<水の流れ> (私の一日NO22)

N021:2000年10月20日(金)さらに昨日に続いて、作品を載せます。
* 京都行き たまの休暇だ 服を買う ああこのままで 時間を止まれ 【体育系部活動所属】
*  八つ橋は 甘くやわらかく おいしいよ だからみんなの 人気者
* ほのぼのと 歩きまわれば きらきらな 笑顔で迎える 京都の優しさ
* 京都弁 日本語なのに 感動し 肌寒いのも 京都らしい
* 京都へ行くのは まだほんの指で数えれるだけなのに どこか懐かしい感じがして どこか和ませられる感じがして 私たちを迎えてくれた。
 さて、2年の修学旅行一行は、今朝はホテルを出て、上海博物館を見学し、魯迅公園を散策後 上海銘源大酒店で昼食です。その後、工業展覧センターで買い物をし、上海虹橋国際空港を現地時間で17:30に離陸して、名古屋国際空港に着きます。学校へは、22時30分頃に帰って来ます。
帰宅後、17日に出しておいた問題「3で割ると1余り、5で割ると4余り、7で割ると3余る自然数のうち、最小のものを求めよ。」の答が「ch3cooh」さんから寄せられていました。勿論正解ですので、紹介します。
Answer : 94
不明の数を Y とする
式1) Y≡1 (mod 3)
式2) Y≡4 (mod 5)
式3) Y≡3 (mod 7)
さて、
7 x 1 - 3 x 2 = 1
21 x 1 - 5 x 4 = 1
変形して
式4) 7≡1 (mod 3)
式5) 21≡1 (mod 5)
ここで、
Y≡1 (mod 3)
≡7 x y7 + 3 (mod 7) (式3)
≡x7 + 3 (mod 7) (式4)
y7+3≡1(mod 3)
であるので
y7≡-2≡1(mod 3)
ゆえに
式6) Y≡ 10(mod 21)
Y≡4 (mod 5)
≡21 x y21 + 10 (mod 5) (式 5, 式 6)
y21≡ 4-10≡4 (mod 5)
Y= 21*4+10= 94

N020:2000年10月19日(木)生徒からでてきた作品を太郎さんが選んでみました。
* 知恩院 頭に煙を かぶったが 努力せずには 良くはならない
* 京都で 古い寺など 観ていたが 最後はなぜか プリクラ撮ってた
* 歩くたびに この地に魅了 されてゆき 京都生活 夢見るわたし
* 道に迷い 何度か聞いて 気がついた 京都の人 いい人ばかり
* お賽銭 1円入れたら 仏様が 怒ってしまい 跳ね返ってきた
* 友達と 地図を片手に 古都の道 迷い眺める をかし町並
* 京の街 華やかなのに 美しく 自然いっぱい 寺いっぱい
* 清水の 舞台から見た 京都に 心も清く なったと思う
* 秋に日に のんびり歩いた 京の街
* 古都へ行き 歴史感じて 観るものの 目に入らぬ 年頃かな
* 旅先で 舞妓にときめく 秋の日に
* 人間の 心が見える 京都で 私は何を 見つけたのかな 
 さて、2年生の修学旅行は無事に予定の行動をしています。3日目は西湖での湖上遊覧(1時間30分)後、霊隠寺見学、ここの天外レストランで昼食、抗州駅から所要時間2時間で、上海南駅に戻ってきて、豫園を見学。夕食は上海安大酒店です。近くの会場で上海雑技鑑賞。虹橋賓館に泊まります。

N019:2000年10月18日(水)太郎さんは、郊外研修で、京都にいます。今、清水寺の参道にある店から、更新しています。残念ながら本部つめですので、生徒とともに見学できません。
 ここで、短歌を1つ。「古都の地で 学ぶ瞳に 紅葉の 清水寺が はしゃいでいる」文武芸を目指している本校は、研修の成果を、詩・俳句・短歌等で明日報告することになっています。引率の教師もということです。で、前の短歌になったのです。
同僚のご主人の短歌です。「都路の 紅葉(もみじ)色づく 東山 君と歩くに 想いを馳せて」京都の秋を 短歌でご鑑賞ください。
 

