<水の流れ> (私の一日NO62)

震え上がるような数の神秘を知るためにあなたは青春をかけてみないか!

NO30:2004年3月6日(土)あわただしい1週間が過ぎていきました。1日(月)は第55回の卒業証書授与式で8クラス生徒が巣立っていきました。4日は一般入試の願書締め切りで定員224名に対して出願者数は290名です。5日は3月末の退職される5名の先生と3年間宮城県から派遣された先生の計6名の「送る会」に出席していました。
 また、今日は所用で岐阜市の方へ出かけていました。「私の一日」こまめに更新していないことをお許しください。ああー、それと太郎さんは気が向いたときに、ナンバーズ3を購入していますが、朝新聞を見てがっかり1の位が1番違っていたのです。今まで一度の当ててはいませんが。
さて、次のようなメールが入っていました。一度考えていただけたら幸いです。
『「コラッツの問題」てありますよね。「自然数を好きに決めて、奇数だったら3倍して1を足して、偶数なら2で割る、ということを繰り返していけば1-4-2-1-4-2-1-・・・・・ばっかり
繰り返すようになる」っていうやつ。あれでちょっと変えて(すでに解かれていたらすんません)、「3倍して1を足して」を「3倍して1を引いて」に変えたんです。
そしたら、好きな自然数を選ぶときに1を選んだら1-2-1-2-・・・・・・ですが、5のときは5-14-7-20-10-5−・・・・・・となって、
さらに17のときは17-50-25-74-37-110-55-164-82-41-122-61-182-91-272-136-68-34-17-・・・・・・・・となります。
で、この場合、こういうサイクルはこの3つだけか、それとも他にいっぱいあるのか、それとも?というものですが、さてどうなんでしょう。
誰かもうすでに解いてるんですか?私はなんにも見ずに考えたんですが、ひとつ答えを出していただけませんか・・・・・』
さらに、「中尾」さんからも入っていました。
『約1週間かけて少しづつ計算した結果、Fibonacci数列中の完全29乗数が0,1に限ることも証明できました。
これ以上の素数n>=31については、手持ちのパソコンでは実用的な時間内に計算できそうにないので、n=29までで一区切りとします。』

NO29:2004年3月2日(火)「中尾」さんから、次のメールが入っていました。
『不定方程式 C: 2u(u^2-1)=v(v^2-1) の有理数解(u,v)を求めることができました
有理変換 ψ: C → E (u,v)→(x,y)  x=2(u-2v)/(2u-v), y=6/(2u-v)
[逆変換 φ: E → C (x,y)→(u,v)  u=(-x+4)/y, v=-2(x-1)/y ]
によって、曲線Cは、楕円曲線E: y^2=x^3-12x+20に Q-isomorphicとなります。
 Eのねじれ点群E(Q)_{tors}は自明。
EのMordell-Weil群E(Q)のrankは1であり、その生成元は(-2,6)であるので、E(Q)={n(-2,6): n \in Z}となります。
 よって、楕円曲線Eの有理点は無数にあるので、それらを双有理変換φで写すことにより、曲線Cの有理点も無数にあることがわかります。』
<水の流れ:実際の曲線Cの有理点は割愛させてもらいます。>
 さて、「浜田明巳」さんから、第134回の応募問題
「正n面体」の解答と素晴らしい実践報告を受けました。感謝します。
ここをクリック下さい。「浜田明巳」さんからの
「実践報告」です。

NO28:2004年2月29日(日)2月29日が日曜日になるのは1976年以来28年ぶりなんです。皆さんはどのようにお過ごしでしたか。太郎さんは、朝から雨の中、午前9時から、親戚の法要にでかけ、午後2時に帰ってきました。帰宅後、「中尾」さんからメールが届いていました。お知らせします。
『最近、以下の問題を考えています。研究課題にしてはいかがでしょうか?
1.不定方程式   2x(x^2-1)=y(y^2-1) の整数解(x,y)は、(0,0),(0,±1),(±1,0),(±1,±1),(4,5),(-4,-5) の11個に限るだろうか?
 また、有理数解は無限に存在するだろうか?
2.不定方程式  x(x^2-1)+y(y^2-1)=z(z^2-1) の正整数解(x,y,z)は、有限個であるだろうか?それとも無限にあるだろうか?』
<水の流れ:皆さん!考えてみてください。>

