令和5年7月23日

[流れ星]

  第428数学的な連続応募解答

    <解答募集期間:6月25日〜7月23日>

[連立方程式]

問題1 次の連立3元2次方程式の解を求めよ。

−yz=2, −zx=3 , −xy=4

 

問題2 次の連立5元3次方程式の解を求めよ。

 −y296 , y−z49.625 , z−u41.375

−w33.875 , x+y+z+u+w=29

ここでは,x,y,z,u,wは正の数,また, x,yは整数とする。

 

出典 「岐阜県の算額の解説」木重之著から岐阜県大垣市上石津町時にある算額で題意は 

下山村、打上村、上村、細野村、堂之村の5ヶ村で米を奉納するのに、打上村は下山村より296歩少なく、上村は打上村より49.625歩少なく、細野村は上村より41.375歩少なく、堂之村は細野村より33.875歩少ない。そして 5ヶ村で奉納したときの桝の1辺の合計は29尺であった。5ヶ村が奉納したときの桝の1辺の長さを求めよ。

 

 

追加問題1(出題者は「ジョーカー」)

417回からの「正三角形の辺や円弧によって囲まれた図形内の4円」

シリーズの第9問目になります。

428追加問題

 

 

追加問題2(出題者は「ジョーカー」)

427回からの「確率等」の問題シリーズの2問目です。

3軒A,B,Cがこの順に並んだ家がある。各々が1年以内に火事を出す確率はaで, 1軒が焼けたときその隣に類焼する確率はbである。各々の家が1年以内に焼ける確率を求めよ。

 

NO1「スモークマン」    06/26         0737分    受信  更新 7/23

 問題1 次の連立3元2次方程式の解を求めよ。

x2−yz=2, y2−zx=3 , z2−xy=4

 

回答

y=ax

z=bx

x^2-yz=x^2(1-ab)=2

x^2(a^2-b)=3

x^2(b^2-a)=4

so

4(a^2-b)=3(b^2-a)

2(1-ab)=b^2-a・・・a=(b^2-2)/(1-2b)

So

4(((b^2-2)/(1-2b))^2-b)=3(b^2-(b^2-2)/(1-2b))

4((b^2-2)^2-b(1-2b)^2)=3(b^2*(1-2b)^2-(b^2-2)(1-2b))

4b^4+5b^3-4b-5=0

(4b+5)(b^3-1)=0

b=-5/4, 1, ω,ω^2

 a=-1/8,

 

a=b=1 のとき…x^2(1-ab)=0 を満たさない

また、b=ωのとき…1-ab=1-ω(ω^2-2)/(1-2ω)=1-(1-2ω)/(1-2ω)=0 で満たさない。

b=ω^2 も同じ。

So

b=-5/4, a=-1/8

x^2(1-(5/4)(1/8))=2

x^2*(27/32)=2

so

x^2=64/27

x=83/9 or -83/9

y=-3/9, 3/9

z=-103/9, 103/9

 

結局…

(x,y,z)=( 83/9, -3/9, -103/9), (-83/9, 3/9, 103/9)

 

問題2 次の連立5元3次方程式の解を求めよ。

 x3−y3=296 , y3−z3=49.625 , z3−u3=41.375

u3−w3=33.875 , x+y+z+u+w=29

ここでは,x,y,z,u,wは正の数,また,x、yは整数とする。

x>y>z>u>w

x^3-y^3=296

(x-y)(x^2+xy+y^2)=296=2^3*37

(x-y){(x-y)^2+3xy}=2^3*37

Sox-y=1,2,4

x-y=1,1+3xy=296…整数にならない

x-y=2,4+3xy=148x=8,y=6

x-y=4,16+3xy=74…整数にならない

so

x=8,y=6 のときだけで

x^3-(z^3+49.625)=296・・・x^3-z^3=345.625

・・・z^3=8^3-345.625=166.375=55^3/1000z=55/10

x^3-(u^3+41.375)=345.625・・・x^3-u^3=387

・・・u^3=8^3-387=125u=5

x^3-(w^3+33.875)=387・・・x^3-w^3=420.875

・・・w^3=8^3-420.875=91.125=45^3/1000w=45/10

8+6+55/10+5+45/10=19+10=29 compatible

 

結局…

(x,y,z,u,w)=(8,6,11/2,5,9/2)

 

追加問題1(出題者は「ジョーカー」)

No248の絵馬

 

 

「スモークマン」    07/01         1301分    受信  更新 7/23

火事の問題の再考^2です。

 

燃えてない時を引くという余事象の考えて。

余事象でなければ...