N018:2000年10月17日(火)2年生の修学旅行一行は無事に上海紅橋国際空港に着陸したと、学校にFAXが届きました。また、一日の行程の報告はホテルからの電子メールになっています。
今夜は、天平大酒店で泊、夕食後古典舞踊鑑賞になっています。明日は、午前中虎丘を見学し、蘇州飯店で昼食後、蘇州駅から列車で抗州駅まで3時間かかっていきます。ホテル到着後、夕食時に、古典音楽鑑賞があります。
 さて、皆さんは、【中国剰余定理】をご存じですか。「孫子」の書物から由来しているそうです。
k、m、nをどの2数も互いに素な自然数とするとき、
kで割るとp(0≦k≦k−1)余り、mで割るとq(0≦q≦m−1)余り
、 nで割るとr(0≦r≦n−1)余るような自然数は、1〜kmnのkmn個の中にちょうど1つ存在する。
『証明』
kで割るとp余り、mで割るとq余り、nで割るとr余る自然数が1〜kmn個の中に2個あったとし、その2つをM、Nとする。
 すると、M−Nはkでもmでもnでも割り切れるから、k、m、nのどの2数も互いに素であることより、kmnで割り切れることになるが、
M、Nはどちらもkmn以下の自然数だから M−Nはkmnより小であることに矛盾する。
よって、題意を満たす自然数は、1〜kmnに多くても1個しかない。
 一方、k、m、nで割ったときの余りはそれぞれk、m、n通りなので、余りの組み合わせはkmnしかない。
 よって、題意を満たす自然数が1〜kmnに1つもないとすれば、これも矛盾する。
以上より、題意を満たす自然数は1〜kmnにちょうど1個存在する。
 さて、問題です。3で割ると1余り、5で割ると4余り、7で割ると3余る自然数のうち、最小のものを求めよ。皆さん!考えてみてはいかがですか。

N017:2000年10月16日(月)帰宅後、メールを開いたら、「ch3cooh」さんから、第61回の応募問題「約数の最大個数」の解答が寄せられていました。ありがとうございます。
 問題の1から5までは正解でした。そこで、昨日「5桁、6桁、・・・の自然数で正の約数を最大にもつ数」についても、知りたくなってきました。教えて頂けたら、幸いです。と 書きておきましたら、調べていただきましたので、報告します。
この後は4桁 (64) 7560 = 2^3 x 3^3 x 5 x 7 9240 = 2^3 x 3 x 5 x 7 x 11 
5桁 (128) 83160= 2^3 x 3^3 x 5 x 7 x 11 98280= 2^3 x 3^3 x 5 x 7 x 13 
      となっています。 3,4,5桁が各々2^5, 2^6, 2^7となっているので次は2^8かというとそうではなく240でした。
6桁 720720=(2^4)(3^2)(5^1)(7^1)(11^1)(13^1) : 240 : max !! 
   831600=(2^4)(3^3)(5^2)(7^1)(11^1) : 240 : max !! 
   942480=(2^4)(3^2)(5^1)(7^1)(11^1)(17^1) : 240 : max !! 
   982800=(2^4)(3^3)(5^2)(7^1)(13^1) : 240 : max !! 
   997920=(2^5)(3^4)(5^1)(7^1)(11^1) : 240 : max !! 
7桁以降は、現在のプログラムは、とりあえずある値を素因数分解して その値の持つ約数の和を計算した後に、
今までの約数の和と同じか以上の場合に"max !!"という表示を付加する遅いプログラムのため、結構時間がかかっています。
(もっと高速なプログラムは考案中)
ということです。お時間の許す限りで、結構ですから、今後の報告を楽しみにしています。
 話は変わって、太郎さんの勤務している学校では、2年生は明日から、中国の上海・蘇州(寒山寺)等へ修学旅行に行きます。太郎さんは国内勤務ですが。

