< 水 の 流 れ> (私の一日NO4)

N031:10月31日(日)昨夜は、午後11時に帰宅しました。20周年祝賀会に出席して、多くの教え子とお話ができました。やはり、当時の私のイメージは「数学的センスがない」と良く授業中に言われたと、多くの数学嫌いを作っていたようです。猛反省します。でも、昨日は、卒業以来の顔を逢わせることができて、本当に幸せな瞬間でした。感謝します。教え子皆さん!こらから社会でさらなる貢献をしてください。もしも、私でよければ、また、いろいろとお話しましょうね。このあと、9時から部活動で試合のレフリーが割り当てられています。困った。まともな笛を吹く自身がなーい。次に、第32回の応募問題「解答」を更新します。

N030:10月30日(土)先日,東京・上野の国立科学博物館で「数学と遊ぼう」展(期間は来年1月16日まで)が開かれている記事を紹介しました。開催期間は11月16日からですので、お知らせします。尚,詳しくは「国立科学博物館」の「数学と遊ぼう」展のホームページをご覧ください。先日の26日受信した「ch3cooh」さんからの第32回の応募問題「素数・△数・□数」の解答は、: 0 2 5 3 6 4 1 7 8 9の23点でした。ところが、昨夜「浜田」さんからの解答は同じ23点の並びでしたが次のようでした。「早々と23点という答が出てしまった問題ですが,ようやく私も十進basicでの解答プログラムが出来上がったので,投稿します.工夫も全然していないプログラムで恥ずかしい限りですが,これが今のところ私の限界です.十進basicですと,解答が簡単にテキストファイルで掃き出されるので,これでプログラムを作ってみました。以下の7通りの場合があります.(1): 0 2 5 3 6 4 1 7 8 9  (2): 0 2 5 3 6 4 1 9 7 8  (3): 0 2 5 9 7 8 3 6 4 1  (4): 8 3 6 4 1 0 2 5 9 7  (5) 8 3 6 4 7 1 0 2 5 9  (6) 8 9 7 1 0 2 5 3 6 4  (7): 8 9 7 3 6 4 1 0 2 5  が寄せられました。感謝します。

 皆さん!そこそろ2000年のカレンダーが手元にあるのではないでしょうか。勿論4で割り切れるので”閏年”ですが、果たして4で割る切れるだけで”閏年”ということができるのでしょうか。この疑問を解き明かしてくれる美しい話を「グレゴリオ暦」として、載せておきました。ご覧ください。

また、今日は太郎さんが青春時代の15年間努めた前任高の20周年記念式典が行われます。出席して、旧友や教え子との再会を楽しみにしています。この間1・2・3年と5回繰り返して担任を持ち続けましたから。懇親会の懐かしい話は、後日載せましょう。創立20周年記念誌に書いた原稿を載せます。私は、昭和55年4月の創立から、15年間の長きにわたり勤務させて頂きました・当時、今では懐かしい学校群制度があり、市内の他校と郡を組んでいました。私にとって、大学入試問題の解法に情熱を燃やしつつ、よく生徒には「数学的センスを身につけよ」と言っていた時期でした。いわゆる解法中心の授業を行っていました。ある日、少し早く教室に着きましたら、一人の生徒が黒板拭きで黒板の上から下に真っ直ぐおろして丁寧に黒板を拭いていました。小さなことのように思うかもしれませんが、私にとってそれは、教師に対する一人の生徒の善意として、心に残るものでした。その日私は、いつも以上に力の入った講義をすることができました。これこそ、今話題になっているEQすなわち「心の知能指数」の高い生徒だと思いました。昨今、教育の場で学校崩壊的な思わぬ事件が起きています。学校の中で、一番大切なことは「生徒達と先生の人間関係における温かい心の交流だ」と思います。これから、人間が生きていく上でどうしても必要な「思いやり」「忍耐力」「物事を自ら考えやり抜く意欲や情熱」などはその人の努力でいくらでも伸ばせます。私はこのEQの考えを、出来る限り数学教育を通して、実践していきたいと思います。最後に、この創立20周年が貴校にとってさらなる飛躍の年となることを記念します。

N029:10月29日(金)昨日,新指導要領の特徴を話し合う会議がありました。数研通信NO32の中にある文を引用して書いたそのときの原稿です。1。新指導要領の特徴:現行の小学校・中学校の算数・数学の教育内容を約30%削減されている。教師と生徒のノルマを減らして時間的ゆとりを与えるものになっていない。すなわち、今までより大分薄くなった教科書を用いて、"教師が一方的に教科書の知識を生徒に伝授する"という形態の授業をゆったりと行うということではないと思う。"定理や公式、問題の解法パターンを暗記し、知識の量や問題を解法パターンにしたがって処理する時間の短さで学力を評価してきた教育"から、"生徒自身が様々な疑問を抱き、思考錯誤しながら主体的に問題を解決していく発想法や思考力を育むことを重視する教育"へと、数学教育の質を大転換することに真意がありそうです。

