<水の流れ> (私の一日NO37)

震え上がるような数の神秘を知るためにあなたは青春をかけてみないか!

N029:2001年7月22日(日)高校野球県大会大垣南高校は、県営長良川球場で岐阜南工業高校と対戦しました。結果は1回の表に2点、3回の表に5点を入れた南高校が相手の岐南工業を2年生ピチャーが7回まで零点に押さえて、コールド勝ちでした。選手全員が暑い中大変良く頑張っています。この大垣南高校は過去準優勝を3回(平成11年、平成6年、平成4年)しています。今年も悔いの残らない試合運びをしてもらいたいです。ガンバレ!この経験は君たちの人生の中できっと一番の思い出になり、生きていく中で役立つことになるでしょう。
 さて、明日がベスト8をかけて、次のような試合が組まれています。各務原市民球場10:30から中京高校対岐阜高校、13:00から中濃西高校対県岐阜商、岐阜県営長良川球場では、9:00岐山高校対中津川工業、11:30から大垣日大高校対岐阜三田高校、14:00から加納高校対大垣商業、大垣市北公園球場では、9:00から岐阜総合学園対岐阜第一、11:30から大垣南高校対加茂高校、14:00から土岐北高校対美濃加茂高校で行われます。太郎さんは、午前中7月末まで入っている補習がありますし、午後部活動がありますから、応援に球場までいけません。投手や野手は1球1球に魂を入れて投げて、打者はバットに魂を入れて打ってください。
次に、第79回の応募問題ですが、「kashiwagit」さんから寄せられました (1)と(2)はx=COS(superscript: 4)θ、y=SIN(superscript: 4)θと置き換えて解きました。それぞれ、1/6とπ/15になりました。
(3)は元の式のまま変形し、y=1−2√x +x とし、置換積分で解きました。
もうひとつは、座標軸を−45度回転し、y=x(superscript: 2)/√2+1/2√2とし、置換積分で解きました。
但し、おっしゃるように、ここからが問題ですが、積分上の準公式と言える、
∫√x(superscript: 2)+A dx =1/2(x√x(superscript: 2)+A + Alog|x + √x(superscript: 2)+A |)を使いました。
(4)も(3)と同様に解いたのですが、置換積分の2回目のところで分からなくなりました。
∫x(superscript: 2)(√x(superscript: 2)+1/4)dx の値が求まりません。三角関数での置き換えも同様です。解法をご教授願います。巷の夢でお願い申し上げます。
<水の流れ:コメント>微積分の本を読んでいて、(3)は√x=1/2+tとおいて置換とヒントがありました。ご参考に。

N028:2001年7月21日(土)猛暑の体育館で午前中部活のバスケットを見ていました。選手はスタミナ不足を露呈した感じでして、8月11日に行われる公式試合は当日2試合予定されています。大丈夫かな?選手の体力が心配です。今日、大学4年生のOBが1名指導してくれました。助かります。これからも母校の体育館で後輩の指導をお願いします。
 さて、数学をしなければと思いつつも、こう暑くては気力が湧いてきません。皆さんからのいろいろな話題を提供をお持ちしています。明日、高校野球県大会5日目ですが、対戦高校は岐阜南工業高校です。県営長良川球場で午後2時開始予定です。炎天下の戦いになりそうです。
太郎さんことですが、思いも寄らぬ出費が続きました。車のエアコン修理代、デジカメの購入、今回の雷による被害(ターミナルアダプターの破損)新規ルーターの購入、もっとも大きなものは2台目のデスクトップのパソコンの購入です。月末には、ネットワークでの新しい環境を考えています。

N027:2001年7月20日(金)夏の全国高校野球県大会3日目は県下6球場で2回戦残り16試合を行いました。大垣南高校は午後2時より、大垣北球場で郡上高校と戦いました。2回の裏に1点相手に入りましたが、5回に3点、6回に2点、7回に1点 その裏相手に1点入り、8回に1点を入れて、得点7:2で、2年生投手が完投しました。初戦突破です。順調にいってあさって、県営長良川球場で同じく2時から対戦します。相手テームは確認していません。
 さて、我が家のインターネットは、夜に応急措置として、電気店のをお借りして、現在つながりました。とりあえず一安心です。皆さん!これからは、雷がなったら、電気製品関係(パソコンや電話回線も含めて)のコンセントを抜いてください。被害にあわないためにも。