N016:2000年10月15日(日)豊臣秀吉から新左衛門さんの褒美のことを先日書きましたが、実際に計算してみますと、等比数列の和の公式から、1+2+4+8+・・・+2^29=2^30−1=1、073、741、823粒になります。
 で、昔のこの時代は、お米を年貢として、大名に納めていました。領地からの年貢米の取り高でその時代の大名の位を決める参考にしていました。ちなみに、ここ大垣城主戸田藩は10万石と言われています。
そこで、当時は、穀物(お米等)を測るのに糧の単位が使われていました。1石(こく)は10斗(とう)、1斗は10升(しょう)、1升は10合(ごう)、1合は1勺(しゃく)、1勺は10抄(さい)、1抄は10撮(さつ)、1撮は10圭(けい)、1圭は6粟(ぞく)となっています。
 さて、1升は6万粒として計算すると、新左衛門さんの褒美は一体約何石何斗何升何合何勺くらいになるでしょうか。皆さん!新左衛門さんは、取り高どの位の家来と同じになったでしょうか。興味が湧きませんか。また、今風の尺貫法とメートル法によると、1升は約1.5kgと言われています。
午後から、第61回の応募問題
「約数の最大個数」を作成し、更新しました。皆さん!ふるってご応募くだされば幸いです。お待ちしています。
(ここからは、夜9時半記入)夜、メールを開いたら、早速「清川(kiyo)」さんから、解答を寄せていただきました。いつも感謝しています。さて、この問題の中で、太郎さんが知らないでいた「4桁の自然数で正の約数を最大にもつ数」について、分かりました。
4桁の場合  7560=2^3*3^3*5*7   9240=2^3*3*5*7*11 でして、いずれも最大個数64個の約数をもちます。
 それでは、「5桁、6桁、・・・の自然数で正の約数を最大にもつ数」についても、知りたくなってきました。教えて頂けたら、幸いです。
勿論、応募問題の問1から問5までは正解ですので、機会を見て、更新させてもらいます。

N015:2000年10月14日(土)豊臣秀吉から新左衛門さんの褒美のことを先日書きましたが、実際に計算してみますと、等比数列の和の公式から、1+2+4+8+・・・+2^29=2^30−1=1、073、741、823粒になります。
 それから、50粒で1グラムと1kg=1000g と、1俵=60kg で割っていくと、357.914・・・となり、新左衛門の褒美は米俵約358俵にもなります。これには、太郎さんも驚きました。機知に富んだ新左衛門ということになります。
さて、計算していて、以外に多いなーとふと思っています。そこで、ちょっと変かなと思い再度計算してみましたが、確かでした。でも、納得が今一いかないので、考えてみると、この戦国の時代の暦は一体何だったにたどり着きました。
 太郎さんが、1ヶ月の日数がないと計算出来ないから、注釈をつけたのです。そうです。この時期は今使っている太陽暦(グレゴリオ暦)ではなかったのです。この暦は日本では明治五年に採用しています。
したがって、それ以前は月のみちかけを基準にした太陰暦が使われていたことに気がついたのです。旧暦では、29日の小の月と30日の大の月を交互に置くことにしていました。平均の一月の長さは29.5日になります。
 しかし、1年では約11日ずれてしまうので、この端数は3年で約1ヶ月になるので、これを調節するために閏月という余分な月を入れて、1年13ヶ月の閏年を作っていました。閏年の日数は平年に比べると30日ほど多くなっています。
話は変わって、明日、第61回の応募問題「約数の最大個数」を更新します。今、授業で扱っている問題です。この応募問題もよろしくお願いします。