P(B)=1-(1-a)(1-ab)^2

から、P(B)=a+(1-a)(2ab-a^2b^2) となる^

 

A自身が燃えない確率=(1-a),

隣のBからの類焼がない確率

=1-(1-(1-a)(1-ab))b=a^2*b^2-a*b^2-a*b+1

 

So

P(A)=P(C)=1-(1-a)( a^2*b^2-a*b^2-a*b+1)

でしょうか?

余事象を使わないアプローチの以下の式

a+(1-a)(1-(1-a)(1-ab))b=a(a^2b^2-2ab^2-ab+b^2+b+1)

と一致すること確認 ^^

 

びっくりするくらい複雑あるね ^^;

 

 

NO2「ジョーカー」     06/28       1439     受信  更新 7/23

寄せられた問題の解答

 

「ジョーカー」     07/03       0358     受信  更新 7/23

  寄せられた問題1の一般の解答

 

NO3kasama          07/02         0150分    受信  更新 7/23

  寄せられた問題の解答です

 このときのコメントです。

今回は連立方程式についての出題ですね。できるだけ簡単に解く方法を模索してみました。問題2の条件『x、yは整数』は解を絞り込む上でとても助かりました。この条件がなくとも、解ける気がしますが、難度が大分上がると思います。

追加問題1の平面幾何は相変わらず難しいです。丙の半径は2つのやり方で求めてみました。答えは出したものの、美しい値ではなく、合っているのやら、間違っているのやら、???でした。そこで、AutoCADで作図したところ、それなりの円だったので、とりあえず良しとしました。

 

追加問題2は余事象を考えてアプローチしました。

 

ところで、今流行りのAIChatGPT)は、算数問題を解くらしいです。仕事でもAIと関わる機会が増えており、興味深く思ったので、今回の確率問題を解いてもらいました。問題文は(おそらく)きちんと認識して、それなりの論理的思考で取り組んでいるようですが。。。現段階では、私たち人間の方が数学的な思考力は勝っていそうです。ただ、AIには学習機能があるので、専門家が知識とスキルを教え込むことができます。そうなれば、将棋AIのように、初等数学レベルであれば、近いうちに的確な解答を出せるようになると思います。もしかすると、数学者を悩まし続けている未解決問題を解決に導く手助けをしてくれるかもしれませんね。

<水の流れ:以下は 頂いた第428(ChatGPT).の解です。解は間違い>

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション, メール

自動的に生成された説明

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト

自動的に生成された説明

NO4「よふかしのつらいおじさん」7/06  0906     受信  更新 7/23

 

問題1

 

(1)の三式を加え、両辺に を掛けると、

 

(1)の第一式はx倍、第二式はy倍、第三式はz倍すると、

 

(3)の三式を加えると、

 

(2)(4)を比較して、

 

 

(1)の第一式はy倍、第二式はz倍、第三式はx倍すると、

 

(6)の三式を加えると、

 

●(5)×3、(6)×5として、zを消去すると、kを定数として、

 

これを(6)に入れると、

 

まとめて、

これを(1)の第一式に入れると、

 

以上から、

 

 

問題2

●出典を読むと、解は正の実数で大きい順に、x、y、z、u、wです。

 

xとyの3乗の差の整数部分は、3桁です。

y、z、u、wは隣り合う2数の3乗の差の整数部分が2桁です。

よって、xとyの差は、他の4数の隣り合う2数の差より大きいと考えられます。

 