N026:2001年7月19日(木)2日前にあった雷の被害は、自宅でのインターネット接続を完全にだめにしてしまった。電話回線とのモデム(ISDNターミナルアダプタ)を異常電流が流れて不能にしてしまったのです。新しく購入しなくてなりません。次は、ルターとハブを利用して、家庭内LANを考えてたいです。電気店のおかげで現在、電話線は回復しています。
 皆さんも、雷には気をつけてください。したがって、メールが十分機能できません。なぜなら、1.5KBの添付ファイルを送信した方がおられまして、これを携帯電話での接続では何分かかるか分からないのです。昨日、この方法を行ったところ、12分くらいでキャンセルしたからです。差し支えなければ、HPの掲示板をご利用くださればとも思っています。明日の夜に応急措置として、電気店のをお借りする約束をつけています。
がいずれのしても、少々不便な思いで、更新を余儀なくしています。明日から、夏休みです。何かほっとした気分になっています。そして、南高校の硬式野球部が郡上高校と2時から対戦します。是非とも勝って、調子をあげてから3回戦に駒を進めたいです。

N025:2001年7月18日(水)昨日、午後5時ころ岐阜県の西濃地方に真っ黒な雷雲が発生し、激しい雨と雷がありました。学校では、一瞬に停電になり、パソコン使用者は、不満を漏らしながらの復旧でした。
 帰宅して、いつものように、巨人の負け試合を見ていました。10時過ぎに、HPの更新作業をしようとしたところ、インターネットがつながりません。数回、心あたりの場所をチェックはしましたが、分かりませんでした。したがって、いま、学校においてあるノートパソコンを用いて、携帯電話で接続して更新しています。とりあえず、電気店のお願いして電話回線が復旧まで、この予備の方法で皆さんに、ご迷惑のならないように作業をしていきます。

N024:2001年7月16日(月)最近、購入した本を紹介します。「数学の不思議な旅」A.K.デュードニ著 好田順治・小野木明恵訳 (青土社)という本です。この中に、【数学の本質は何なのか、だ。あまりにも漠然としているのは分かっている。そこで、もっと焦点しぼった質問を2つ用意してある。
1.自然科学においてなぜ数学はこんなに信じがたいほど有用なのか?
2.数学は、発見するものか、それとも創造するものか?】
 さて、皆さんは、この質問の答をどうようにお考えですか。本を読んでいくと分かるのでしょうか。今から時間を見つけて読んでいきます。
第78回応募問題の
「正七角形」の2つの対角線の問題を見ていて、他の解法が書いてある本をみつけました。実に鮮やかな解法です。ヒントは円に内接する四角形において、トレーミの定理を利用してください。すると、数学は創造でなく、発見という気持ちになっってきます。

N023:2001年7月15日(日)午前中、第78回応募問題「正七角形」の「解答」を載せる作業をしたり、第79回応募問題「放物線の弧の長さ」の更新作業をしたりして、猛暑の中で過ごしました。いつものように、皆さんのご応募をお待ちしています。
 

N022:2001年7月14日(土)今日一日は朝から、大変暑く、気温37度の猛暑でした。太郎さんのマイカーが以前からクラーの調子が悪く、窓を開けて乗っている状態です他が、とうとう販売店で見てもらったら、しばらく修理に出すとのこと、もっと早く見てもらったらと後悔しています。
 さて、第78回応募問題「正七角形」の寄せられた解答を載せておきます。
『1』1日2時41分:「清川(kiyo)」さん解答
解答 辺GF、辺CDの延長線の交点をHとする。辺GF、辺ABの延長線の交点を Iとする。辺CD、辺ABの延長線の交点をJとする。中心角と円周角の関係から、IJ//GC//FDとなる。
   三角形HFD相似三角形HGC相似三角形HIJ相似三角形GCD相似三角形FIA相似三角形DBJ、また三角形FIA合同三角形DBJとなる。結局、四角形FIJDは菱形となることがわかる。
   HFをv、IAをwとする。相似比から、X*Y=10*(X+Y) となる。 1/X+1/Y=(X+Y)/(X*Y)=1/10  答え 1/10
『2』13日11時55分:「kashiwagit」さん解答
 正7角形の中心をOとする。7個の二等辺三角形の頂角をα、底角をβとする。
CとE、EとGを結び三角形ECGを考えると斜辺がX、底辺がYの二等辺三角形となる。
この三角形の頂角は4β−180゜となる。
AGとBCを延長し、その交点をHとすると、∠HABと∠HBAは各々180゜−2βなので
三角形HABも二等辺三角形となる。しかも頂角は4β−180゜である。
因って、三角形HCGとECGは斜辺がX、底辺がYの合同な二等辺三角形となる。
三角形HABにおいてHA=HB=X−10であり、三角形HABとHGCは相似であるから、
X−10/10=X/Y、これより変形して、1/X + 1/Y =1/10となる。以上.

