左術即得
術曰以球徑除圓徑弦自之擬弦以一 擬圓徑依弧術求共背乗球徑巾得方象面積合問
<水の流れ:術文解読できず、解法も未解決。問題の不備も考えられますので、解法を求めません。 しかし、出典にあった解法を載せておきます。>
第11問題
2個の円を挟んで黒、白、青の3円と黄円数個を入れる(仮に7個とし、互いに外接している)。黒径、白径、青径をそれぞれ知り、黄円の個数を知るとき、それらの直径を求めよ。
<ヒント:デカルトの円定理を利用>
第12問題
2個の円を挟んで黒、白、青の3円と黄円数個を入れる(仮に7個とし、互いに外接している)。黒径、白径、青径をそれぞれ知り、黄円の個数を知るとき、それらの直径を求めよ。
出典 岐阜県の算額の解説 木重之 著 自費出版
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