2。新指導要領に沿った授業展開例教育の内容の削減する代わりに、これからは"生徒たちに数学は学びがいのあるものだ ということを実感させる授業"を展開していくことです。そのような授業をするための例を書きます。

(1) 定理や知識の天下り的に提供するのではなく、発見的にそれらに到達させたい。(2) 1人でも多くの生徒が頭の随から納得できるよう、紙と鉛筆だけの学習にとどまらず、作業的・体験的な活動も併用して教えたい。(3) 各授業は、生徒が"なぜだろう"、"どうしてだろう"と関心を持つような不思議から出発させたい。(4) 生徒の耳目を引くため、ストーリー性のある授業を展開したい。(5) 抽象性の高い概念や理解を、大脳を通して知覚させるだけでなく、工夫した模型や教具を用いることにより、視覚に訴えたい。(6) その定理や公式がどうような経緯で生まれてきたかを生徒に伝えるため、歴史上の偉人たちの考えたアイディアや発想、感動に触れさたい。(7) 既存の解法を教えるだけでなく、自分の頭で考え、一歩一歩工夫することの大切さを痛感させたい。(8) 実験や観察を行うことにより、たくさんの事例に当たりながら、定理や公式の意義を実感させたい。(9) 数学が生活に密着しているものであることを応用例を示すことによって、気づかせたい。(10) 数学が独立した世界でなく、物理、科学、音楽や美術、スポーツ等の他の分野と関連していることに気づかせたい。

 次に、今年度の日本シリーズはダイエーの4勝1敗で終わりました。結果は、過去に5回戦での終了は50回中11回あって、○●○○○ の順序は1971年巨人(川上)相手は阪急(西本)、1988年西武(森)相手は中日(星野)、1997年ヤクルト(野村)相手は西武(東尾)、1999年ダイエー(王)相手は中日(星野)になりました。日本シリーズの過去のデータに付け加えておいてください。今年も、過去に行われていない勝敗内容で、6回戦の○●○●○○、○●●○○○と7回戦の○○●●●○○、○●○●○●○、○●●○○●○、●○○●●○○、●○●○●○○、●○●●○○○、●●○●○○○ の勝敗方法は起こらなかったです。35通りすべての勝敗方法が起こりうるのに、果たして何年必要でしょうか。単純に、ランダムに考えれば、
「スターウァーズグッズ」の35通りのおまけ問題になって 35(1/35+1/34+1/33+・・・+1/2+1)≒35(Iog(e)35+γ)≒144,6・・・・ <γはオラー定数=0.57721・・・>この考え方が果たしてよいかどうかは分かりませんが、21世紀末までかかってしまいます。生きておれないー。

さて、 第32回の応募問題
「素数・△数・□数」の中にある△数と□数とは、三角数と平方数のことです。この数列の共通項は、1,36、・・・ですが、第3項はどんな数になるか知りたいと思ったことはありませんか。「答」はここをクリックください。

N028:10月28日(木)昨日の岐阜新聞に,東京・上野の国立科学博物館で「数学と遊ぼう」展(期間は来年1月16日まで)が開かれている記事がありましたので、紹介します。数学というと,めんどうな数式や計算を思い浮かべる人が多い。でも自然の中にある形にには、数学でできるものが多い。数式を図形や模型で表すと案外よくわかることもある。手で触れる道具を使って数学を身近に感ずる「数学と遊ぼう」展が各地で順番に開かれています。その中の1つに,「なぜハチの巣は正六角形で仕切られているだろう」という疑問があります。この疑問に参考になるのが<水の流れ>のホームページの中にあります。正六角形の1つの角の大きさが120度に意味があります。3点を結ぶ「最短経路」が120度の交角に原因しています。当然,「ハチは限られた広さの所になるべくたくさんの部屋を作ろうとします。巣を作る材料と空間を一番無駄なく利用できる形なのです。」と、国立科学博物館の方が説明してくれます。また、円の面積は「円周率パ×半径の2乗」で計算できる。式を暗記していても「なせ?」に答えられる人は少ない。これも<水の流れ>のホームページの中にあります。ご覧ください。

次に、日本シリーズの話題を書きます。昨夜の第4戦もダイエーが勝って成績を3勝1敗としましたが、過去のデータから統計的に考えると、23/27=0、852・・・で、一方中日は4/27=0、148・・・となっています。ダイエーが断然有利な結果になっています。また、起こり方の順番を考えたときは ○●○○ でダイエーの場合 、統計的確率は 6/6=100%   一方 ●○●● で中日の場合、過去勝っていません。この場合も中日は断然不利なデータになってしまいました。もちろん、「数学的確率」の場合はここをご覧ください。第5戦でダイエーの優勝が決まるのでしょうか。それとも、中日の奮起で、決戦を福岡ドームに移るんでしょうか。今夜が楽しみです。