N021:2001年7月13日(金)ここで、曲線C:√x+√y=1の「グラフ」を描いてみます。
今朝、「浜田」さんから、第78回応募問題「正七角形」と第77回応募問題「ウェアリングの予想」について、コメントつき解答をいただきました。お知らせします。
『解答が出そろったようなので,投稿します.プログラムで解く方法は邪道です。精度の高い計算が必要になるだろうと,UBASICで解きました.
 この正七角形を,単位円に内接し,E(1,0),A,F,Gのy座標は正と仮定します.EFの長さを求め,本来は10cmであることから,相似比を求めます.F,Gのy座標の2倍がそれぞれx,yなので,それらを相似比を使ってます.後は1/x+1/yを計算するのみ.
 答が0.1と簡単になったのは意外でした.サレジオ学院 浜田 明巳 10 'asave "78.ub"
20 Pi=4*atan(1):T=2*Pi/7:R=1
30 Ex=R:Ey=0
40 Fx=R*cos(T):Fy=R*sin(T)
50 EF=sqrt((Ex-Fx)*(Ex-Fx)+(Ey-Fy)*(Ey-Fy)):Soujihi=10/EF
60 Gy=R*sin(2*T)
70 X=2*Fy*Soujihi:Y=2*Gy*Soujihi
80 print "kotae=";1/X+1/Y
90 print "(x=";X;", y=";Y;")":end
PS.ウェアリングの問題に関して,その昔ある雑誌に投稿しようと思い,プログラムを作成し,原稿を書いて送ったことがあるのですが,見事にボツになってしまいました.締め切り前に出したので,編集者が編集する前に忘れてしまったのではないか,ガロアの気持ちが分かる,と自分を慰めたものでした.つまりこの問題は,私にとって因縁の問題でした(だいぶ大げさです).フェルマー予想がワイルスによって定理になった直後のことでした.
 フェルマーの問題の1つで,自然数をm個のm角数で表す問題「すべての自然数は三角数か,あるいは2個か3個の三角数の和で表せる.すべての自然数は四角数か,あるいは2個か3個か4個の四角数の和で表せる.すべての自然数は五角数か,あるいは2個か3個か4個か5個の五角数の和で表せる.以下同様に,すべての自然数はたかだかm個のm角数で表される.」に関して考察しました.
 イギリスの数学者ウェアリングが,この問題を変形し,「任意の自然数は,たかだか9個の立方数の和として,または19個の4乗数の和として表される.」と述べ,ヒルベルトが証明しました.はずかしながら,私自身この証明を理解すべくもありません.
 この問題の醍醐味は,とりあえず次の3点に要約されるのではないでしょうか.
 立方数を9個使わなければ表せない自然数は23と239である.
 立方数を8個使わなければ表せない自然数は15個のみである.
 それら以外の自然数はすべて7個以下の立方数で表される.現時点(その当時?)で発見されている7個の立方数を必要とする自然数で最大のものは8042である.
 いずれの場合も,問題を「自然数nをm個の正立方数の和で表すことができる.ただしm≦9」と解釈した方が興味深いものになるでしょう.
 現在,その当時作ったプログラムを改良中です.計算時間がかかるので,なかなか思うように作れないのですが,出来ましたら報告します.』