NO27:2004年2月24日(火)11時05分に「Toru」さんから解答が送られてきました。また、次のようなコメントがありました。お知らせします。
『正n面体の可能性としてはn=4,6,8,12,20の5種類のみであることが示された。これが実際にできるかどうかは、作ってみればよいわけですが、正12面体や正20面体を頭の中で組み立てるのは、私にはなかなか難しいですが、
これがあることは問題文にもありますし、よく知られていることで、私にもできたということにしておきます。
正多面体はギリシャ時代から知られていたそうですが、やはり美しいですね。いつのことだったかは忘れましたが、各面が正5角形でできている正12面体の存在をはじめて知った時、なにか不思議な感動を覚えたことは、今でも記憶に残っています。』
<水の流れ:正n面体の中で、1つの面正n角形の長さを同じにしたとき、正n面体の体積を求めてみませんか?どこかで読んだことがありますが、正12面体の体積が1番大きいと書いてありました。確かめてはいませんが。>
 

NO26:2004年2月23日(月)今朝、「kashiwagi」さんから解答が送られてきました。また、次のようなコメントがありました。お知らせします。
『オイラーの補助定理みたいなものを見つけました。又、事実は2つでしたが、もう一つありますよね・・・。これは図を描いていて私なりに到達したものですので、自信はありませんが・・・。これら二つの事項を組み合わせ条件を解くと 解答らしきものが出来ましたので送信させて頂きます。』
(1)一つの頂点に集まる辺の数は等しい
(2)一つの頂点に集まる角の大きさは360°未満である
(3)一つの頂点に集まる面の数は3以上である
<水の流れ:上記のことを参考にしてください。>

NO25:2004年2月22日(日)昨日、早くも第134回の応募問題「正n面体」の解答をお二人の方から届きました。感謝します。
「H7K」さんが21日16時10分に「中川幸一」さんは21日21時44分です。また、「H7K」さんから次のようなご指摘がありました。お知らせします。
その1:『本当はEulerの多面体定理も示さないといけないが,ここではこれの成立を認めておく.』
その2:『「3次元空間では正n面体は何個あるでしょうか。」ここは「何種類」の方が適切のような気もします.「何個」だと「そんなの無限個じゃない.」とかいう 解答も(ないとは思うが)想定されてしまいます…….
<水の流れ:その1ですが、Eulerの多面体定理は証明なくして、利用ください。これは、別の機会で取り上げてください。その2については、ご指摘のように「何種類」の方が適切です。>

NO24:2004年2月21日(土)午前中に、、第133回の応募問題の「解答者一覧」の更新作業をしました。
そして、第133回の応募問題「長方形」で皆さんから寄せられた
「解答」を更新していました。
 さらに、第134回の応募問題
「正n面体」の問題を出しました。「3次元空間で正n面体は一体何個存在するのでしょうか?」という問題です。よろしくお願いします。

NO23:2004年2月17日(火)帰宅後、また「中尾」さんから連絡がありましたから、お知らせします。
『同じ方法で、Fibonacci数列中の完全23乗数が0,1に限ることも証明できました。そのうち整理して、楕円曲線の話題のページで公開します。
 n=29の場合は、パソコン上での計算に、より多くの時間が掛かるようになるので、そのまま実施することが難しくなる(何か新しい工夫が必要になる)と思います。
だれか挑戦してみてはいかがでしょうか?』
<水の流れ:「中尾」さんからのメッセージに誰か答えてあげてくだされば幸いです>