N027:10月27日(水)本日から,2日間,文化祭です。今年のテーマは「LES'S MAKE GOOD MEMORIES」です。パンフレットの中にある巻頭言を紹介します。「ある事柄に情熱をもって没頭している姿は,他からみてもすがすがしく、尊いものです。熱中できるものがあることは素晴らしいことであり、人間をひとまわりもふたまわりも大きく成長させるものである。多くの人が夜遅くまで精一杯取り組んだことは、きっとみなさんの財産になるはずです。例え,それが目に見えないものであっても,それぞれの心に刻まれることでしょう。いつもでも心に残る文化祭でありますように」。優秀な出し物には審査があり、表彰があります。

さて、昨夜早くも第32回の応募問題
「素数・△数・□数」の解答を「ch3cooh」から寄せられました。ありがとうございます。それによると、23点の並べ方をコンピュータで発見されていました。(実を言うと、私は21点止まりの並べ方でした。感謝します。)さらに、プログラムのNを変えると、N進数の場合について求めることが可能です。これは、8進法、9進法、12進法と拡張してあります。いずれ皆さんに更新し、お見せします。楽しみにしてください。

 次に、日本シリーズの話題を書きます。昨夜ダイエーが勝って成績を2勝1敗としましたが、過去のデータから統計的に考えると、25/34=0.735・・・で、一方中日は9/34=0、265・・・となっています。ダイエーが大変有利な結果になっています。また、起こり方の順番を考えたときは ○●○でダイエーの場合 、統計的確率は 7/10=0、7   一方 ●○●で中日の場合、統計的確率は  3/10=0.3 となって、この場合も中日は大変不利なデータになってしまいました。もちろん、
「数学的確率」の場合はここをご覧ください。第4戦はどうなるでしょう。

N026:10月26日(火)太郎さんは、「数学ができないから、嫌い」というやる気のない生徒をどのようにして引きつけるかを、考えながら授業をしています。「それは、いかにして生徒に感動を与えられるかにかかってきます。そのために教材や教具を使い、また、情報機器をも使っています。心への感動は、生徒が自然に動いてくれることを信じていますから」。さらに、数学教師としてやりがいを持って、生徒に丁寧に接していくつもりです。生徒からの質問が大好きです。さて、こんな思いで第32回の応募問題「素数・△数・□数」を作成しました。皆さん!ふるってご応募ください。お待ちしています。

N025:10月25日(月)さて、日本シリーズも中日とダイエーがそれぞれ1勝づつしました。過去で行われていない勝敗内容は、6回戦の○●○●○○、○●●○○○と7回戦の○○●●●○○、○●○●○●○、○●●○○●○、●○○●●○○、●○●○●○○、●○●●○○○、●●○●○○○ の9通りです。さらに、ダイエーが○●で優勝する統計的確率は10/22=0.4545・・・。一方、ドラゴンズが●○で優勝する統計的確率は12/22=0.5454・・・でデーター的には中日が有利になっています。益々第3戦以降盛り上がってきました。

 次に、先日の中学校の研究資料を紹介します。1.研究主題:学ぶ喜びを実感できる授業−自分の願いを基に課題を追求する学習を通して−。2.研究仮説:(1)自ら学び解決していこうとする課題をもち、意欲的に学習に取り組んでいけば、学ぶ喜びを実感できるであろう。(2)主体的に課題を追求する中で、自分なりの生き生きとした表現ができれば、学ぶ喜びを実感できるであろう。そこで、学ぶ喜びを実感できる授業とは・・・。知識を教え込む授業から、自ら学び自ら考える力を育てる授業への転換が重要である。私たちが目指す『学ぶ喜びを実感できる授業』とは、生徒自ら学ぶことの楽しさや成就感を味わうことのできる授業である。『学ぶ喜び』とは、新しい認識を得た喜び、自己の認識が深まったことへの自覚、そして、自分の考えや思いを的確に表現でき、仲間に認められた喜びであるととらえている。そして、その喜びを実感したとき、次への追求の意欲が生まれる。つまり、自分で考え、自分で考えを持ち、それを自分の言葉で表現し、課題を追求していく力(生きていく力)を身につけることが『学ぶ喜び』であると考えている。この研究会の指導助言に中に、「1匹の魚の食べ方を教えることは、1日だけしか生きていけないが、川で、海で魚を捕らえことを教えることは、一生生きていくことができる。まさにそんなたとえがあてはまる授業を展開されていることに敬意を表し、感謝します。」とありました。私もこの格言をずっと前から知っていましたから、目先の大学受験に出るからでなく、生涯教育を見通しながら教えています。。いずれにしても、立派の資料で感心しています。

N024:10月24日(日)昨日から、文化の祭典「第14回国民文化祭・ぎふ99」が県内各地で多彩な催しが開かれました。開会式では、皇太子殿下が「岐阜県は『飛山濃水』にたとえられるように、変化に富んだ美しい自然を有している。今回のメーンテーマにあるとおり日本の中央に位置し、多彩な文化をはぐくんできた。全国の参加者を迎え、新しい文化の創造されんことを願う」と挨拶されました。11月3日まで、45の催しがあります。機会を作ってお越しください。