N020:2001年7月12日(木)昨日の問題の解法のヒントを「ch3cooh」さんから寄せられました。
『こんにちは、ch3coohです。"今日の一日"の問題の解決の糸口が出ました。
式 √x+√y=1 は 傾いた放物線に変換できます。(双一次変換)放物線にした後の線の長さについては、解法を憶えていないので、お願いします。
√x+√y=1  √y=1-√x  両辺を2乗して  y= 1+x-2√x  y-x-1=2√x 
  両辺を2乗して x^2+y^2-2xy-2y+2x+1= 4x  x^2+y^2-2xy-2y-2x+1= 0  (x-y)^2-2(x+y)+1= 0
p= x+y, q= x-y として q^2-2p+1= 0 f(q) p= 1/2(q^2+1)
 線の長さを求めるには、 dl= √((dq)^2+f'(q)^2)
として、積分するのでしょうか?<=使わないので忘れています。 以上』
太郎さんは、この曲線を高校2年または3年のときの描いた記憶があります。でも、長さを求めたことはありませんでした。私の45゜回転させたときに、放物線になっていたと覚えています。また、両軸にも接していたようにも覚えています。これも当時の恩師のおかげです。いまでの感謝の気持ちで一杯です。

N019:2001年7月11日(水)今日、南高校卒業生が今大学で、こんな問題がだされています。分からないので解いてくださいと 他の先生に頼んでいたのを聞きましたので、お知らせします。積分です。
 【曲線C:√x+√y=1について、(1)曲線C、x軸およびy軸によって囲まれる部分の面積を求めよ。<答1/6>
(2)曲線C、x軸およびy軸によって囲まれる部分をx軸のまわりに1回転させてできる回転体の体積を求めよ。<答π/15>
(3)曲線Cの長さを求めよ。<答 1+(√2/2)log(√2+1)> 】実はこの解法がくせ者でして、すらっとでてきません。もし、聡明な皆さんで、解法を教えてくださればありがたいです。本人は土曜日に来ると言って去っていきましたが。お願いします。

N018:2001年7月10日(火)暑さゆえ、何も浮かんでこない・・・

N017:2001年7月9日(月)毎日暑い日が続いています。皆さん!ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。7月20日の「海の日」から夏休みに入ります。木曜日の午後から保護者懇談が始まります。健康には気をつけていたいと思っています。
 さて、今日の朝、第78回応募問題
「正七角形」の解答が寄せられました。ありがとうございます。
【おはようございます。解答を送付致します。1/10 当初、正弦や余弦定理を使い、方程式を解けばと思っていましたが、線の延長できれいに、簡単に解けるのですね。美しさに簡単致しました。】
<水の流れ:コメント>できましたら、ペンネイムと、答に至る過程をお寄せくだされば幸いです。是非、お願いします。

N016:2001年7月8日(日)午前11時頃まで、暑い中、農作業(田の草取りと休耕田の草取り)をしていました。午後から、昨年に続いて、「第12回日本数学コンクール」と、「第2回日本数学コンクール論文賞」を美しい話の第37話、第38話として紹介します。
 論文賞にある「黄金比」と「白銀比」は一体どんな数字か分かりますか。過去に、太郎さんは身近の例として、この2つの比になっている例を生徒と共に、調査したことがあります。

N015:2001年7月7日(土)先週、子供が北海道へ修学旅行に行ってきました。そのときに撮ってきた羊ヶ丘公園にある「クラーク博士」や札幌の「時計台」を載せます。

N014:2001年7月6日(金)早朝、「やぎ」さんから間違いの指摘をうけましたので、お詫びして訂正します。(私の確認ミスです。お許しください)
1/(1/x+1/y)=2a となり(a=正7角形の1辺の長さとする)ここを、1/(1/X+1/Y)=a と訂正ください。
だから、調和平均が2/(1/X+1/Y)なので調和平均が2aになると思います。(「やぎ」さんのコメント)
 さて、第12回日本数学コンクールの参加募集要項をお知らせします。
1.開催日時:平成13年8月18日(土)、10時受付 解答時間は10時30分から16時まで
2.会場:名古屋大学情報文化学部(詳細は参加証にて指示)
3.参加資格:高校生、高校生相当年齢の者
4.応募方法:指定の要領に従って往復はがきで平成13年7月19日までに(必着)申し込むこと
5.参加料:2000円 当日会場にて集めます
6.その他:(1)昼食は各自で持参すること。昼食の時間は、各自が自由に設定し、そのときも解答にあたっても良い。ただし、会場から外に出ることはできない。
(2)参考書、ノート、電卓等の持ち込みは自由とする。ただし、問題に関する私語は禁止する。
(3)コンクールに関する問い合わせは、名古屋大学企画広報室内、日本数学コンクール係まで 電話 052ー789ー2011(夜間 土日を除く)