N014:2000年10月13日(金)今日は13日の金曜日でして、世間ではあまり良い日とはいいません。そこで、カレンダーを見ると、2000年は13日の金曜日は10月の今日だけでした。そこで、「13日の金曜日がなぜ嫌われるか」を調べてみました。
 ヤダヤ暦の大祭日の1つであるPassover(すぎこし節)はイルラエル民族がエジプトを脱出したことを記念した祭日です。これは、ユダヤ暦のニサン(Nisan)の月(7番目の月)の14日に行われる。キリストが14日の夕方、ヤコブの家で12人の弟子と最後の晩餐をともにしたとき、出席者の一人ユダの裏切りで磔刑(はりつけ)になった。
このことからヨーロッパでは13という数字が不吉とされるようになったのである。
 一方、キリストが復活した日は主の日として、その日を日曜日と定めたが、キリストは磔刑の3日後に復活したというので、逆算すると磔刑の日は金曜日になる。だから、不吉な13と金曜日が重なった13日の金曜日は、Friday the thirteenth と言って、キリスト教徒にとっては最悪の日とされている。
<参考文献:数の世界雑学事典:片野善一郎著(日本実業出版社)>皆さんの一日はどうでしたか。

N013:2000年10月12日(木)太郎さんは、今日授業で、24以下で24と互いに素な数を黒板に書いていました。
 すなわち、1,5,7,11、13、17、19、23 の8個です。そこで、一般に、2の倍数でも3の倍数でもない自然数の数列を作ります。ここで、問題です。
問題1:この数列の一般項をnで表せ。
問題2:この数列の初項から2m項までの和をmで表せ。
 皆さん!よろしければ、チャレンジください。

N012:2000年10月11日(水)「今日は米1粒をください。そして、明日からは前日の2倍のづつ1ヶ月の間ください。1粒、2粒と日々戴くのは面倒ですから1ヶ月後にまとめて戴きたい」
皆さん!こんな話を聞いたことがあるでしょう。戦国武将豊臣秀吉(1537〜1598)の御伽衆(お話相手をする人々)の1人に泉州堺の鞘師(刀の鞘を作る職人)の曽呂利新左衛門(?〜1603)がいました。彼は鞘師としての腕前だけでなくおどけた話や狂歌の名手として、機知に富み話上手で、常に秀吉のそばに仕え大変恩寵を受けていました。
 あるとき、秀吉が新左衛門に何か褒美を与えるが何が欲しいかを尋ねると、新左衛門は、「今日は米1粒・・・。」と望み、秀吉も「何だその位の望みか」と簡単に承知しました。
そこで、皆さん!米50粒で1グラムとして計算して、一体何トン位になるか計算してください。今風にいうと、米60kgで1俵といいます。新左衛門さんは一体何俵の米俵をもらうことになるでしょう。また、1年間に1成人はだいたい米を1俵位食べるといいます。この米粒は1成人の年分にあたるでしょうか。ただし、1ヶ月30日とします。ちょっと考えてください。
<参考文献:理系への数学11月号>

N011:2000年10月10日(火)1964年東京オピンピック開会式以来36年ぶりに、10月10日は平日の出勤でした。
それでは、「浜田」さんから寄せられた第60回の応募問題リーグ戦の勝ち点
「解答」を更新しました。ご覧ください。

N010:2000年10月9日(月)体育の日が、第2月曜日と祝日法案は変更になって初めての年です。いつも3連休とはありませんね。
 さて、朝NHKのテレビで「IT革命で躍進する10億人国家インド」を見ていました。今、インドはこのIT革命が進んでいます。さらに優秀な人材が豊富です。その一端を垣間見た思いがしました。小学校では「メンタル数学」と称して、先生が問題を口頭で言って、子供達が数式を頭の中で描いて、答る授業を含めて算数が週に7時間もあるそうです。
九九はは20まで同士のかけ算を暗記させています。小さいときからの教えはずっと覚えていられます。さらに、数字の読み方は、1947の場合は一の位から表現します。7×10^0+4×10^1+9×10^2+1×10^3と書くのです。これがサンクリッド語と言って、コンピュータ言語と同じだそうです。ここにも、優秀な人材を送り出す要因がありそうです。
目標が「質素な生活、高度な知識」だそうで、多くの人が、コンピュータ関係の仕事になりたいと夢を持って今ガンバっているそうです。日本の子供達も「何になりたいかという自分の夢」を持って、高度な知識が身につくように勉強してもらいたいです。そのためには数学の授業時間を増やすような教育改革であるべきです。
 国家の将来を考える人達は、なせインドがここまでIT革命に先進的な国家になったかを考えてもらいたいです。21世紀の日本国に、あのときの教育改革が原因だったとならないようにしてもらいたいです。