さて、岐阜県土岐市にある
「核融合科学研究所」(文部省)が、11月13日土曜日午前10時から午後3時30分まで、一般公開されます。未来のエネルギー(核融合)と題して、超伝導工房、加熱工房、プラズマ診断技術工房、バーチャルリアリチィ工房、プラズマ工房で、実験・工作コーナー・体験コーナー、クイズラリーなど楽しい展示・企画がいっぱいです。ご家族でお越しください。

昨夜の日本シリーズで、福岡ダイエーホークスが中日ドラゴンズを3:0で破り先勝しました。ダイエーの工藤投手が13奪三振のシーリズ記録を作り、完封しました。過去49回で、先勝したチームが優勝したのは、31回で約63%の確率(統計的確率)で優位に立っています。これに対して、
数学的確率は、21/32=0.656です。一度クリックください。今夜はどんな結果になりますか。楽しみにしましょう。

昨日の
算数・数学の自動リンク集<水の流れ>のトップページにリンクしました。ご利用ください。

N023:10月23日(土)昨日は、同僚と夕食を共にして、話が弾んでしまい、帰りが午前0時過ぎになりました。今朝から読者からの解答の更新作業に時間をとっています。第30回の応募問題の追加問題です。時計の長針と短針を入れ替えてしまったとき、つまり、長針のほうが短針の動き方をし、短針のほうが長針の動きをするのです。このような時計を見て、文字盤の上では二つの針が正しい時間を指すことのできるのは、半日(12時間)のうちで何回あるでしょう。この時計は長針と短針が入れ替わっている以外、まったく正確に動いているものとする。「sambaGREEN」さんからの答えを更新しました。また、ヨッシーさんから<美しい数学の話>第8話 を読んで、ふと共感する点がありメールします。「美しい数学の話」第8話に載せておきました。ご覧ください。次に、次のサイトにも登録をしておきましたので、ご覧ください。昨日の中学校の教科指導研究発表会の感想は後日書くことにします。

N022:10月22日(金)今日の午後、中学校の教科指導研究発表会に行ってきます。研究主題は「学ぶ喜びを実感できる授業」−自分の願いを基に課題を追求する学習を通して−です。太郎さんは今の中学校数学教育を垣間見たいと思って,参加してきます。この中学校には,教え子が教師をしていて、再会を楽しみにしています。さて、明日から,第50回の日本シリーズが中日ドラゴンズと福岡ダイエーホークスの間で行われます。昨年は、横浜ベイスターズからみて、○○●●○○の4勝2敗で西武ライオンズを下しました。今年は果たして,どんなドラマが生まれるのでしょうか。この過去のデータをもとに楽しみにしています。個人的には,いつも起こりうる35回(引き分けは考えないで)のうちで、過去にない勝敗方法(9回あります)を期待しています。

N021:10月21日(木)昨夜から、E−メールの受信が不調でして、サーバーから受けとることができなくなっています。送信された皆さん,ごめんなさい。この場で,お許しの文を書きます。何せ,素人ですので、今夜帰って,復旧に努めたいです。私は,学校で、もう1つメールアドレスを持っていますので,お急ぎなら,こちらをお使いください。

< 学 校 mizuno@kaizukita-hs.hirata.gifu.jp

さて、このととを、同僚に伝えたところ、ログオフの意味を教えてもらいました結果(私の理解不足)直りました。大変、お騒がせしました。これから、気をつけます。これからも、よろしくお願いします。

N020:10月20日(水)昨夜、第30回の応募問題「時計の文字盤」の追加問題です。時計の長針と短針を入れ替えてしまったとき、つまり、長針のほうが短針の動き方をし、短針のほうが長針の動きをするのです。このような時計を見て、文字盤の上では二つの針が正しい時間を指すことのできるのは、半日(12時間)のうちで何回あるでしょう。この時計は長針と短針が入れ替わっている以外、まったく正確に動いているものとする。この答えのメールが「sambaGREEN」さんから寄せられていました。ありがとうございます。感謝します。正解です。いずれ機会を見て,Web上で更新しますが、ご承了ください。さて、私たちは,授業や集会の折によく「静かにしなさい」と,注意をします。それは、人間の持っている五感に関係します。味覚(口),視覚(目),触覚(手)臭覚(鼻),聴覚(耳)があります。その中で,自分が嫌なときは、口にいれない。目をつぶる。手に触れない。鼻を押さえる。などして五感を閉ざすことができますが、耳だけは自分の意志に反して,その感覚を閉ざすことができないのです。だから、静かにすることが要求されます。皆さん!わかってくださいね。ところで、私たち数学を扱う者にとって,生徒にもう1つ要求したくなります。それは、数字に対する感覚です。正の数か、負の数か、0なのか。大きいか,小さいか,等しいか。合成数か、素数か。自然数か,整数か,有理数か,無理数か,実数か,複素数か。有限小数か,無限小数か。それが循環するのか、循環しないのか。それらを瞬時に見分けるのが,私の要求する「数覚」という,6つめの感覚です。これに、少しでも優れていれば,どんなに数学という学問が楽しく学べ,喜びを感ずることができるでしょう。皆さん!この「数覚」を磨いてください。