NO22:2004年2月15日(日)昨日、「中尾」さんから連絡がありましたから、お知らせします。
『J.McLaughlin[1]の方法を使って、Fibonacci数列  0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610,...に現れる完全19乗数は、 0,1 に限ることを証明できました。
J.McLaughlinは、論文[1]でFibonacci数列に現れる完全5乗数,完全7乗数,完全11乗数,完全13乗数,完全17乗数は、自明なものに限る(0,1だけである)ことを証明しています。
[参考文献] [1]J. Mc Laughlin, "Small Prime Powers in the Fibonacci Sequence", Dec13, 2000, p1-22.
[2]Nigel P. Smart, "The Arithmetic Resolusion of Diophantine Equations",LMSST 41, Cambridge University Press, 1998, ISBN0-521-64633-2.
詳細は、
「楕円曲線の話題」のページで公開します。 』
 また、「三角定規」さんから、第133回の応募問題
「長方形」の解答が届いていました。ありがとうございます。
さらに、2月9日に書いておきました「2月に日曜日が5回あるのは一体何年先か」ですが、コメントが入ってきました。
『今回の問題も、さり気ない仕掛けで、考えて面白い、キラリと光る問題ですね。これからもよろしくお願いします。
ところで、2月9日の日記、「2月の5回の日曜日」についてです。
365≡1 (mod 7),366≡2 (mod 7) ですから平年1年で1曜ずれ、閏年を入れて4年で5曜、すなわち 4n 年で 5n 曜ずれます。5n が 7 の倍数となるのはまずは n=7 で、4×7=28年後の 2032 年ですね。
前回 1976年2月で、あのときは、こんなこと話題にしたかな〜? 記憶は全くないですね。次回 2032年2月は…??歳です。おそらく生きてはいるでしょうが、どんな世の中になっているでしょうね.......』

NO21:2004年2月9日(月)大変面白いことを感じています。この2月に日曜日が5回あるのです。一体どうしてこのような現象になるのでしょうか。閏年で2月1日が日曜日からスタートする年しか起こりえません。では、これから先、このような2月に日曜日が5回ある年は一体西暦何年に起こるでしょうか。考えてください。

NO20:2004年2月8日(日)今までに寄せあられた第133回の応募問題の「解答者一覧」の更新作業を中間的にしました。

NO19:2004年2月7日(土)太郎さんが入っている「シュタイナー実践研究会」に関することですが、3月13日例会があります。
そのときの教材ですが、知り合いに作詞作曲を依頼したところ 次の「数え歌」の歌詞とメロディーが完成しました。お知らせします。
いちは太陽 お空に一つ    (頭上で大きな丸を作る)
みんなの顔には  目が二つ (両手のひとさし指で目を示す)
お父さん お母さん 子どもがひとりで三人(親指 人さし指 中指を立てる)
春 夏 秋 冬 季節は四つ    (片手を額に当てて景色を眺める様子)
ペンタゴン ペンタゴン ペンタゴンは五角形   (片足を大の字に伸ばして頭とで五角形を作る)
あまいはちみつみつばちお部屋は ’手拍子)六角形   (ちゅっと指をなめるまね)
 (間奏)
きれいな虹は 七色のはし   (頭上に紅の弓を描く)
おばあちゃんが教えてくれた八は末広がり (その場でぐるりと一回り)
まわる まわる 太陽をまわる 
まわる まわる わく星は九つ   (空を示す)
右手 左手 あわせてお指は十本 (両手をむねの前にひろげて出す)
サッカーせんしゅは (手拍子)  イレブン  (片足でボールをけるまねをする)
一月 二月 そして三月 一月 二月 そして三月 
   ぼくのカレンダー みんなで十二枚  (月ごとのカレンダーを1枚、2枚、3枚とはがすまねをする)
(後奏)
          