N09:2000年10月8日(日)太郎さんは、西濃地区総体に生徒引率をしました。8時半に開会式があり、第1試合で女子の試合がありました。大垣南高(64:39)海津北高校、第4試合に大垣南高(25:65)大垣東高で負け、男子は第5試合に大垣南高(49:75)大垣東高でオフシャルなどがありますので、帰宅は午後6時になってしまいました。
 連日の疲れがとれないまま、過ごしています。思いっきりエンジョイ数学に没頭したい。第61回の応募問題は来週に更新予定です。今回はちょっと忙しくしていますので、期間は3週間になっています。ご承知ください。

N08:2000年10月7日(土)太郎さんは連日、学校や家の仕事で疲れ果てています。したがって、読者の皆さんには、申し訳ありませんが何も記事となる出来事がありませんでした。

N07:2000年10月6日(金)生徒の作った短歌を紹介します。
* 初めから 予習復習 大切に 理解できない 授業の早さ 
* テスト前 しっかりやれば 結果出る テストの後の 嬉しい気持ち 
* テスト前 黒板使い 友達と 教えあった 午後の教室 
また、機会を見ながら 紹介します。さて、今日の午後1時半ころの地震には、驚きました。太郎さんは4階の教室で授業をしていましたが、生徒の「先生!地震」という言葉に初めて感じつつ、横揺れが長く続きました。ちょっと、気持ち悪くめまいがしたようです。他のクラス生徒が廊下にでて 避難を始めたら、太郎さんも、同じように指示を出していたかもしれません。
最近、自然災害が頻繁に起きているような気がします。マグネチュード7.3(後日、気象庁はもう一度計算し直して、修正の発表があります)でした。この地方は震度3か4程度でした。

N06:2000年10月5日(木)数の単位については英語と米語でちがっています。英語の大数の数詞は、百 hundred 千 thousand, 百万 millionです。ミリオンはラテン語の milia (千)とイタリア語の「大きな」を意味する言葉の on が組み合わされたもので、大千 という意味です。
 14世紀に頃に使われたものであるが、17世紀までは ミリオンより thousand thousand という方が多かった。
次の大数は ビリオン billion, であるが、これは bi-million (2つのmillion)で、million million 10^6×10^6=10^12 つまり、一兆を意味する言葉だった。イギリスでは現在でもこの意味に使っているが、米語では、thousand million で、ミリオンの千倍の10億のことです。
ビリオンの上の数詞は トリリオン trillion(3つのミリオン million million million )で、これは英語では10^18 である。米語ではどこまでも千進法で数詞が構成されている。
 以上、「数の世界雑学事典:日本実業出版社」(片野善一郎著)から引用しました。ご参考までに。