N019:10月19日(火)昨日,「コラッツ・角谷予想」の問題を紹介しました。角谷(かくたに)静夫氏(1911〜)の原文はこうです。「奇数の自然数nに対して,3n+1なる偶数を考え,それを2で割れるだけ割った奇数の商を対応させる。この対応を繰り返すとつねに1に至る”であろう”」。この問題の素晴らしいのは,その記述の簡単明瞭さと、その解となるべきものの内容の深さとの対比にあります。これまでに、2×10^15までには解がないことが知られています。そこで、昨夜,「sambaGREEN」さんからこんなメールをもらいました。「数学の部屋」からやってきました。(と,いっても,今日が初めてではありませんが・・・)「数の不思議」の中に興味ある問題をみつけたので,メールしました。その問題というのは「COLLATZの問題」です。名前は知らなかったのですが,若かりし頃(20数年前),理学部の友人から聞き,1ヶ月程取り組んだことを思いだいました。最初は,帰納的に,簡単に証明できそうに思えたんですが・・・・。未だに未解決問題なんですね。証明できなかったはずです。ところで,<参考>にということで,掲載にされていたHPにはアクセスできませんでした。はじめてのメールで,厚かましいお願いですが,もし,他にこの問題の載っているサイトをご存知なら,教えていただけないでしょうか。お忙しいとは思いますが,宜しくおねがいします。早速ですが、私の知っている範囲でお答えします。<水の流れ>では、「規則性の発見問題の2」にあり、読者から多くの解答が寄せられている「数学の部屋」「未解決問題」にもあります。また、「数学者の密者」「COLLATZの問題」に詳しく書いてあります。参考にしてください。さらに、今日は,第31回の応募問題「化学反応」の寄せられた解答を更新しました。

N018:10月18日(月)皆さん!1つ「未解決問題」を紹介します。「コラッツ・角谷予想」問題をご存じですか。こうです。「勝手な数字を考えます。その自然数が偶数なら2で割り、奇数なら3倍して1を足します。こうしてできた数字に上と同じ操作を繰り返してやりますと、結局は1になります。」例えば、13とします。40,20,10,5,16,8,4,2,1 となります。最後は、4,2,1 のループになっていきます。まだ、証明されていません。一度、お試しくだされば、光栄です。

N017:10月17日(日)昨晩、「平方の問題」の別な解法が「ch3cooh」さんから寄せられていますので、「美しい数学の話」第9話「不思議な平方数」として載せておきます。ご覧ください。

N016:10月16日(土)先日お願いしていた展開式がjunさんから、寄せられていました。ありがとうございます。Expand[(1+x+x^3+x^5+x^10+x^20)^5]=(1 + 5x + 10x^2 + 15x^3 + 25x^4 + 36x^5 + 50x^6 +65x^7 + 70x^8 + 85x^9 + 95x^10 + 110x^11 + 125x^12 +115x^13 + 145x^14 + 141x^15 + 160x^16 + 165x^17 +130x^18 + 170x^19 + 130x^20 + 185x21 + 155x^22 +145x^23 + 205x^24 + 161x^25 + 250x^26 + 180x^27 +190x^28 + 210x^29 + 175x^30 + 260x^31 + 165x^32 +190x^33 + 220x^34 + 170x^35 + 260x^36 + 120x^37 +160x^38 + 140x^39 + 120x^40 + 215x^41 + 60x^42 +165x^43 + 120x^44 + 145x^45 + 180x^46 + 60x^47 +120x^48 + 70x^49 + 111x^50 + 140x^51 + 30x^52 +110x^53 + 60x^54 + 90x^55 + 90x^56 + 60x^58 + 75x^60 +50x^61 + 10x^62 + 50x^63 + 20x^64 + 50x^65 + 30x^66 +20x^68 + 40x^70 + 20x^71 + 20x^73 + 20x^75 + 15x^80 +5x^81 + 5x^83 + 5x^85 + 5x^90 + x^100)。この展開式の次数が得点を表し、係数が採点方法を表します。この考え方の応用例を示します。10円硬貨が5枚、50円硬貨が4枚、100円硬貨が2枚あります。ちょうど250円の支払いをするのに、何通りあるでしょう。皆さん!考えてみてください。さて、昨日更新した第31回の応募問題「化学反応」の答が早くも、junさんとch3cooh さんから寄せられていました。感謝します。いずれも、更新するのは、機会をみて行いますのでご了承ください。また、「数の不思議part2」の中に、次のような問題があります。

『8』1桁の整数1,5,6を平方すると、1,25,36となって下1桁 は変わりません。 そこで、問題です。 (1)2桁の整数Nを平方しても下2桁が同じNとなる数字Nを見つけましょう。(2)3桁の整数Nを平方しても下3桁が同じNとなる数字Nを見つけましょう。(3)4桁の整数Nを平方しても下4桁が同じNとなる数字Nを見つけましょう。この問題の別の解法が届いていました。現在、更新作業をしています。お待ちください。