NO18:2004年2月3日(火)帰宅後、第133回の応募問題「長方形」の解答が三人から届いていました。ありがとうございます。受信順にお知らせします。
「kasama」さんから2日 22時09分に、そして初めてのかたで「GoBack]さんから3日00時38分に、再度別な解法で「toru」さんから3日10時53分です。皆さん!ありがとうございます。
 さらに、「中尾」さんから『先日、Fibonacci数列  1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610,...
に現れる完全平方数は、 1,144に限ることを証明できたと報告しましたが、
続けて、Fibonacci数列に現れる完全立方数は、 1,8 に限ることも証明できました。詳細は、
「楕円曲線の話題」のページで公開します。 』
<水の流れ:凄いですね。ちょっと記憶がありましたから、本を調べていましたら、以前、実は興味がありまして、「フィボナッチ数の小宇宙」という本を購入しています。その中の181ページにコーンの定理(1964年)として紹介してあります。
 また、フィボナッチ数列の中で立方数は1と8だけとも書いてあります。ところが、証明は詳しくは書いてありません。概略程度です。じっくりと理解する良い機会です。ありがとうございます。>

NO17:2004年2月2日(月)帰宅後、第133回の応募問題「長方形」の解答がお二人方から届いていました。ありがとうございます。受信順にお知らせします。
「UnderBird」さんから2日 14時25分に、そして初めてのかたで「Enpei]さんから2日16時21分です。今回はいろいろな考え方からのアプローチをお待ちしています。解法を楽しんでくだされば幸いです。

NO16:2004年2月1日(日)朝一番に「シュタイナー実践研究会」で課題になっていた小学校低学年用の算数の時間に扱う「数え歌」を近くにいる研究仲間に手渡しました。これは、音楽の恩師に以前から依頼していたのですが、この度完成し、郵送されて来たものです。素晴らしい曲です。幼稚園児に披露される予定です。ありがとうございます。
 その後、バスケットの県新人戦に出かけました。全国レベルで、第1シード校の「岐阜女子高校」との対戦です。決して練習試合では対戦することのできないチームです。部員は大変勉強になりました。スコアは聞かないでください。
帰宅後、早速、第133回の応募問題
「長方形」の解答が届いていました。ありがとうございます。受信順にお知らせします。
「中川幸一」さん 1/31: 21時50分 受信 。「toru」さん1/31: 23時27分 受信 。「kashiwagi」さん2/01: 14時32分 受信
 さらに、以前に「中尾」さんから届いていました、「フィボナッチ数」の問題に関して、次のような補題を頂いていましたから、
「解答NO3」にの中に「合同数5との関係(本質的に等価であること)」として更新していました。ご覧下さい。

NO15:2004年1月31日(土)最近、講談社から出版されている「古風堂々数学者」(藤原正彦 著)を読んでいます。どうしたかというと「ラマヌジャン」(インド1887〜1920)のことが書いてあったからです。英国のケンブリッジ大学の教授ハーディーに認められ、彼が発見し、ハーディーが証明するという共同研究をしたことが書いてあります。
彼は、インド時代に書き留めたノートに三千を超える奇妙な公式が羅列されている。これらは不思議な香りのする奇妙な等式や、美しさに魅了されるものばかりです。やっと1997年になって後世の数学者が全て証明し、5巻本として刊行しています。原本のノートはマドラス大学図書館にある。機会があれば紹介したいです。
 さて、午前中に、、第132回の応募問題の
「解答者一覧」の更新作業をしました。
そして、第132回の応募問題「フィボナッチ数」で皆さんから寄せられた解答が多いので、それを
「解答NO1」「解答NO2」「解答NO3」に分けて更新していました。
 さらに、明日からの第133回の応募問題
「長方形」の問題を出しました。平面幾何の問題です。よろしくお願いします。

NO14:2004年1月28日(水)帰宅後、「Kiyo」さんから第132回の応募問題「フィボナッチ数」で3回目の解答が送られていました。
 そこには、「漸化式を見つけました。十進ベーシック(1000桁モ−ド)で5個まで求めました。」とコメントがありました。ありがとうございます。