3乗の差が小数第3位の末尾が5となっていることから、差が0.52数の3乗の差を調べてみます。

 

 

・yとzの3乗の差は、49.625なので、

 

 

よって、 と考えられます。

 

・zとuの3乗の差は、41.375なので、

 

 

よって、 と考えられます。

 

・uとwの3乗の差は、33.875なので、

 

 

よって、 と考えられます。

 

以上から、 となります。

 

 

 より、

 

確認すると、 となり問題と一致します。

 

まとめて、 となります。

 

 

追加問題1

●正三角形の内接円の半径を調べておきます。

 

1辺の長さを  とすれば、高さは  です。

よって、面積Sは、

一方、内接円の半径をrとすれば、面積Sは、

 

上の結果と比べて、

つまり、正三角形の内接円の半径は、高さの1/3です。

 

●円、甲と乙の半径kとtを求めます。

 

正三角形の1辺の長さと円弧の半径が1なので、

円弧の中心をQとすれば、

 

 

・正三角形ADEの高さAHは、

円甲は、正三角形ADEの内接円なので、半径kは、

 

・正三角形AFGの高さAJは、

(円甲の半径と同じ値になります)

 

円乙は、正三角形AFGの内接円なので、半径tは、

 

●円丙の半径hを求めます。

 

図のように座標軸をとります。

円丙の中心を  とします。

円甲の半径は、 です。

円甲の中心は、

半径1の円弧の中心は、

正三角形の頂点の座標は、

直線ACの方程式は、

 

 

PK2 を考えて、

PQ2 を考えて、

点Pと直線ACとの距離hより、

(点Pが直線からみて、原点と同じ方にあるので)

 

 

 

(1)(2)でyとhの1次方程式を作ります。

 

 

 

 

 

(4)(3)に入れると、

 

 

 

(4)(5)(2)に入れて、hの1次方程式を作ります。

 

 

1重下線部分は、

 

 

 

 

2重下線部分は、

 

 

 

よって、

 

 

 

hの2次方程式を解くと、

 

根号内は、

 

よって根号部分は、

 

 に習って、2重根号を外します。

aとbの最大公約数をgとすると、 です。

(カッコ内)の2数は互いに素です。

 です。

 

 と考えて、

 

以上から、

 

よって、

 

 

(+)の場合は、

 

 

 

 

(-)の場合は、

 

 

 

よって、(-)の場合が解と」なります。

 

「よふかしのつらいおじさん」7/06  1734     受信  更新 7/23

追加問題2

●類焼がない場合、各家の出火の様子は次のようです。

 

 

例えば、Bから出火する確率は、{あ、い、お、か}の場合の積の確率を合計すると、

 となります。

 

●次に類焼がある場合を考えます。

類焼は隣が出火したときに考えられます。

 

同じひらがなの部分の積の和は、上の類焼のない場合のものと同じになります。

 

・Aが焼ける確率は、

 

・Bが焼ける確率は、

 

・Cが焼ける確率は、

Aと同じになります。

 

「よふかしのつらいおじさん」のコメント

 

しかし、AとCの答えは現在自分の間違いの部分が見つかりません。

 

自分の解答:

a+ ab+ ab^2- a^2b+(-2a^2b^2+ a^3b^2)

 

ジョーカーさんの解答:

a+ ab+ ab^2- a^2b+(-a^2b^2- a^2b^3+a^3b^3)

 

カッコの部分が違います。

疑問は、bについて3乗が出てくることです。

類焼は出火した家は関係ありません。

その家にbが出てくることはないと思います。

bについては、2乗が最大だと思います。

 

「よふかしのつらいおじさん」7/21  2152     受信  更新 7/23

<コメント:追加問題2について、確率をどう考えるかが難しかったです。>

 

・類焼は、自分が火事を出さないとき(1−a)に起きるのか、

・隣からの類焼を免れた(1−b)とき、自分から出火する()ことはあるのか、

・類焼の場合、時間をおいて類焼することがあるとすると、出火との関係はどうなるのか、

 