N015:10月15日(金)皆さん!「算数と数学はどう違うか考えたことがありますか。」と呼びかけたことがありました。「浜田」さんから、こんなメールが来ていましたので、「美しい数学の話」第8話として載せておきました。ご覧ください。また、第31回の応募問題「化学反応」を作成しました。皆さん!ふるってご応募ください。

N014:10月14日(木)昨夜、第30回の応募問題「時計の文字盤」の一部訂正解答を「ヨッシー」さんから寄せられていました。今度は正解です。そこで、追加問題です。時計の長針と短針を入れ替えてしまったとき、つまり、長針のほうが短針の動き方をし、短針のほうが長針の動きをするのです。このような時計を見て、文字盤の上では二つの針が正しい時間を指すことのできるのは、半日(12時間)のうちで何回あるでしょう。この時計は長針と短針が入れ替わっている以外、まったく正確に動いているものとする。皆さんも考えてみてはどうですか。

N013:10月13日(水)昨夜、夜、浜田さんからの補題解答訂正が寄せられていました。早速、upしました。また、同じく三角形の面積で問題補題解答訂正編をに寄せられました。さらに、第30回の応募問題「時計の文字盤」の解答を「ヨッシー」さんから寄せられていました。ありがとうございます。他の解答者分を含めて、今日更新しておきました。

N012:10月12日(火)皆さん!「算数と数学はどう違うか考えたことがありますか。」小学校の子供をもつと、昔感じていた疑問など思い出し,解決する良い機会となります。その1つが「算数と数学」の違いです。よく、「数学など,習っても社会に出て何の役にも立たない」という人を見かけます。確かに日常生活の計算程度には算数で十分といってよいでしょう。昔から「読み書きソロバン」というように,江戸時代までの寺子屋教育の伝統を背景にしているのが算数,これに対してかつての大学で一部の学生だけが享受してきた「教養としての算学」が数学です。例えば,1から100までの足し算でやるのが算数,それに対して,数学的に工夫してガウス少年のように求めるのが数学です。こらからも、日常的な生活で数学を習っていて良かったと思う場面を多く持ってください。

N011:10月11日(月)今日は、朝から農作業に従事して、大変疲れました。三角形の面積の3辺をm:nの比に分けるときの面積比は△PQR ={(m−n)^2/(m^2+mn+n^2)}△ABCではないでしょうかというメールを頂きましたが、この答は正解です。また、第30回の応募問題「時計の文字盤」の解答を「jun」さんから寄せられていました。ありがとうございます。問題1の答は、12時間で考えてこの不思議な時刻は4回あります。問題2の場合は2回です。いずれも、更新するのは、機会をみて行いますのでご了承ください。

N010:10月10日(日)昨日早朝に、三角形の面積の解答を「浜田」さんから寄せられていました。「三角形の問題補題解答です。Visual Basicで解答プログラムを作ってみました。プログラムの内容は以下の通りです.乱数を使い3点A,B,Cの座標を決定し,点L,M,N,P,Q,Rの座標を求め,ヘロンの公式を使い,△ABC,△PQRの面積を計算し,比△ABC/△PQRを計算する.この試行を500回(shikoukaisuu)繰り返し,それぞれの場合の面積比を計算し,面積比の平均を求める。このプログラムにより,答は7になる事が分かります。プログラムは2つあり,1つ目は比(r)が1/3の場合で,それぞれの三角形を図示します。2つ目は比(r)が0と0.5の間の場合で,グラフで描写しています。またデータをファイルに落とすようになっています。グラフは赤く描かれるのですが,表示後突然黒くなります。これはf(r)=(1−r+r^2)/(1−2r)^2のグフを上書きする為です.これにより,答が(1−r+r^2)/(1−2r)^2=(n^2−mn+m^2)/(n−2m)^2である事が分かります。」どうも、ありがとうございます。私には、Visual Basic のソフトをweb上で載せる技術がありません。誠に申し訳ありません。ただ、ちょっと、一般の場合の値が気になっています。他の解答をに寄せてください。今日は、朝から、バスケットの試合に生徒を引率してきました。負けましたが、部員には1つずつ成長の跡が出てきています。次は、月末の31日にある1年生大会です。

N09:10月9日(土)昨夜、佐藤さんから寄せられたとき、逆に問題をもらいました。{0,1,3,5,10,20}が部分点の付け方の場合、合計点の組み合わせは何種類あるでしょうか?の解法を載せたところ、解法に間違いがあると本人から指摘をうけました。ごめんなさい。私自身しっかりと見ていませんでした。{0,1,3,5,10,15,20}が部分点の付け方の場合として答えていました。ゆっかりミスでした。ならば、Expand[(1+x+x^3+x^5+x^10+x^20)^5] の展開式の次数と係数をみてください。お許しを!。また、美しい数学の第4話「マグニチュード」について、続きの話をしていただきました。ご覧ください。さらに、早くも、第30回の応募問題「時計の文字盤」の解答を「ch3cooh」から寄せられていました。ありがとうございます。答を更新するのは、機会をみて行いますことをご承知ください。