NO14:2004年1月26日(月)帰宅後、「kashiwagi」さんから第132回の応募問題「フィボナッチ数」の解答が送られてきました。ありがとうございます。
 その答えが無理数でした。これは予想外です。問題文は数としか書いておきませんでしたが・・・、時は1225年の数学競技会の問題です。このころ無理数って知っていたのかな?
さて、今日、このような問題を出していたことに気がついたのです。第48回の応募問題
「数学選手権」をご覧ください。同じ問題です。お許しください。

NO13:2004年1月25日(日) 25日00時29分に、「三角定規」さんから、第132回の応募問題「フィボナッチ数」の初等的方法解答が送られてきました。ありがとうございます。
 また、午前中に、今までに寄せられた第132回の応募問題の
「解答者」の更新作業をしていました。

NO12:2004年1月24日(土)昨日、昨年11月に行われた高校統一テストの結果がでました。以下、読売新聞からの引用です。
『高校学力テスト、国語・英語好成績…数学・理科に課題
 文部科学省は23日、高校3年生を対象に一昨年実施した学力テスト(教育課程実施状況調査)の結果を発表した。
対象の4教科のうち、国語と英語は想定された正答率を満たす問題が多い好成績だったが、数学と理科は下回る問題が大半となり、課題を残した。同時に行ったアンケートでは、勉強好きは2割にとどまり、4割の生徒が家でほとんど勉強していないことも分かった。
達成度の判定は、標準的な時間で学習指導要領通りの授業を行った場合に期待できる正答率(設定通過率)を委員会で決め、実際の正答率と比較して行った。
国語は出題全問中、84%が想定の正答率以上となり、英語も69%の問題で到達していた。
 逆に、数学は出題30問中、想定を超えたのは1問、同程度が5問、8割に当たる24問が下回った。
理科は物理、化学、生物、地学の4科目で、各72―60%の問題が想定の正答率に達しなかった。
 テスト結果をアンケートに重ねると、小中学生と違い、高3では進路による差が顕著で、特に数学を例に取ると、大学進学希望者が偏差値換算で54・9だったのに対し、就職希望者は43・4。成績分布が二極化する傾向がみられた。
また、勉強を大切だと思う生徒が79%と多い反面、勉強が嫌いな生徒が73・5%に上るという、小中学生にも共通した学習意欲の低迷がみられた。勉強時間は「全く、またはほとんどしない」生徒が41%で、小6や中3の4〜5倍も多かった。
「勉強をすれば良い成績を取れる」と考えている生徒は、「どちらかと言えば」を含めて73・2%。小中学生より10〜5ポイント高く、何らかの自信を深める経験をしていることがうかがえる。
授業の理解度は、「だいたい」を含めて「分かる」が39・5%。中3の46・3%よりも下がっていた。「半々」が40・2%だった。
 文科省は、特に数学と理科の学力が振るわなかったことから、「学習指導要領の標準時数にとらわれず、必要な時間を確保して基礎基本を徹底すること」などの改善方策をとるよう、都道府県教委に呼びかける。(読売新聞)』
<水の流れ:一概に言えないが、同感の部分があります。基礎基本は徹底するには、多くの授業時間数が欲しいです。確実に知識として身につけるには生徒と接する時間が必要です。>

NO11:2004年1月23日(金) 21日01時09分に、「kiyo」さんから、第132回の応募問題「フィボナッチ数」の解答を初等的方法で2個目を見つかった。知らせがありました。
 さらに、22日21時58分にも、新しい方から解答が寄せられました。ハンドルネイムが記入してありませんが、4年前の夏8月1日にあった全国数学研究大会(千葉大会)でお目にかかった方です。今でも覚えています。そのときに、「カタラン数」のことでを尋ね記憶があり、お世話になっています。