N013:2001年7月5日(木)昨日と今日と、何と暑いことか、朝8時から温度計は30度を越していて、最高温度は推定ながら、37度には達していた様子です。皆さんの地域ではどうでしたか。幸い太郎さんの部屋には、クラーが入っていますから助かっていますが。教室にいるともう大変な暑さでして、まして風通しの悪い教室では、体感温度は上がるばかりです。参ったという感じです。
 さて、第78回応募問題
「正七角形」の解答を1日午前0時35分に「やぎ」さんから頂きました。お知らせします。
『正7角形の対角線の長さに関する問題で 1/x+1/yを求めていますが 
その逆数を求めると単位の次元が合うのでおもしろいかなとおもいました。
1/(1/x+1/y)=2a となり(a=正7角形の1辺の長さとする)
すると次のように表現できる。正7角形には長さの異なる2種類の対角線がある。
この2種類の対角線の長さの調和平均は正7角形の一辺の長さの2倍となる。』
<水の流れ:コメント> ご指摘のような美しい結果になっています。この事実を知ってもらいたかったのです。皆さん!証明してくださいね。

N012:2001年7月4日(水)昨日、「中学数学セミナー」の紹介をしましたが、その講義内容をお知らせします。
8月2日(木)10:00;開講式とオリエンテーション10:10;数学ものしり博士(講義と演習)・数学パズルへの挑戦・生活と数学・科学と数学、12:00終了、13:00;小学校数学の発展(講義と演習)・数の不思議・図形の面白さ、中学校数学の発展(講義と制作)・折り紙と数学・不思議な折り紙16:00終了
8月3日(金)10:00;数学のおもしろい問題に挑戦しよう(講義と演習)・数学検定問題に挑戦・数学オリンピック問題に挑戦、12:00終了、13:00;高等学校の数学に挑戦(講義と演習)・算数できる高校数学・こんなことまでできる高校数学、15:30終了、セミナーのまとめ・意見交換・今後の各自の取り組みについて、16:00終了

N011:2001年7月3日(火)平成13年度「中学数学セミナー」参加者募集要項を紹介します。パンフレットには次のように書いてありました。
*身の回りにある数学の世界を探してみよう。驚くべき数の不思議 数学に支えられた巨大な建物 大数学者の驚くべき発想 
『数学セミナー』って、何をするの? 「数学」と言う言葉を聞いただけで、頭が痛くなってしまう人。でも、「数学」があってこそ私たちの生活が成り立っているのです。「数学セミナー」は、身の回りにある様々な事柄を数学の目で探り、新しい発見を追求したいと考えている人、一度参加してみましょう。素晴らしい数学の世界があなたを待っています。
1.期日:13年8月2日(木)〜3日(金)2日間とも10時〜16時
2.会場:岐阜県立加茂高校
3.参加費:無料
4.参加資格:岐阜県内の中学校1年生から3年生(2日間とも参加できること)
5.問い合わせ先:岐阜県教育委員会支援課 数学担当 
尚、参加希望者はお問い合わせくだされば、お知らせします。また、明日は、詳細な講義内容等をお知らせする予定です。

N010:2001年7月2日(月)教育情報衛星通信ネットワークを活用した「岐阜大学ジョイント講座『楽しく学ぶ数学シリーズ』の紹介をします。
1.講座名:第2回岐阜大学ジョイント講座『楽しく学ぶ数学シリーズ』
2.目的:高等学校と大学とが有機的に連携し、高校生等に専門的な学問に接する機会を拡大するとともに、情報通信ネットワーク等を活用した広域の高校生等に学習する機会を提供する。
3.主催:岐阜大学教育学部附属カリキュラム開発教育センター;岐阜大学教育学部附属生涯学習教育研究センター;岐阜県総合教育センター
4.実施日時:7月23日13時〜15時10分;7月24日13時〜15時00分;7月25日13時〜15時20分
5.講座内容:「幾何を楽しむ」岐阜大学教授(中馬悟朗氏);「作図を楽しく学ぶ」総合教育センター所長(服部晃氏);「フィボナッチへの挑戦と合同数」三重大学教授(蟹江幸博氏);「測る」福井大学副学長(黒木哲徳氏)
6.参加校:主会場;岐阜大学、遠隔会場;岐山高校・恵那高校・吉城高校・岐阜総合学園高校
詳しくは、岐阜大学教育学部附属カリキュラム開発教育センターの
「ホームページ」に掲載してあります。ご覧ください