N08:10月8日(金)昨夜、第29回の応募問題「試験の採点」の解答が佐藤さんから寄せられたとき、逆に問題をもらいました。{0,1,3,5,10,20}が部分点の付け方の場合、合計点の組み合わせは何種類あるでしょうか?これに対して、浜田さんからの解答を更新しました。いつもありがとうございます。さらに、もう1通、佐藤さんから美しい数学の第4話「マグニチュード」について、詳細な話をしていただきました。ありがとうございます。また、第30回の応募問題「時計の文字盤」を作成しました。皆さんの解答をお待ちしています。今回もよろしくお願いします。

N07:10月7日(木)太郎さんは,先日,三角形の問題を考えていて,次のような問題をに投稿しました。それは、三角形の面積に関する問題です。いろいろな解法がありますので、解けた喜びを味わってください。中には,平行な補助線を引いて,いくつかの平行四辺形を考える巧妙な解法もあります。皆さん!リャレンジしてください。ちなみに,答えは7倍です。太郎さんは,授業中,生徒に紹介する予定です。

N06:10月6日(水)皆さん!第29回の応募問題「試験の採点」の解答が佐藤さんから寄せられたとき、逆に問題をもらいました。{0,1,3,5,10,20}が部分点の付け方の場合、合計点の組み合わせは何種類あるでしょうか?(まともに、計算することは難しそう。コンピュータで自動計算させるのに適した問題ですね?)。この考え方は次の多項式を展開したときにすべて分かります。xの時数が得点で,その係数が採点方法の数です。これも,オイラーの素晴らしいアイデアから思いつきました。まず、第29回の応募問題の問題1,3について、次の展開式の項と係数がすべてを表しています。

Expand[(1+x^5+x^10+x^15+x^20)^5]=(1 + 5 x^5 + 15 x^10 + 35 x^15 + 70 x^20 + 121x^25 +185 x^30 + 255 x^35 + 320 x^40 + 365 x^45 + 381 x^50 +365 x^55 + 320 x^60 + 255 x^65 + 185 x^70 + 121 x^75 +70 x^80 + 35 x^85 + 15 x^90 + 5 x^95 + x^100)

問題1:x=1とおいて、5^5=3125(通り),問題3:次数が80以上の係数を足して,70 + 35 + 15 + 5 +1=126(通り)

さて、{0,1,3,5,10,20}が部分点の付け方の場合、合計点の組み合わせは何種類かについては、次の展開式を見て下さい。

Expand[(1+x+x^3+x^5+x^10+x^15+x^20)^5]=(1 + 5 x + 10 x^2 + 15 x^3 + 25 x^4 + 36 x^5 + 50 x^6 +65 x^7 + 70 x^8 + 85 x^9 + 95 x^10 + 110 x^11 + 125 x^12 +115x^13 + 145 x^14 + 146 x^15 + 180 x^16 + 195 x^17 +170 x^18 + 235 x^19 + 210 x^20 + 295 x^21 + 275 x^22 +255 x^23 + 345 x^24 + 291 x^25 + 430 x^26 + 335 x^27 +330 x^28 + 410 x^29 + 325 x^30 + 520 x^31 + 315 x^32 +370 x^33 + 420 x^34 + 345 x^35 + 590x^36 + 270 x^37 +420 x^38 + 390 x^39 + 380 x^40 + 605 x^41 + 210 x^42 + 435 x^43 + 320 x^44 + 395 x^45 + 550 x^46 + 130 x^47 +400 x^48 + 210 x^49 + 381 x^50 + 440 x^51 + 60 x^52 +340 x^53 + 120 x^54 + 365 x^55 + 320 x^56 + 30 x^57 +260 x^58 + 60x^59 + 320 x^60 + 205 x^61 + 10 x^62 +175 x^63 + 20 x^64 + 255 x^65 + 110 x^66 + 100 x^68 +185 x^70 + 50 x^71 + 50 x^73 + 121 x^75 + 20 x^76 + 20 x^78 +70x^80 + 5 x^81 + 5x^83 + 35 x^85 + 15 x^90 + 5 x^95 +x^100)