など、いろいろ考えました。

再度の解答のようにすると、わかりやすくなりました。

 

最初の解答は、同時に3軒がさいころをふるようにいっぺんに出火等が起きるという考えでした。

 

追加問題2

●確率について、次のように考えます。

「各々の家が1年以内に火事を出す確率a」について、

1年という幅があるので、ABC3軒が火事を出すとしても同時ではないとします。

 

1軒が焼けたときその隣に類焼する確率b」について、

1軒が焼けたとき、その隣が類焼する場合はすぐに燃え移り、そうでない場合は、その出火では類焼しないとします。

 

●先ず、Aが出火する場合を考えます。

Aから出火すると、確率aの事象が起こったことになります。

 

次にBからの類焼の確率を考えます。

このとき、残りの(1−a)を全体とします。

Bから出火()し、Aに類焼()するので、確率は、(1−a)abとなります。

 

さらに、Cからの類焼の確率を考えます。

このとき、残りの(1−a)(1−a)ab=(1−a)(1−ab)を全体とします。

Cから出火()し、Bに類焼()し、Aに類焼()するので、確率は、(1−a)(1−ab)abbとなります。

 

よって、Aの焼ける確率は、

a+(1−a)ab+(1−a)(1−ab)abbとなります。

 

 

 

BではなくCからの類焼を先に考えてみます。

 

このとき、残りの(1−a)を全体とします。

Cから出火()し、Bに類焼()し、さらにAに類焼()するので、確率は、(1−a)abbとなります。

 

次に、Bからの類焼の確率を考えます。

このとき、残りの(1−a)(1−a)abb=(1−a)(1−abb)を全体とします。

Bから出火()し、Aに類焼()するので、確率は、(1−a)(1−abb)abとなります。

 

よって、Aの焼ける確率は、

a+(1−a)abb+(1−a)(1−abb)ab=a+(1−a){abb+(1−abb)ab}

=a+(1−a){ab+abb−abb・ab}=a+(1−a){ab+(1−ab)abb}

a+(1−a)ab+(1−a)(1−ab)abb

となります。

 

 

・上の結果は、ABCの順番でも、ACBの順番でも同じ結果を示します。

同様に、BCが最初に出火しても、順番に関係なく同じ結果になります。

 

また、Cが焼ける確率は、Aの確率と同じになります。

 

 

●次にBが焼ける確率を調べます。

先ず、Bが出火したとすると、確率aの事象が起こったことになります。

 

次に、Aからの類焼を考えます。

このとき、残りの(1−a)を全体とします。

Aから出火()し、Bに類焼()に類焼()するので、確率は、(1−a)abとなります。

 

さらに、Cからの類焼を考えます。

このとき、残りの(1−a)(1−a)ab=(1−a)(1−ab)を全体とします。

Cから出火()し、Bに類焼()に類焼()するので、確率は、(1−a)(1−ab)abとなります。

 

よって、Bが焼ける確率は、

a+(1−a)ab+(1−a)(1−ab)ab

となります。

 

 

NO5「三角定規」    07/21         2131     受信  更新 7/23

寄せられた問題の解答す。

 

<水の流れ:追加問題1の丙の半径がコンピュータからの解ですが、なぜか答と違っていると思われます。>

 

「三角定規」    07/23         2006     受信  更新 7/24

 

追加問題1の丙の半径で修正された解答

 

<コメント:筆算で解こうといくらか努力はしたのですが,余りの煩雑さに匙を投げた結果でした。

Wolfram の出力を手で3分割し再度 Wolfram にかけてみると,添付のように二重根号が外れ正解の形と一致しました。

無料版 WolframAlpha は今回のように,計算を最後までやってくれなかったり,計算そのものを拒否してしまったりすることがたまにあります。

 

「水の流れ」                        更新 7/23

 

 

 

 

428回の追加答

 

皆さん、問題や質問に答えてください一部でも構いませんから, 解答とペンネームを添えて, メールで送ってください。待っています。