令和5年4月30日
[流れ星]
第425回数学的な連続応募解答
<解答募集期間:4月2日〜4月30日>
[整数問題等]
追加問題(出題者は「ジョーカー」)
第417回からの「正三角形の辺や円弧によって囲まれた図形内の4円」
シリーズの第6問目になります。
NO1「スモークマン」 04/04
13時06分 受信 更新 4/30
早速、チャレンジをば!!
(11)
n+5=m^2
n=m^2-5
so…
m^2-5+m=k^2
m^2+m=k^2+5
m(m+1)=k^2+5
so…m=5t
5t(5t+1)=k^2+5=25s^2+5=5(5s^2+1)
So…5s^2+1=6
s=1
t=1
m=5
と一意に決まる
so...
√(n+√(n+5))・・・n=20
√(n+√(n+6))・・・n=30
√(n+√(n+7))・・・n=42
<水の流れ:nは自然数に限らないので、他の答えがありました。
作問時には気が付かなったのですが、「よふかしのつらいおじさん」の応募があってから気が付きました。>
(12)
上の考察より...
√(n+√(n+k))=k
k^2-k=n
(2)
0<θ<π/2
x=r*cosθ
y=r*sinθ
与式
=7*cos^2θ+8cosθ*sinθ+sin^2θ
=7+sinθ*(8cosθ-6sinθ)
=7+10*sinθ*cos(θ+α)
cosα=4/5
sinα=3/5
=7+5{sin(2θ+α)+sin(-α)}
=7-3+5sin(2θ+α)
=4+5sin(2θ+α)
α<=2θ+α<π+α
so…
Max{与式}=9
Min{与式}=-1
(3)
xyz/(y^2*z^2+x^2*z+3x^2+y^2)
=z/((y/x)z^2+(x/y)z+3(x/y)+(y/x))
So…相加相乗平均から
(y/x)(z^2+1)+(x/y)(z+3)>=2√((z^2+1)(z+3))
等号は…
(y/x)(z^2+1)=(x/y)(z+3) のとき
例えば、y/x=x/y で、z^2+1=z+3…z^2-z-2=(z-2)(z+1)=0…z=2 なら満たすし、そのようなときが存在できる。
So…
与式<=2/(2√5^2)=1/5 (たとえば、x=y, z=2 のとき最大値の1/5を取りますね。)
ジョーカー様の追加問題
添付図です。
NO2「kasama」
04/07
07時38分 受信 更新 4/30
寄せられた問題の解答です
「kasama」
04/11
18時05分 受信 更新 4/30
問題1の追加が寄せられた解答です
NO3「よふかしのつらいおじさん」4/07
18時37分 受信 更新 4/30
第425回
問題1
(1)
●
mを整数とします。
これを、nの2次方程式として解くと、
ここで、根号の中を平方数 とします。
これを(#)にもどすと、
・ として、
よって、n=−1
(2)のときは、
これを(*)にもどと、
これを(#)にもどすと、
・ として、
・ として、
よって、n=20
ここで、根号の中を平方数
とします。
(3)のときは、、これを(**)にもどすと、
これを(#)にもどすと、
・ として、
・ として、
よって、n=−2
(4)のときは、
これを(**)にもどすと、
これを(#)にもどすと、
・ として、
・ として、
よって、n=30
以上から、
▲k=7のとき、
ここで、根号の中を平方数 とします。
このとき、、これを(***)にもどすと、
これを(#)にもどすと、
・ として、
・ として、
よって、n=42
以上から、
(2)
●
これをnの2次方程式として解くと、
これを(#)にもどすと、
・ として、
よって、
※
上の問題(1)の確認ができます。
問題2
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また、 となり、漸近線は、 です。
よって、
問題3
●
の最大値を考える代わりに、逆数の
の最小値を考えます。
相加平均・相乗平均の関係を使って考えます。
分子には、x:2個、y:2個、z:1個あります。
分母には、x:2個、y:2個、z:2個あります。
▲それで、zを増やし、調整して、
第1式と第4式が等しいとすると、
第2式と第3式が等しいとすると、
これは成立しません。
▲そこで、第1項と第3項が文字についてはかけると打ち消しあうので、
等号の条件を調べます。
第1式と第4式が等しいとすると、
第2式と第3式が等しいとすると、
これも成立しません。
▲さらに第1項と第3項を増やして、
等号の条件を調べます。
第1式と第4式が等しいとすると、
第2式と第3式が等しいとすると、
これは成立します。
また、第3式と第4式が等しいとしても、 です。
以上から、
●よって、
は、 のとき最大値
をとります。
追加問題
●半径1の円の中心をS、Rとします。
円甲、乙、丙の中心をそれぞれK、T、Hとします。
円甲、乙、丙の半径をそれぞれk、t、hとします。
●円甲の半径を求めます。
直角三角形RKAに三平方の定理を用います。
△ABCが1辺の長さが1の正三角形なので、 です。
よって、円甲の半径は、
●円乙の半径を求めます。
円丙が互いに接する三円S、R、Kに内接しているので、デカルトの円定理を用います。
これを1/tについての2次方程式として解くと、
ゆえに、
下の解は適さないので、円乙の半径は
●次に、円丙の半径hを求めます。
上の図のLMの長さは、 です。
直角三角形RHJに三平方の定理を用います。
の2次方程式として解くと、
解は正なので、「+」の方を選んで、
・黄緑色の部分は、
・水色の部分は、
・灰色の部分は、
ゆえに、
ゆえに、
よって、円丙の半径は、
NO4「ジョーカー」 04/10
02時44分 受信 更新 4/30
寄せられた問題の解答です
NO5「三角定規」 04/29
22時58分 受信 更新 4/30
寄せられた問題の解答です
「水の流れ」 更新 4/30
<コメント:はじめは21、25の因数分解で負の数を無視して、解を落としました。>
皆さん、問題や質問に答えてください。一部でも構いませんから、解答とペンネームを添えて、メールで送ってください。待っています。