N09:2001年7月1日(日)昨日、全国高校野球岐阜県大会の組み合わせ抽選会がありました。14日(土)に開会式があり、県下69校が甲子園を目指して熱戦を繰り広げます。順調にいって、大垣南高校は20日午後2時より、大垣球場で郡上高校と戦います。太郎さんは、何も仕事が入らなければ、近くの球場だし、部活動も入っていませんから、応援に行きたいと考えています。
 早くも、第78回応募問題
「正七角形」の解答を1日午前2時41分に「清川(kiyo)」から来ていました。解法は初等幾何で解いてあります。皆さんも是非、いろいろな角度からアプローチを試みてください。多くの方からのご応募をお待ちしています。

N08:2001年6月30日(土)午後から、第77回応募問題「ウェアリングの予想」の「解答」を載せる作業をしたり、第78回応募問題「正七角形」の更新作業をしたりして、過ごしました。いつものように、皆さんのご応募をお待ちしています。
 また、6月のアクセス数が1ヶ月の最高で約1900に達しました。これも皆さんのご愛顧の賜物と深く感謝しています。来月もよろしくお願いします。

N07:2001年6月29日(金)昨日、ジャイアンツの長嶋監督が1000勝を挙げましたが、ここで年度別の(勝,負,分,勝率,順位)を書いてみます。
75年度(47,76,7,0.382,6位)
76年度(76,45,9,0.628,優勝)
77年度(80,46,4,0.635,優勝)
78年度(65,49,16,0.570,2位)
79年度(58,62,10,0.483,5位)
80年度(61,60,9,0.504,3位)
93年度(64,66,1,0.492,3位)
94年度(70,60,0,0.538,優勝)
95年度(72,58,1,0.554,3位)
96年度(77,53,0,0.592,優勝)
97年度(63,72,0,0.467,4位)
98年度(73,62,0,0.541,3位)
99年度(75,60,0,0.556,2位)
00年度(78,57,0,0.578,優勝)
01年度(41,31,2,0.569,? )
通算   (1000, 857, 59, 0.539, ) 以上で、歴代監督1000以上では10人目になります。

N06:2001年6月28日(木)昨日に続いて、有名な数学者のことばを書いてみます。
8.カントール(1829〜1918)数学の本質はその自由性にある
9.ポアンカレ(1854〜1912)いかなる機械的な過程をもってしても数学者の自由な独創力に変えることができない
10.ヒルベルト(1862〜1943)無限!これほど人間の精神を動かしたものはなかった
11.高木貞治(1875〜1960)数学の片々に切り離してはいけない、異なる部分の思わぬ接触からこそ進歩が生ずるのである
12.クンマー(1810〜1893)常ならぬ美しさが数学の王国を支配している。それは芸術の美というより、むしろ自然の美に近い。考え深い知性は、自然の美と同じくこの美しさを鑑賞するわざも身につけている
13.ド・モルガン(1806〜1871)数学的創造の原動力は、思考力ではなく想像力である
14.ダーウィン(1809〜1882)新しい発見はすべて数学的な形をしている
 これまで、「数学名言集」(大竹出版)を見ながら書いています。

N05:2001年6月27日(水)今日は、有名な数学者のことばを書いてみます。
1.ピタゴラス学派(BC 6世紀) 数は宇宙を支配する
2.プラトン(BC 427〜347) 神は常に幾何したもう
3.ガウス(1777〜1855)数学は科学の女王であり、数論は数学の女王である
4.ヤコービ(1804〜1851)神は常に算術したもう
5.シルベスター(1814〜1897)音楽は感覚の数学であり、数学は理性の音楽である
6.ワイヤストラス(1815〜1897)詩人の素質をもち合わせない数学者は完璧な数学者とは言えない
7.クロネッカー(1823〜1891)神は整数を作りたもうた、残りはすべて人間の業である
太郎さんは、このクロネッカーの言葉が好きでして、授業でも数の分類の時、生徒に伝えながら、数の拡張を話します。自然数→整数→有理数→(無理数)→実数→複素数 とね。自然数は神様がお作りになり、後の数は、人間の創造物です。