NO10:2004年1月19日(月)帰宅後、第132回の応募問題「フィボナッチ数」の解答が再度「kasama」さんから送られてきました。お知らせします。また、次のようなコメントもありました。
<コメント:それまで断片的な理解であった、フィボナッチ数(完全平方数)⇒合同数⇒楕円曲線上の有理点の知識を自分なりになんとか繋げることができました。理解できた範囲で言うと、今回の問題の期待された解法の1つは、完全平方数の算出を楕円曲線上の有理点の算出に帰着させて計算するものだったように思います。中略
 以上、楕円曲線のさわりの部分をほんの少しではありますが、理解することができました。今回出題して頂いたトピックスは、私にとって、楕円曲線について今後深く理解できる良い転機であったように思います。>

NO9:2004年1月18日(日)今までに寄せられた第132回の応募問題の「解答者」を一覧にしました。ご覧下さい。
 昨日からの地区予選に出かけました。男子は79対77の接戦で大垣日大に勝ち、76対70で大垣西高校にも勝ちました。女子は130対33で大垣日大に勝ち、84対59で大垣西高校にも勝ちました。これで男子は地区5位、女子は地区4位となり男女そろっての県大会出場となります。選手の皆さん!おめでとう。

全日本女子バスケット2004年アテネオリンピック出場おめでとう。今夜アジア予選決勝トーナメント準決勝戦で韓国を再延長の末81対72で獲得する。

NO9:2004年1月17日(土)今日はバスケットの県新大会地区予選にでかけました。寒い体育館で行われ、女子は96対39で、男子は89対69で勝ち、明日の試合では男女とも2試合勝たないと県大会には出られません。

NO8:2004年1月15日(木)ペンネーム 「Toru」さんから第132回の応募問題「フィボナッチ数」の解答が送られてきました。いつもありがとうございます。また、次のようなコメントがありました。
<コメント:インターネットでぱらぱらと別のサイトを見ていると、楕円曲線の有理点をさがす問題になるとか、合同数が何とやらとか、でてきました。時間がとれたら、楕円曲線論の入門書でも買ってきて、読みたいと思いますが、いつのことになるでしょう。>
<水の流れ:13世紀のこのような数学競技会があったことや問題を作った人がいることに驚いています。推測ですが、フィボナッチが見つけた数以外にも数個答えがありますが、出題者がすべての答えを知っていたとは思えません。>

NO7:2004年1月12日(月)昨日から、第132回の応募問題「フィボナッチ数」の解答が次の方から送られてきました。お知らせします。
1.「H7K」さんからは11日17時11分、2.「kiyo」さんからは11日20時48分、3.「中尾」さんからは11日22時49分、4.「中川幸一」さんからは11日23時41分に送られてきました。いつもありがとうございます。また、「中尾」さんから問題文の曖昧さを指摘されましたから、お伝えします。
<指摘内容:問題文があいまいで、題意を満たす平方数x^2を求めるのか、その平方根xを求めるかがはっきりしないので、平方数x^2を求めるものとしました。
 例えば、「ある数の平方に5を加えても、その数の平方から5を引いても完全平方となる数を見つけよ」なら、平方数の平方根xを求める問題とはっきり分かります。
「5を加えても完全平方となり、5を引いても完全平方となるような平方数を見つけよ」なら、平方数x^2を求める問題とはっきり分かります。
<水の流れ:出題者の意図は、「ある数の平方に5を加えても、その数の平方から5を引いても完全平方となる数を見つけよ」のつもりでして、平方数の平方根xを求める問題です。しかし、誤解を招く表現ですからご迷惑をおかけしました。>

NO6:2004年1月11日(日)午後、美しい話題50話「ガウス・グリーンの定理」を更新しました。
この定理は、媒介変数tで表された関数で、t=αからt=βまで動くとき、その線分OPの通過してできる領域の面積を求めるのに役立ちます。

NO5:2004年1月10日(土)午後、第131回の応募問題の「解答者一覧」を更新しました。ご覧下さい。
 そして、第131回の応募問題「大ピラピッド」で皆さんから寄せられた
「解答」を更新していました。
さらに、明日からの第132回の応募問題
「フィボナッチ数」を出します。歴史的な問題です。よろしくお願いします。