N05:2000年10月4日(水)昨日、美しい話の第28話「数の単位について」をアップしたところ、
「ch3cooh」さんから、コメントが届いていましたので、お知らせします。
【さて、数の単位についてです。日本の数の単位(那由他とか無量大数)はご存知の通り経典で書かれているものですが、興味深いのは”極”以上の桁です。
通常、上位の桁以外で使用するのは 千、百、十なので4桁毎に上位の桁の名称が必要になります。
”極”以上の桁では これが8桁になっているので その間をどのように埋めているのでしょうか?
”千万、百万、十万、万、千、百、十、一”?でしょうか?
****(余談1:米語と英語)英(米)語 では、数の単位としてthousand, million, billion, trillionとなっていますが、慣用的な使い方では異なると記憶しています。
(たしか)英語では、thousand(10^3),billion(10^6)の後 thousand-billion(10^9)を使用します。
つまり 111,111,111,111を
1 handred
eleven
thousand (10^9)
1 handred
eleven
billion (10^6)
1 handred
eleven
thousand (10^9)
1 handred
eleven
と発音したと記憶しています。
****(余談2:専門分野で使う単位)
桁の付け方等は、数学の発展と その前の物理的現象の測定の発展過程を含んでいて興味深いものがありますね。
特に英語では(昔は英国の通貨単位でもそうでしたが)20までの値が特別扱いされていたり、時間・角度の測定や計数単位で12進数が使用されたりしていますね。
時間の単位では一年が約12ヶ月(陰暦の月)である事から12進数が発達したのではないだろうかとか色々推測できて面白い点もあります。
電子回路分野(PC等)では大きいほうはギガまで(昔、仮想記憶の論理的限界量としてペタの単位まで可能とアピールしたメーカもありますが)小さいほうはピコあたりまでを良く使用します。
(長さの単位としてはÅ:オングストローム= 10^-20 mも原子サイズに近いので使う事があります。)】
貴重なコメントどうもありがとうございました。

N04:2000年10月3日(火)帰宅後、懐かしい方からメールが来ていました。
【先生お変わりありませんか?大垣西高校で一緒だった者です。現在、岐阜市内の高校に勤めております。かつていらしたせんせいから、先生のホームページのことを伺いアクセスしてみました。素晴らしいぺ−ジに感嘆しております。ますますのご健勝をおいのりします。ではまた】
こんな励ましのメールが何とも言えません。今の太郎さんは、かつて太郎さんを知っているイメージからは想像もできないかもしれませんね。生徒には、「短歌」を作らせていますよ。
 さて、先日生徒から、数の大きさを表す単位について、質問がありましたので、美しい話の第28話
「数の単位について」に載せておきました。ご覧ください。

N03:2000年10月2日(月)後期の始業式にあたり、学校長はシドニーオリンピックの話をされました。「なぜ、オリンピックと言うか知っていますか。」「古代オリンピックの発症の地がギリシャのオリンピアードだったからです」
「皆さんは、岐阜県出身で女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手をご存知でしょう。彼女は走るのが楽しくて楽しくて仕方がないのです。完走直後”今日は楽しく走れました”と語っています。また、戦国の武将豊臣秀吉は戦に負けたとき、部下に向かって”笑いながら走れ”と命じています。」
「人間困難にぶつかったとき、このようの沈着冷静になって、楽しみながら笑顔を絶やさず突破してください。」
 さて、太郎さんは早速生徒に、短歌を作ってもらいました。2・3載せておきます。
* 数学を 1問解くのに 数時間 嫌になって おやすみなさい。
* 数学を 容易なものと 思うのは 遠き昔の 想い出なのか。
* 分からない 叫び続けて はや○年 いつか言いたい 分かるデー、と。
* 問題を 解こうとあせる 気持ちから 余計間違え 手に汗が出る。
* 数学の 奥の奥には 歴史有り 計算よりも  そっちがいいな。
 