N04:2001年6月26日(火)昨日、今日と蒸し暑く32度にもなっています。読者の皆さん!くれぐれもお体には気をつけてお過ごしください。さて、先日生徒から、「円周率のπの値はどのようにして出したのですか」と質問を受けました。また、「小学校では、円周率πの近似値を、今までの3.14から、単に3として計算しているが、私は3.14が良い」とも言ったいました。
太郎さんは、今本校に、タイから来ている留学生に、「お国では、円周率πの近似値は一体どんな値か聞いてみなさい」と言っておきました。この円周率πの近似値は歴史的にも、国によって、それぞれ違った有理数を扱っています。誰かご存じ方教えてください。

N03:2001年6月25日(月)現在日本等世界的に使われている摂氏温度はどのように決まっただろうか。これは1742年にスウェーデンのセルシウスが考案した温度である。彼は現在とは逆であるが氷の融点を100度とし、水の沸点を0度とし、その間を百等分した温度で表し方を考案した。のちにストレーマーがそれを逆にして現在の表し方にしたが、原理自体はセルシウムが始めた方式なので、セを漢字に当てはめて摂とし、摂氏温度(゜C)としているのである。
 もちろん、それらの温度は気圧によって少し異なる。だから基準として「1気圧の時」と定める。摂氏温度と華氏温度の関係は次のように定めている。
F=5/9(C)+32 これをCについて解けば、C=5/9(F−32)となる。ご参考までに。

N02:2001年6月24日(日)金曜日は、実力テスト等の校務がはいったり、放課後の部活動で遅くなりました。土曜日は、親戚の法要に招かれ、時間が過ぎてしまいました。日頃に疲れもあり、「私の一日」が更新できませんでした。読者の皆さん!寛容な心でご推察ください。
 さて、温度を表すのに、華氏温度Fと摂氏温度Cがあるのはご存じでしょう。今日は2つの温度の話をします。「温度を表す単位の中に、人間の体温というものを基準にしたものがある。人間の体温は人によって多少違うし、同じ人間でも時によって違うのだが、これをもとに温の単位を作った人がいる。その単位が華氏温度である。
華氏温度というのは、1720年にドイツのファーレンハイトという学者が考案したものである。しかし、実は万有引力で有名なニュートンが、それより前にある温度の表し方の提案をしています。1701年にニュートンは、融けかけている氷の温度をゼロとし、人間の温度を12として、その間を12等分する温度計を提案した。イギリスでは12進法が生活のいろいろな場面で広く使われているので、12等分の提案となっった訳です。
 ファーレンハイトは水銀の温度計を発見するとともに、このニュートン案をさらに緻密なものに改良したのである。彼はふつうに室内で得られる最も低い温度、つまり氷に食塩を加えた状態の温度をゼロ度とすることにし、人間の温度を24度とした。ニュートン時代より2倍の精度で測れると思ったからである。そしてその後彼はその案を改めて、人間の体温を96度とした。これがその後記号にFを使って広く欧米を中心として普及した華氏温度である。
華氏温度はまだ英米で使われている。華氏零度は摂氏マイナス18度で、華氏100度は摂氏38度になる。明日は、日本で使われている摂氏温度についてお話します。

N01:2001年6月21日(木)良く言われている言葉ですが、数学って本当に素晴らしく、美しいものです。
MATHEMATICS IS USEFUL ! MATHEMATICS IS BEAUTIFUL ! MATHEMATICS IS WONDERFUL ! ってね。単に素晴らしいのでなく、「驚きに満ちている」と言いたいのです。数学的アイデアの「素晴らしさ」、数学理論の「美しさ」、道具としての「有用さ」を改めて驚嘆してもらえるなら、生徒もとって「数学」が身近なものになるでは?

N036:過去の「私の1日No36」平成13年6月12日〜6月20日のはここをクリック下さい。
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