他の考え方としては、多項定理を用いる方法もあります。しかし、すべての得点方法については,やはり,コンピュータが当然いいでしょう。

N05:10月5日(火)学研・進学情報の9月号の冊子に中で、「インターネットと高校教育A」の記事があり、教科教育への活用目指し、教員全員で導入に取り組む学校として、紹介されています。数学科では他校のHPにヒントを得て、授業に積極的に活用していった。例えばその1つが慶応義塾普通部(中等部)の多解問題の利用である。数学科ではこの問題を授業時間内に生徒に全員解答させ、代表の1人にパソコンで答えさせ、E−mailで発信さでた。生徒はこの授業に予想外の食いつきを見せたという。「普段の授業には一方通行的な感じだったが、これは自分自身が考えることなので楽しかった」「解がたくさんあるので、いろいろな方向から見ることができた」(以上、「研究報告書」より)。これを契機に数学科ではインターネット上で課題への生徒の解を発表することを思いつく。HPをのぞくと「数の不思議Part1〜7」などと称して長期休業中の宿題の答えを掲載したり、2等辺三角形の証明を行うなどして数学の定理を紹介するなど、実にバラエティーに富んだ内容となっている。生徒もこの動きに触発され、中には自らインターネットで数学の問題を見つけ、自主的に答えをE−mailで送る生徒も出てくるなど、学習意欲の向上は目覚ましいものとなった。通常、インターネット導入が最も難しいのが数学科であるとの声が多いが、海津北高校のように、インターネットの双方向を利用することが、成功の鍵を握るといえそうだ(以上、学習研究社発行より引用しました)。いつのまにか、いろいろな冊子で紹介され始めました。先日、アスキーの冊子にも「全国10万件優良サイト」の中で、紹介されていました。社会的責任が伴ってきたことを感じています。

N04:10月4日(月)コンピュータ西暦2000年問題(コンピュータ・プログラムが西暦2000年以降の日付に対応していない場合にシステムが正常に機能しないということ)の中でトリガーの日(システム上特別なリスクを持つ日付をシステムが扱うことにより、トラブルが集中して発生する可能性が指摘されている日をいう)をご存じですか。12月31日や平成12年1月1日が要注意日です。皆さん!知っておきましょう。さて、「20世紀最後の年は何年?」と質問すると、正解の2000年と答える生徒は少ないようです。「2000」という,キリの良い年から21世紀が始まっても良さそうですが,これは西暦0年が存在しないことが原因です。紀元後1年から始まり,紀元前1年まであるのです。数直線上でー1(紀元前1年)の次がいきなり+1(紀元後1年)となり,0がないのです。人類の歴史の中で,0のない時代の現れでしょうか。

N03:10月3日(日)太郎さんの山にある木を家族で数えることにしました。間違いなく、しかも簡単に数える方法を考えてください。まず、一本一本数えていくと、誰かがすでに数えた木であるかもしれないし、数え忘れることもあります。木に印をつけていく手がありますが、木の数は多いと、数え間違いがあります。実際に、秀吉がやった方法とされているのが、彼ははじめに多数のひもをつくり、それを部下に命じて木に一本一本巻いていったのです。こうすると、始めにひもを1000本つくり、残りが20本とすれば、「980本の木があった」ことになります。秀吉は「1対1」の対応を実践していたのです。太郎さんも実際に、この方法で数えてみることにしたいです。

N02:10月2日(土)昨日、授業の中で、三角形の問題を扱いました。2つの三角形で、高さが同じとき、この2つの三角形の面積比は、底辺の比に等しいこと利用して、考えました。このとき、「先生!、今度も型紙を作って、重さで量ったらどうなるの?」と質問を受けました。生徒には徐々に、いろいろな考え方が身についてきたなーと心で感心しています。今日、早速、型紙を作って次の授業から持っていきます。今度は、天秤でなく,デジタルの重量計で量ってみます。また、昨夜、第29回の応募問題「試験の採点」の解答が佐藤さんから寄せられました。逆に問題をもらいました。{0,1,3,5,10,20}が部分点の付け方の場合、合計点の組み合わせは何種類あるでしょうか?(まともに、計算することは難しそう。コンピュータで自動計算させるのに適した問題ですね?)。皆さん!考えてくださいね。

N01:10月1日(金)今日から、学校して後期が始まります。始業式の中で、「自分より目上の人で、あなたは尊敬する人がいますか。尊敬する人を見つけると、毎日の生活で気力が湧いてきます。また、部活動やクラスの文化祭に向けて、どんな役割をするか。1人1役を持って頑張ったと言える生活をして欲しい」と生徒に話されました。9月29日に、「石や水などの重たい荷物を運びたいとき、昔の人は数本の丸太でコロを作り、その上に荷台をのせて荷物を運びましたが、コロの断面は円でなくても他にもあります。皆さんは、地面から荷台までの高さがいつも安定したコロを考えてください。」と言いました。円と同じように、どの向きから測っても幅が一定な図形があります。これを、定幅図形と言います。”ルーローの三角形やルーローの五角形・七角形”があります。作り方いいます。まず、正三角形ABCで頂点Aを中心とし、半径ABの円弧を頂点BからCまでかきます。このとき、頂点Aを端点としたときの弧BCとの幅は一定です。同様にして、おにぎりみたいな三角形が”ルーローの三角形”です。いつか、こんな形をしたコロもでてくるでしょう。

N03:過去の「私の1日No3」8月31日〜9月30日のはここをクリック下さい。

N02:過去の「私の1日No2」8月5日〜8月30日のはここをクリック下さい。

N01:過去の「私の1日No1」7月7日〜8月1日のはここをクリック下さい。

 < 自 宅 mizuryu@aqua.ocn.ne.jp

 

 

  最初のページへもどる