N02:2000年10月1日(日)今日は2000年シドニーオリンピックの閉会式です。日本は金メダル5個、銀メダル8個、銅メダル5個でして、そのうち女子が13個になっています。
 さて、太郎さんは、日頃の蓄積疲労がとれないまま、明日から後期の授業になります。ここで、前期終了しこと受けて、生徒に数学前期授業の終了した感想を「短歌」で表してもらおうと思っています。いずれ紹介できるでしょう。
ここで、主な各国のメダル状況を載せておきます。
獲得メダル数
国名 (金メダル 銀メダル 銅メダル)
米国        39 25 33
ロシア       32 28 28
中国        28 16 15
オーストラリア   16 25 17
ドイツ       14 17 26
フランス      13 14 11 
イタリア      13 8 13
オランダ      12 9 4
キューバ      11 11 7
英国        11 10 7
ルーマニア     11 6 9
韓国        8 9 11
ハンガリー     8 6 3
ポーランド     6 5 3
日本        5 8 5
ブルガリア     5 6 2
ギリシャ      4 6 3
スウェーデン    4 5 3
ノルウェー     4 3 3
エチオピア     4 1 3
ウクライナ     3 10 10
カザフスタン    3 4 0
ベラルーシ     3 3 11
カナダ       3 3 8
スペイン      3 3 5
トルコ       3 0 1
イラン       3 0 1
チェコ       2 3 3
デンマーク     2 3 1
ケニア       2 3 2
フィンランド    2 1 1
オーストリア    2 1 0
リトアニア     2 0 3
アゼルバイジャン  2 0 1
スロベニア     2 0 0
・・・・

N01:2000年9月30日(土)今日の午前中にアクセス数は1万回に達しました。どなたがゲットされたか分かりませんが、おめでとうございます。皆さんのおかでげ現在に至っています。九月は1500回を初めて越えました。1つの記録達成です。
 さて、帰宅後、第60回の応募問題の答が「浜田」さんから寄せられていました。いつも本当にありがとうございます。感謝します。
問題1(1)の解答(○は勝ち,△は引き分け,×は負けを表します)
(○ ○ 6)(○ △ 4)(○ × 3)(△ △ 2)(△ × 1)(× × 0)  の6通り.
問題2(1)の解答(○は勝ち,△は引き分け,×は負けを表します)
(○ ○ ○ 9)(○ ○ △ 7)(○ ○ × 6)(○ △ △ 5)(○ △ × 4)(○ × × 3)(△ △ △ 3)(△ △ × 2)(△ × × 1)(× × × 0)  の10通り.
問題1(2)の解答
(○ ○ 6,× ○ 3,× × 0)
(○ ○ 6,× △ 1,× △ 1)
(○ △ 4,× ○ 3,△ × 1)
(○ △ 4,× △ 1,△ △ 2)
(○ × 3,× ○ 3,○ × 3)
(△ ○ 4,△ ○ 4,× × 0)
(△ △ 2,△ △ 2,△ △ 2)  の7通り.順位表が順位通りでなくてすみません.
問題2(2)の解答 実際の形は紙面の都合上割愛しますが、同じようにして、40通り
実は、太郎さんは、この答を見つけてきれていませんでした。ありがたいです。改めて「浜田」さんに感謝します。時期を見て、この答は更新しますので、お許しください。読者の皆さんも、お考えください。

N021:過去の「私の1日No21」9月18日〜9月30日のはここをクリック下さい。

N020:過去の「私の1日No20」9月1日〜9月17日のはここをクリック下さい。

N019:過去の「私の1日No19」8月13日〜8月31日のはここをクリック下さい。

N018:過去の「私の1日No18」7月24日〜8月12日のはここをクリック下さい。

N017:過去の「私の1日No17」7月7日〜7月23日のはここをクリック下さい。

N016:過去の「私の1日No16」6月14日〜7月6日のはここをクリック下さい。

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N010:過去の「私の1日No10」2月6日〜2月21日のはここをクリック下さい。

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N06:過去の「私の1日No6」11月20日〜12月5日のはここをクリック下さい。

N05:過去の「私の1日No5」10月31日〜11月19日のはここをクリック下さい。

N04:過去の「私の1日No4」10月1日〜10月30日のはここをクリック下さい。

N03:過去の「私の1日No3」8月31日〜9月30日のはここをクリック下さい。

N02:過去の「私の1日No2」8月5日〜8月30日のはここをクリック下さい。

N01:過去の「私の1日No1」平成11年7月7日〜8月1日のはここをクリック下さい。

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