NO4:2004年1月6日(火)午前中3つの会議がありました。「宮城県と岐阜県の教育」と題した研修会はためになりました。午後、情報研修会ではノートパソコンの配給があり、利用方法を研修しました。夕方は高校時代の同級生に会うことができました。
帰宅後、午後1時1分に「Toru 」さんから、第131回の応募問題「大ピラミッド」の解答が届いていました。ありがとうございます。また、次のようなコメントがありました。
<コメント: あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いします。遅くなりましたが、「大ピラミッド」の解答を送ります。知っている人は知っているのでしょう が、私なぞは、こんなところで???が出てきてびっくり、とても勉強になりました。これは何か図形的にでも理由付けできるのでしょうか?>
<水の流れ:古代のエジプト人がどこまで科学的にピラミッドを作ろうとしたかわかりませんが、絵の巨匠たちが、絵の中に自然に???を取り入れているように、古代エジプトの建築家たちが、美しいものを作ろうと、自然に???を取り入れていた可能性は歪めません。(この文面は,「数学の不思議」柳谷 晃著(かんき出版)から引用しました。)

NO3:2004年1月5日(月)今日から、勤務が始まり、一日会議と仕事に追われました。09時03分に「kashiwagi」さんから、第131回の応募問題「大ピラミッド」の解答が届いていました。ありがとうございます。また、次のようなコメントがありました。
<コメント:あけましておめでとうございます。本年もご指導の程宜しくお願い申し上げます。 早速、問題を解かせて頂きました。しかし、歴史的な二つの数値がこの様なものから出て 来るとは・・・・。勉強になりました。>

NO2:2004年1月3日(土)ピラミッドの聖なる長さといわれる63.566cmの1千万倍が地球の極半径に相当します。この長さの25分の1がピラミッドインチと言われるものです。大ピラミッドの王室の前にある部屋の長さを、このピラミッドインチで測り、3.1416倍すなわち円周率倍すると、なんと365.242という1年の長さがわかり、うるう年の長さは、底辺の各辺に現れます。
 さらに、ピラミッドインチを1千億倍すると、地球が24時間でその軌道上を動く距離になるのです。大ピラミッドの高さを100万倍すると、148208000kmとなり、これは地球の太陽の距離149400000kmに非常に近いものになります。(この文面は,「数学の不思議」柳谷 晃著(かんき出版)から引用しました。)

NO1:2004年1月2日(金)皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。11時13分に「三角定規」さんから、第131回の応募問題「大ピラミッド」の解答が届いていました。ありがとうございます。次のようなコメントがありました。
<コメント:明けましておめでとうございます。今年もお世話になります。よろしくお願い致します。さて、『大ピラミッド』解答送ります。
 三千優余年前、計算技術も測量技術もそして建築技術も、現在と比べれば素朴なものしかなかったはずの時代に、これほど大きな構造物を、これどの精密さで造営できた事実に、ただただ驚嘆します。
素朴の技術しかなかった時代だからこそ、人間の自然認識力だけは現代人をはるかに凌ぐものがあったのだろうと思わされます。
<水の流れ:大ピラミッドは特別な形をしたものが多く、シンプルだが神秘的な姿から、隠された信仰における意味、特別な力をなどを予想する論文が書かれています。さらに、大ピラミッドを作った建築家は、地球の極半径の長さ、24時間で地球が軌道上で動く距離、地球と太陽との距離、暦を作る上で必要な1年の正確な長さ、地球の質量などを知っていたという理論があります。
この文面は,「数学の不思議」柳谷 晃著(かんき出版)から引用しました。次は、ピラミッドの聖なる長さといわれる63.566cmの不思議を書きます。

N061:過去の「私の1日No61」平成15年10月20日〜平成15年12月30日のはここをクリック下さい。
NO1〜NO60までは過去の日記

<自宅>  mizuryu@aqua.ocn.ne.jp

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